借金取りに耐えて
- 2009.08.12
- 日記

あちこちに借金をするものではない。
取り立てがこんなに辛いものだとは思っても見なかった。
どうしたことか、ここしばらくは敵も意を決したように波状攻撃で携帯電話にかけてくる。
電子マネーの会社、病院、知らない会社、ヒスパニック系の知らないアンチャン。
今日なんか大事な会食中に一時間おきに掛かってきたけど、電話を取るわけにもいかない。落ち着いて話ができない。
そうそう、週末に家族で食事をしているところへかけてきた時には、今度かけてきたら承知しないぞと怒鳴りつけた。そのくらい執拗にかけてきたのだ。
いや、借金をしてるのはボクではない。
ボクがつい数ヶ月前に買ったi-Phoneの電話番号の以前の持ち主が、良からぬヤツだったようで、あちこちに借金やトラブルを抱えたまま電話を解約したか、踏み倒したのだろう。
その電話番号をテイクオーバーしたボクに方々からかかって来ている次第。
そんな番号せめて数年使うなよとも思うけど、おかげでなかなか得がたい体験をさせてもらっている。
人間がかけてくるのはまだ良い。事情を伝えることができるから。
「これこれこういう事情なんですよ」
「そうだったのですか。失礼しました。それはお気の毒なことで」
「いえいえ、おたくの方こそたいへんですね。回収のメドが立ちませんな」
「いやはやなんともせち辛い世の中になったもんです。もうあきませんわ」
「そうおっしゃらず、おたがいに元気出してやりましょう。どうです一杯」
といった心通わせる会話も生まれよう。世の中捨てたもんじゃないと思えるだろう。
最悪なのは自動音声のマシンだ。時に深夜おかまいナシ。
一方的にメッセージをべらべらしゃべり続ける。
ホント借金なんてするもんじゃないですね。ってボクじゃない。
アップルの仕業か、AT&Tの粗相かわからぬが、クールな宣伝を流す前に、頭をクールにしてそのへんも周到にやっていただきたい。株価より大切なモンがあるでしょ。
アメリカ生活23年。修行の場はいたるところにあるなあ。