萩から夕方到着した父親と久しぶりに飲んだ。 父73歳。もうすっかり飲めなくなったと、シャンパンと赤ワインを5杯ほど飲み切った。 父親に一番感謝していることは、卒業してアメリカに行きたいという僕に一言の反対もしなかったこと。オレも自分の進路を自分で決めて、好きに生きてきたからと。 あれから26年。お金も英語も土地勘も社会経験も、な~んにもない僕にチャンスを与えてくれたアメリカ。それも敗者復活戦みたいのばっか。でも僕が諦めない限り、向こうからは絶対に見捨てない。 だから日本だけじゃなく、僕はアメリカにも恩返しをしたい。 君が代を聴くと胸が熱くなるけど、この曲を聴くと何だってやれそうな気持ちになれる […]
週末。ここしばらくの雨で自転車は今日も休業。 こういう日は、反省すべき日常の棚卸しをして、心を整える。 マーケティング、メディア、教育、3つの事業から成るライトハウス。24年目。育ち盛り。 できること、やりたいこと、好きなこと、 たくさんあるけど、「それ」って自分(自社)しかできないことか、自分(自社)がやるべきことか。社会にホントに必要か。 やらないことを決める。諦めることを決める。 時間もマンパワーも有限な中で、事業の意義と目的を明確にして、徹底的圧倒的に強みを発揮できる「次」の領域を見極めなくては。 ここしばらく緊急度の高いシゴトに翻弄され気味。 もっと20年先、50年先のライトハウスや […]
月曜日の全社朝会。 ダイソーのグランドオープニングの初日来場者数4000人超を大きな拍手で祝った。 このオープニングを、米系、中国系、韓国系、フィリピン系、日系、5カ国5言語のテレビ、ラジオ、新聞、マガジンが紹介し、メンバーはモールでスーパーで駐車場でフライヤーを配り、周辺の戸建ての家にはドアノブにフライヤーを掛けた。あらゆる手を尽くした。 ダイソーは大型小売店であると同時に、多種多様な日本の製造メーカーのショーケースであり、選抜チームだ。 絶対に成功しなくてはならない。ビジネスを超えた想いで取り組んでいる。 スタートの歓喜に酔うのはこの瞬間まで。 思うに、「価値」と「人」をつなぐ僕らマーケテ […]
日曜日の午後。今日は朝からライトハウスグループの教育事業ライトハウス・キャリアエンカレッジの広報映像の撮影の立ち合い。 研修に参加中の学生の気づきや、僕らのメンバーの想いを映像に引き出す。 「夢や目標ができた」「妥協を止めた」「常識が吹き飛んだ」「日本に誇りを持てた」「堂々と生きたいと思った」「自分の武器を磨かないと勝負できない」「英語が通じなくて猛烈に悔しかった」「就職はゴールじゃないんだ」「まず行動、今行動」・・・ 彼らは研修を通してスポンジのように吸収した。中には感極まって涙する学生も。作った言葉じゃないから伝わるんだと思う。 「今どきの学生」立派に熱い。打てば響くし、磨けば光る。 僕ら […]
日付が変わった。もう金曜日だ。 週日なのに、仲間と弊社編集長夫妻とワインを数本空けた夜。 みんなの帰宅後、サンディエゴ支局のセールスレポートのパスワードに一瞬指が止まる。 何だっけ?飲み過ぎたかな。。。 ふと思う。 近しい仲間はいつだって会うと笑って乾杯するけど、実はその瞬間を切り取ると、互いに八方塞がりだったり、すごく信頼を置く人に裏切られてたり、自信を打ち砕かれてたり、自分と関係のないところで足をすくわれてたりする。 それって実は当たり前なんだと思う。 相田さんなら「人間だもの」と答えるだろう。 時々泣きたいかと問われたらふつうそうだ。真剣だもん人生。 でもシアワセかと問われたら「最高だ」 […]
毎週の朝の勉強会。今日から新しいテキストになった。 様々な分野で活躍する「プロ」のインタビュー集の中から3名をピックアップ。 事前に全員が“予習”して、5分間で指名されたスタッフが発表。それに対してみんなが意見を述べる。 今日はサンディエゴのデザイナーの伊藤さんの発表はとくに素晴らしかった。心に響いた。 僕は(できるだけ)意見を挟まない。僕自身も学ぶひとりとして耳を傾ける。 「仕事は社会やお客様のためなんだと思った」 「誰かが助かるとか、喜ぶを追いかけたい」 「情熱を持つ人には情熱を持つ人が、善意には善意が、価値観には同じ価値観が、引き寄せ合うんだと思う」 「一線で活躍する人に共通するのは、言 […]
今日から二人の新入社員が加わった。アメリカ生まれ。 今月入ったサンディエゴの新人もそうだけど、経験だけでなく、前向きでガッツがありそうだ。 (だから選んでるんだけど) もうすぐ40人。1年あまりで倍近い所帯になった。 人数もそうだけど役者(幹部)が揃ってきてる。隕石みたいに怪物が集まる。 それに伴って、元々資質の高いメンバーたちがメキメキ伸びる。(心は晴れ時々激怒) 3年前に入手したこのビルもあと1,2年で手狭になるだろう。 中学3年生の夏、交差点から四国電力の大きなビルディングを見上げて、いつかこのくらいのビルの会社になってやると宣言した。けど、隣の自転車のクラスメイトは聞き流した。 当たり […]
日付が変わって土曜日の午前2時。 金曜日は雷を落としてばかりだった。 伸びるべきヤツが伸びないと100億倍怒る。怒ると涙もついてくる。 オマエには最速で一人前になって、次のオマエを育てる義務があるんだよと。 「自分のこと、わかってくれない上司」 そういう自分を一晩で超えい、時間は有限なんだ。 仕事に魂を込めろ、人生を費やせ、砂時計のようにこぼれ落ちる尊く限られた人生なんだから。 お前の人生はお前の自己満足のためじゃない、お前の才能度量運気すべては、すっかり一生掛けて、誰かを助けるためのもんでバトンリレーみたいなもんだから。 才能は決して私物じゃない。 すべての(ツライ、クヤシイ、有り得ない)事 […]
母親から長電話。 若い頃は常に全国でトップ1%に入るバリバリのセールスレディ。 慕ってくる人はとことん面倒を見る。 一方で、怒るとテーブルをひっくり返すくらい気性が激しく、四国で一番ワガママで、子育てもするけど燃えるような恋もたくさんして、強い酒を好んだ。 僕が知っていることは知らないようだけど、株ではいっぱい損をした。 結婚は2回して2回解散した。 2度目の旦那はできた人で、自分で耕した野菜を今でもせっせと運んでくれるのに、働かない男に魅力はないとつれない。 60歳を過ぎてからは、不登校の子どものカウンセラーをしながら、学校に通って心理士になった。 どんな不登校の子どもも心を開いて学校に通う […]
今、僕がルパンのような大仕事をしても証拠が残らないだろう。 自転車のパンク修理をしていて、瞬間接着剤で親指と中指がくっついて離れなくなり、それを無理矢理離したら指紋が無くなったのだ。何を触れても証拠残らず。 オチもついていて、パンクした箇所をふさいだ後、空気を力任せに入れてたら、チューブが破裂してしまった。 パンクと言えば、同じパンクでも車のパンク。 86年の渡米当時、僕はF1のチームに雇ってもらえそうなくらいパンクの交換が速かった。 最初に買った車が1000ドルのフォードで、2代目は500ドルのトヨタ。 車もボロボロだけど、タイヤも負けないくらいボロボロでしょっちゅうパンクしてた。 パンクし […]