カテゴリー:日記

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母親の話

  • 2008.08.16

若い頃は、いや歳を取っても、酒を飲んでは暴れるし、機嫌良いと、自分が大切にしてるものをポンポンあげて翌朝アタマを抱えていたり、また、ボクが県外の学校に進学したら、長距離電話のその先で「うっ、苦しい・・・ガチャ、ツーツーツー」ウソで倒れる振りをして心配させたり、本当に破天荒な母親だった。 エピソードは尽きない。 ある時は友だちをみんな呼べ、ご馳走するからと、大きなテーブルから落ちるくらい料理をこしらえてくれたけど、仲間たちから母親へのリスペクトが足りないと、10分くらいで「みんな、いつ帰るの」と強烈に不機嫌になった。 ボクは母親のおかげで、グレるタイミングを完全に逸してしまった。 そしてボクは大 […]

燃える言葉

  • 2008.08.15

今日は8時半には会社を後にして真っすぐ帰宅。 夕食後は、娘の手作りのフレッシュな苺で作ったストロベリーアイスクリームに舌鼓。 一日脳味噌をたっぷり使った夜、甘いものが美味いんだなあ。しばしダイエットは忘れておく。 一息ついて、息子の日本語学校の国語の宿題につき合う。 ボクは昔自分で学習塾をやっていたから教えるのは得意だしけっこう楽しい。 それにしても、アメリカ生まれの息子に、日本の同学年の子どもたちがやっているテキストはかなり荷が重い。むしろ、日本語の進度に合わせたクラスがあったら良いんだけどなあ。ゼイタクか。 はてさて。 今朝は、この夏から初めてインターンシッププログラムで、学生を預けてくれ […]

レモンの木

  • 2008.08.14

今朝は目覚まし時計無しで4時過ぎにスッキリと目が覚めた。 長年構想を練ってきた世界の日本語メディアを結ぶ「世界メディアアライアンス(仮称 世界日本語メディア協会)をいよいよ今年11月1日に発足させる。 メンバーも北米、南米、ハワイ、中国、東南アジアの地域の1番メディアが顔を揃える。 会の目的は、 ・同じメディアの経営者同士が、お互いの成功事例や失敗事例を学び、また悩みを相談できる関係を育み、各地域でのいっそうの経営の強化を図る(しっかり稼げる会社になる) ・同時に、メディア間のモラルの向上、ひいては業界のスタッフやその家族が誇りを持てる業界、物心ともに幸せになれる業界を創造する ・コンテンツの […]

明日の先の設計図

  • 2008.08.14

午後11時。や〜っと今日の仕事が一段落。 そうでなくても才能はイマイチで情熱だけの経営者だから「誰にも負けない努力」をせねばと仕事に打ち込んでいるのだけど、ライトハウスもLCEもさらに上をいく頑張りのメンバーや幹部がザクザクいる。本当に頭が下がるくらい。 うまくいくことがあったと思えば、こっちで失敗、あっちで玉砕の毎日だけど、毎晩毎朝このメンバーといっしょに仕事ができてありがとうと手を合わせている。 旅行も自転車もゴルフも楽しいけど、好きな仲間、かわいいメンバーと一進一退で夢を追いかける毎日が、ボクにとっては一番楽しくてシアワセを実感できる。 ボクらの仕事は、お客さんである読者にしても、広告主 […]

ワイン三昧

  • 2008.08.13

美味しいカリフォルニアワインをバーカウンターいっぱいに並べて、片っ端から飲み比べたりしたらさぞやシアワセであろうな。 そんな幸運、あるのですね。 日経新聞社の企画で、世界に冠たるカリフォルニアワイン(白)のナンバーワンを決める審査員に選んでもらった。 食の専門家やワインソムリエが居並ぶ豪華審査員に「なんでボク?」という話もある。それは一番本人が痛感している。 そこへ営業の瀬尾くんが「何で社長が選ばれたんですか?」と素朴で失礼な質問をぶつけてくる。 「酒、強いから」は関係ない。きっと酒を愛する気持ちが幸運を引き寄せたのだろう。 選考までのプロセスは、まず日経のスタッフの方たちが入念なリサーチのも […]

