カテゴリー:日記

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オレンジの照明

  • 2009.05.24

5月14日(木曜日) ハワイ4日目。 日中はハワイの日系社会の様子を勉強するために、アロハストリートの社長の上野さんの案内で、ニジヤマーケット、マルカイ(2店舗)、ドンキーホーテなどを視察して回る。食材はロサンゼルスに比べていくぶん高いものの10年前、20年前に比べると格段に手頃になっている。牛乳がちょっと高め。いいんだけど。 客層は、平日の日中ということもあるけど、高齢の日系人が多かった。 夕方からは、アロハストリート主催イベントで、ビジネスサークルのみなさんに、南カリフォルニアの日系市場についてレクチャーをさせていただく。   ハワイの慣習で、レイ(花でつくったネックレス)をして […]

10倍にアップグレード完了

  • 2009.05.22

5月13日(水曜日) この日は午前中、アロハストリートの営業のみなさんに、牛角のお弁当をいただきながら情報交換会&レクチャーをさせてもらう。 午後からはいったんホテルに戻って、日本とのスカイプ会議。 夕方からは今回のハイライトでもある稲盛和夫さんを囲んで、ハワイの盛和塾準備委員会のみなさんとの懇親会。 ここでもハワイだけでなく全米の経営者と深い話をすることができた。 とりわけ、ロサンゼルスから参加しているM社長の話は参考になった。 「盛和塾に入る前、雇う側と雇われる側の対立の経営をしている時は訴訟やトラブルの毎日だった。盛和塾に入って気づいたのが、金儲けは手段であって、目的ではないこと。目的は […]

ハワイでの市民フォーラム

  • 2009.05.22

前回、ブログを更新したのが5月10日。 それからの10日間は楽しく激しくドラマチックな日々だった。 ちょっと今回は日記風に更新してみたい。 5月11日(月) 朝8時53分のユナイテッド航空でホノルルに飛ぶ。 あいかわらず、気合いの入った荷物チェックで、ウカツにもでっかい歯磨き粉を取りあげられてしまった。「この場で、1/3まで捨てるから、見逃してくだされ」と懇願したが、恰幅の良い黒人のオバちゃんは「もう一回列(なら)びたかったらね」と却下。以前、土産に買った高い焼酎を取りあげられたにもかかわらず、またやってしまった。しかし空港や移民局、DMVあたりの職員は、横柄で威張れるように研修でも受けている […]

ワールドメディア・アライアンス

  • 2009.05.10

息子を日本語学校(西大和学園補習校)に送り出し、ひとりプールサイドでノートブックと向き合う静かな週末の朝。 しばらく来客が続いて自転車をサボっていたから、今朝の坂道はカラダがしっかり重かった。来月の息子の学校の運動会(父兄対抗リレー)でしっかり足が上がるように、鍛え直さなくては! さて。今週はロサンゼルスのライトハウス社屋を会場に、第2回目の「ワールドメディアアライアンス」が実施された。 この「ワールドメディアアライアンス」は、ボクが音頭をとらせてもらって集まった世界13都市の日本語情報誌の経営者5人の“同志の会”で、「情報を通して各地の日系社会の活性化拡大」と「日本か […]

今できること、今すべきこと

  • 2009.05.01

新聞の一面から「新型インフル感染拡大」の文字が威圧的に飛び込んでくる。 不況に追い討ちをかけるように、豚ウィルスの波状攻撃が、大海に浮かぶ木の葉のような日系社会の経済を直撃しつつある。半年一年の覚悟は必要だろう。 アメリカでの教育研修をもうひとつの生業とするライトハウスでも、わずかこの数日で、直近の日本からの研修が、立て続けに延期やキャンセルになった。事業部の売上がゼロになるかもしれない。 10年近く、地道にコツコツ信用と改善を積み上げて、ようやく事業として上昇気流に乗りはじめた矢先、砂でこしらえた城を波がさらうように、有無を言わせずさらっていく。 報告を受けた時、珍しく動悸が激しくなった。 […]

