コメディーショーを楽しみながら
- 2010.01.26
- 日記

昨晩は六本木のインターコンチネンタルホテルで、尊敬する留学業者「栄陽子留学研究所」の経営者、栄陽子さんと会食をした。
栄先生は留学業界のパイオニアで、多くの留学業者から留学する若者のうち、4年制大学以上の進学率が10%からせいぜい20%の中、親身で厳しい指導で、90%以上の若者を卒業に導いている。また、様々なパイプを駆使して貧しい学生のために奨学金を引っ張ってこれるのも強みだ。
栄先生の「留学とは、英語を勉強しにいくのではなく、英語で勉強しにいくためのもの」という信念にボクらも共感していて、3月にはシニアカウンセラーの方を送っていただき、ロサンゼルス在住の留学生を対象に講演をお願いしている。留学して何年も経つのにくすぶったままでなかなか離陸できない若者に、気合いとロードマップを提供できたらと期待している。
それはさておき。
以前にも連れてきていただいたこの店(桃李)の中華は絶品で、洗練された数々の料理に舌鼓を打ち、先生持ち込みのシャンパンをいただきながら、ボクらの会話は大いに弾んでいた。
と、向こうの方の席を陣取った10人くらいのネクタイ族がやたらヒートアップしてうるさい。
席の中心には、フォーブス誌の日本のお金持ちトップ3の常連のあの経営者が鎮座している。社長というワードがやたら聴こえるから、取り巻きはすべて役員連中だろう。まぁ、まわりに客がいるのに有り得ないぐらいの大声。何と行儀の悪いことよ。これが誰もが知る日本のトップ企業の経営陣かい。
ボクは行儀の悪いテーブルに注意をするのは慣れっこなので、いったん背筋を伸ばしてさぁどうやって伝えようかと思った矢先、
「おっちゃんらヤカマシイ!ええ加減静かにしぃ!」と栄先生がよく通る声で一喝。
ネクタイは会話を続けたが、瞬間でボリュームは10から3くらいになった。
それで良いのだ。できるじゃないか。
ボクたちはまた楽しい会話に戻っていった。
それでも気になって、時々、その一角に目をやると、キッチリその“社長”がボクを睨みつけた。
トホホ。ボクかよ。
ピースサインをするのも手を振るのも不自然なので、ボクも少しだけ目にチカラを込めて睨み返した。ナンボのもんじゃ焼なのだ。
彼らの方が先に席を立った時、専務風のオヤジがこっちに来るので、「いやはや、失礼しました」と詫びるのかと思ったら、そのままボクらのテーブルの横を通り過ぎて便所に向かい、戻ってくる時、視線が合わないように険しくボクらの方を睨んで去っていった。さすが取り巻き。コスイ!
美味しい中華に、コメディーショーがセットでついてきたようで得した気分の東京ナイトだった。