平凡な風景の中に

  • 2008.08.12

朝会社に行く時に、ホーソン通りを南から北に向かう真っすぐの道路を走っていたら、メキシカンのおじさんが沿道の芝生の種を蒔いていた。 何気なく“緑の多い町で暮らしている”と思って生活しているけど、それは自分で作ったものでもなければ、自分が買ったものでもない。 ふだん見落としがちだけど、沿道の芝生も、季節の花も、街路樹も、手を汚して汗を流して、種蒔きをしてくれるヒトたちがいて、さらにさらに、その向こうに種を集めたり運んだりしてくれるヒトがいて、ボクたちの生活空間に潤いをもたらしてくれている。 そう思って注意してみると、ふだん意識もしない風景の中に、信号があり、標識があり、斜線 […]

寿司カウンターで

  • 2008.07.27

日本出張から帰って二日目。 昨日は12時間も熟睡して、朝8時にスッキリ目覚めたので、早くも時差ボケ解消かと思ったら甘かった。 午前3時にパッチリと目が覚めた。 再び寝ようと試みても眠れそうにない。 観念して、書斎で今回お会いした方たちにメールでお礼状を書きはじめた。 本当は葉書の方が良いのだけどね。   はてさて。 子どもたちが泊り込みのサマーキャンプに行っているので我が家は家内と二人きり。 昨日は久しぶりに静かな土曜日を過ごした。 午前中は出張のレポートをまとめて、お昼はタイのナンバーワン情報誌「ワイズ」の社長西岡さんと数年ぶりに再会。 今まさに世界中の日本語情報誌をネットワーク化 […]

本番スタート

  • 2008.07.26

ロサンゼルスまであと一時間くらい。 帰りの機中で書いている。 関空を発つ前に、書店で簿記・経理や決算書の読み方の本をドッサリ買った。 ボクは会社経営を20年もやっているのにそっちの知識がサッパリでこれまで会計士に任せっきり。 売上やコストはけっこう細かく把握しているけど、経営がだんだんと高度で複雑になっていく中で、決算書や損益計算書をしっかり読めるようにして、会社の経営分析をしっかりできるようにせねばならないと反省し、今さらながら勉強を始めることにした。今回は本を買って安心しないと決めている。 必ず、きっと、たぶん、できるだけ、なるべく、できるなら。 ウソです、マジメにやります。   […]

もうひと頑張り!

  • 2008.07.25

木曜日朝6時。新大阪から東京に向かってまもなく動き出すひかり号から。 今朝は5時にセットした目覚ましが鳴る前に、スッキリと目が覚めた。 眠りを深くするために飲んでおいた睡眠補助薬が効いたみたいだ。 けっきょくホテルには6時間くらいしかいなかった。 昨晩、割り込みオトナのことを書いたけど、笑えてしまうのは、今日も大阪駅に向かう電車を待っていたら、ボクの後ろに人が並んでいるのを気にせずに、乗り口の前の狭いスペースにスーッと大男が平気な顔をして割り込んできた。オマケに電車が来た瞬間、いいオトナのネクタイがフワッと乱入。なんでもあり。 こういう人たちに腹を立てるのももったいない。 明後日の帰国まで、残 […]

関西の夜

  • 2008.07.23

午後11時、充実感とほどよい疲れに包まれて大阪のホテルに帰ってきた。 今日は芦屋の近所の立派な料亭で、大学の理事長にたいへんなおもてなしをいただいたのだけど、出張がいよいよ第3コーナをまわったので、ビールちびちび作戦で酒は控えた。 ホテルのチェックインカウンターの直前、高速で追い越す若者に割り込まれる。注意しようかと考える間のなく、並んでいるところを今度は年配のネクタイに割り込まれる。 「おまえ、なに割り込んでる!」 と、喉まできたけど、カウンターのおにいさんが申し訳なさそうにボクを見たので言葉を呑込む。 外国のことをとやかく言うけど、残念ながら日本には不道徳で思いやりのない人も多い。 はてさ […]

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