ようやく大学院が春休みに入り、出社前の自転車を再開。 5時に起きてデスクに向かい、6時からパロスバーデスの山頂と麓を往復する朝のリズムが復活した。想像以上に身体は鈍っていたけど、汗だくの立ち漕ぎで山を登り切った後の清々しいこと。新しい一日とすごく前向きに向き合える。 この10ヶ月間、週40時間の勉強時間を確保するために、日常のリズムからたくさんのことを止めたり最低限に抑えた。そのひとつが自転車で、毎朝のように夜明け前から山を走っていた時間は、書斎でエアキャンパスに向かって「学生」になった。 そのおかげで、日々の学びは着実に経営の血肉になった。また自分自身も、日々の経営にどう活かすかという視点を […]
人生で良いことばかりなんてまったく期待してないけど、うまくいかないことが永遠に続かないことも半世紀近く生きてきたから何となく感じている。半分ずつ良いことと良くないことがあって、身近な人たちが今日も無事に過ごすことができたら100点満点の一日だと思う。無事ってすごく有り難い。 1月30日の今日、大学院の1年次の最後の試験を提出して、シャンパンでカミさんと遅い時間に乾杯をしていたら、日本の母親から電話が掛かってきた。番号が表示される受話器をカミさんが明るい表情で僕に手渡す。 たいてい母親は不満のやり場に困って電話をしてくるのだけど、今日は機嫌が良かった。何時も気の向いた方面に夢中になって、まわりが […]
1月23日の朝。昨日でシアトル出張は無事完了。週末は居残りシアトル観光。 僕にとっては、来年で30年になるLAが一番のホームタウンだけど、シアトルに来ると不思議と懐かしいような「帰ってきた」気分になる。 シアトルでの3日間は、終日メンバーの同行で取引先や地元の重鎮との面談。来る度に懐かしい顔が増え、温かく迎えていただける。 大村総領事からは、フリーペーパー大賞の受賞を労っていただけた。また昨年僕が書いたアムトラックの西海岸縦断紀行の詳細まで覚えていてくれていた。日系社会の課題や変化についても真摯に耳を傾けてくれて、改めて情報誌の役割は、海外在住者の幅広い課題解決だと感じた。 進出企業や地元日系 […]
1月3日の早朝、帰省してた息子がオレゴンに帰っていった。 結局、帰省している間は、朝から晩(というより昼から朝?)まで遊んでばかり。公共施設のようにいろんな若者が出入りしていた。 二人だけで過ごしたと言えば、元旦に息子の母校オレゴン大学のローズボールの試合をソファーに転がって観戦したくらいか。 それでも家を出て少しは半人前になってきたようだ。 バイトで少し稼げるようになったせいか、お年玉も小遣いも受け取ろうとしない。 「パパ、大学に行かせてくれていつもありがとうね」とコソバユイことをよく口にする。 子どもたちには昔から元気でいてくれること以外、なるべく望まないようにしている。それ以上望むことは […]
12月28日の朝5時半。49歳の誕生日から2日目。 昨日、2泊3日のラスベガス旅行から帰ってきました。 オレゴンから息子も帰省して久しぶりに家族が揃い、よく笑いよく充電できました。 エンターテイメントはやはり最高。久しぶりのカジノも、お小遣いをもらうでもなく、出血するでもなく、トントンで着地。テーブルゲームのドキドキ感を満喫しました。 家族やラスベガスの友人からカードをもらいました。 娘からは「仕事や勉強、パパがこんなにがんばってるんだから、私も絶対がんばらなくちゃと思う」、 息子からは「これまでもこれからもずっとボクのヒーローだよ」そんなメッセージが、労いの言葉とともに綴られていました。 た […]
日本フリーペーパー大賞2014にて「海外媒体部門 最優秀賞」「読者投票部門 第1位」を受賞しました! ・・・・・・・・・・・・・ 12月6日、上野の国立科学博物館で開催された「日本フリーペーパー大賞2013」の授賞式。北は北海道、南は沖縄、遠くはフランスから、メディアの経営者や編集者が会場を埋めました。 さて、我らがライトハウス、、、 海外媒体部門で最優秀賞! そして期待の読者投票部門は、国内外の238メディア中堂々の1位を獲得することができました! 投票には、地元ロサンゼルスはもちろん、国境を越えて世界中から応援していただきました。こんな恵まれたメディアはありません。 みんなでいただけた賞で […]
雨の水曜日。今朝の勉強会のテーマは、先週に続いて「謙虚とは」。 部署ごとに分かれて、自分たちの部署に置いて考えた時、どういう行動なのか話し合った。 よく「自分の意見をしっかり伝えなくてはならないアメリカ社会では、謙虚と積極性を使い分けなくてはダメだ」とか、消極性や控え目とゴッチャになって使われたりする。 謙虚とは、消極的という意味ではなく、自信の反対でもない。 また、卑屈とか、おもねることでもない。 自分の言葉でいうと、傲慢や驕りの反対だ。 言葉を換えるなら、 人間の可能性は無限であると同時に、 人間には、コントロールできることとできないことがあることを知るということ、だ。 だから、だけど、一 […]
ボクがその昔営業の現場でバリバリやってた頃、「この人の商売にかかわらせてほしい」「この人の商売を繁盛させたい」そんな思いで商談にのぞんだ。 だから、主語はライトハウス(自社)ではなく、主語は常に相手の商売で語った。 相手の商売の繁盛の組み立てを考えていけば、おのずとライトハウスの役どころも生まれる、そういう思考が成果に結びついていたと思ってたのだけど、それだけではないようだ。 「ピグマリオン効果」 今学ばせてもらっているBBTで頻繁に出る言葉なのだけど、「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」のだそうだ。 「私に任せてください。きっと繁盛させます」 そんな思いがお客さんにも伝搬して、任せ […]
この週末から冬時間。 時計の針を1時間戻すので1時間トクした気分になれる。 昨年は冬時間をまたいで日本出張だったからややソンした気分になったのを思い出した。 その恩恵を活かして、今朝は4時から勉強している。 MBAに進んで半年を過ぎたけど、日々学んだことが経営や営業に直結するから楽しくって仕方ない。元々ゲームもしないし、ドラマも見ないけど、そんな架空の物語や勝負ではなく、命を賭けた経営というゲーム、人生というドラマに比べたら、それより面白いものなんて何があるだろう。 運と勘と経験を頼りに生きてきたようなこれまでだけど、この時期このタイミングで学ぶことは必然なのだと思う。学ばなかったらヤバかった […]
ライトハウスはあと2ヶ月ほどで創刊26年。 ロサンゼルスの大先輩メディア羅府新報は創刊1903年。111年の歴史を持つ。 ライトハウスはまだまだ洟垂れである。 http://www.rafu.com/ その羅府新報の随筆欄「磁針」に掲載された、日系社会の大先輩半田さんのエッセイがとても面白かったので共有します。 (羅府新報 磁針 10/16/14) ================ 題:「正露丸」 10月15日の日本の報道で、 大阪で胃腸薬「セイロガン糖 衣A」を製造する大幸薬品が 商品名や包装が似た「正露丸 糖衣S」を販売する富山の会 社を相手に包装の使用差し止 めを求め訴訟していたが、最 […]