リマインド
- 2009.04.12
- 日記

4月11日、土曜日。
ゴルフのマスターズは3日目を終了。
ほんの1ヶ月前にライトハウスの20周年イベントのために、ロサンゼルスに訪れてくれた片山晋呉さんが、首位と6打差の6位につけている。
明日の最終日、どこまで上位に食い込めるか楽しみだ。
日本での永久シードも獲得して、「次の目標を見つけることが今年の目標」と言っていたのが思い出された。
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昨晩はロングビーチ空港に、修学旅行から帰ってきた息子を迎えに行って、今朝は日本への里帰りから帰ってくるカミサンと娘をロサンゼルス国際空港に迎えに行った。また、賑やかで、瞬く間に部屋が汚くなる我が家に戻った。
娘は日本にいる時に、中京大学の梅村副理事長と片岡本部長の計らいで、同大学のスケートリンクを毎日のように使わせていただいた。
おかげで浅田真央ちゃんや安藤美姫ちゃん、オリンピック候補のみんなにずいぶん優しくしてもらえたようで大喜びで帰ってきた。
息子の方もワシントンDCとニューヨークがよほど楽しかったと見えて、200枚近いデジカメの写真を1枚ずつ解説してくれた。30枚目くらいの時に、あんまり眠いので、あと何枚あるのか画面の隅っこの表示を見たら30/196とあって意識が遠くなった。
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今週は不思議な、そしてありがたい週で、10年以上ぶりに友人知人の声を聴くことができた。
ひとりはSさん。
同い年の経営者で、昔は同世代の交流会でよく酒を飲んだ仲だけど、お互いに忙しくていつの間にか疎遠になっていた。
その間、風の便りで事業を一部撤退したり、離婚してシングルファーザーになったと聞いていたけど、さして落ち込んだ様子もなく、子育てと彼女との交際を両立しながら、仕事は優秀な幹部に任せきりで呑気な人生を送っていた。
生き方も考え方もボクとまったく対極なんだけど、いっしょに酒を飲んで居心地が悪くない。
Sさんは別れ際、「こんなこと言うのヘンだけど、カラダに気をつけてね。アナタはこれからやらなくちゃならんことがあるから。健康にだけは気をつけて」と念を押された。オメエは爺さんかと思ったけど、ガッツポーズで返した。
もうひとりのGさんは18年ぶりに電話で話ができた。
広告掲載が15年にもなる会社の経営者から「時間があったらお電話を」というメッセージ。恥ずかしながら、担当者任せで一度もごあいさつをしたことがなかった。
「私が誰かわかりますか?」受話器の向こうの声。
会ったことないからわかるわけはなく、困惑するボク。
「90年当時、ダルマプラザのFで店員をしていたGです。覚えてないでしょうね」
「あっ、カラダのでっかいGさんですか!」
脳裏にガタイの良い20代半ばのGさんのごつい笑顔が甦る。
Gさんは同店を退職した後、自分で会社を起こして、まだ無名に近かったライトハウスの頃からずっと広告を掲載してくれていたのだ。
言ってくれたら良かったのに。
「ずっと活躍の様子を見ていましたよ。本当によく頑張って成功しましたね」
とんでもない。ボクはとても恵まれているけど、成功なんてしていない。これから山を登らなくちゃならないのに、微塵でもうまくいったと慢心した途端、転げ落ちそうでおっかない。
ただ、遠くからずっと応援してくれていたGさんの思いやりがうれしかった。こういう人たちにライトハウスは支えられていると改めて思う。
久しぶりの電話に、この20年近くを持ち寄った。
楽しい話も多かったけど、何人か亡くなった方たちの存在も知り、20年が短くないのを感じた。
うまくいかないとか、損をしたとか、誰かに裏切られたとか、まわりや過去に引きずられていつまでも人生を浪費する人が多いけど、今この瞬間に自分が存在することの感謝を忘れてはならないと思う。
少し年上のGさんも受話器を置く前に「生きていること、それだけでもありがたいと感じるようになりました。コミヤマさん、忙しいと思うけどくれぐれも身体は大切にしてくださいね」と健康を気づかってくれた。
懐かしい人たちが登場して、大切なことをリマインドしてくれた週だった。
そしてインスタントラーメンばっかり食った週だった。