ティラの人生

  • 2009.05.01

我が家の飼い猫の名前は「ティラ」と言う。 13年前、家族がみんな日本に里帰りしている時に、ひとりペットショップに訪れたボク。当時は、犬が飼いたくって、通り沿いにペットショップの看板を見つけては覗いていたのですね。 意に反して、「飼い主求む」の張り紙の奥の窮屈なケージには兄弟なのか、何匹もの子猫が戯れているのにすっかり心が奪われた。「こりゃ、たまらん」 その中で、目に飛び込んできたのが、やせっぽちで瞳の大きな子猫ティラだった。 ティラという名前は、幼稚園の娘が「立派に強く、ティラノザウルスのように育ってほしい」という思いを込めて名付けた。 あんなに可愛かった子猫は、よく食べるとみんなが喜ぶのに気 […]

ペチャンコの絵の具

  • 2009.04.27

土曜日の午後。 キッチンで息子の宿題を見ている。 外はぽかぽかといい天気。   自己採点が甘めのボクだけど、充実した一週間だった。 今週は毎日のように1時間刻みのアポイントで、そのすべてが真剣勝負だった。 ボクが営業同行するからには、絶対に成果をあげなければならない。 それは、新規受注や取引額の拡大ということだけでなく、本来1番大切なお客さんの商売繁盛にむけてのアドバイスという観点においても。 もちろん、今年主眼に置くメンバー教育という点においても。 ボクは20年もこの仕事をやっているのに、慣れることがない。 「自分」や「成果」に求めるものが高くなるほどに、同じ視界の中にも学びや気づ […]

「シゴト」の話

  • 2009.04.21

もうひとつ、週末に大切な出来事。 息子が通う西大和学園カリフォルニア校の補習校の中学生を対象に、夏までの間、月に1回「キャリア教育」の機会をいただいた。 土曜日はその第1回。 「キャリア教育」というと小難しいけど、要するに「シゴト」の話だ。 ボクは、すべての後輩たち(世代も人種も超えて)の「職業」と「生活する国(地域)」、すなわち「人生」の選択肢を広げることを使命だと思っている。 職業を限られた選択肢から選んでほしくない。この世にあるできる限りたくさんの仕事について学んだうえで、自分の進路を決めてほしいと願っている。 たくさんの選択の中から決めたことなら簡単には折れない。挫けない。 それに加え […]

ビリーとオーケストラ

  • 2009.04.21

週末は二日続けてカミサンとコンサートに行った。 土曜日はビリージョエル。 結婚20周年祝いにメンバーからもらったチケットで、息子のサンノゼの剣道大会にも同行せず、大好きなビリーのコンサートを行けるのを心待ちにしてきたのだ。 コンサートの前の日。 「チケットなくしてないよね」とカミサン。 当たり前だよと、財布にしまっておいたチケットをカミサンに渡す。 「ところで会場どこ?」 「ノリスシアター(うちの近所)って書いてあるよ」 「そりゃ便利でありがたいなあ。だけど、ビリーがうちの近所に来るかよ。300人ちょいしか入らんだろう」 「あれ!よく見たら、“ビリージョエルを讃える”み […]

息子

  • 2009.04.21

うれしく、楽しいことの多い盛りだくさんの週末だった。 ひとつは、息子の玄(はるか)が、サンノゼで開催された剣道大会の個人戦(14−17歳の部門)で優勝したこと。 息子は、昨夏の全米選手権大会のために南カリフォルニア代表チームに選んでももらった後、今ひとつ調子が上がらず、トーナメントでも入賞の手前のところで敗退を繰り返していた。傍目で見ても、キレや粘りがなくなっていくのを感じた。 その一方で、サッカーやジャズバンドに傾倒していく息子を眺めながら、ボクは少し複雑な気持ちでいた。 「やらされてやるものは上達しないし、シアワセにならない。だから強要はしない」 つい先日、ゴルファーの片山晋呉 […]

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