夜明けのスタバ
- 2010.04.29
- 日記

4月28日の水曜日。
朝5時半のスタバから。
日本出張から帰ってきて5日目。
例によってオレンジカウンティまで娘をスケートリンクに送って、近くのスタバでMacBookを開いてる。
まだ外は暗いこの時間、ボクの斜め前には自動車の整備工のユニフォームにパーカーを羽織った中年男性が熱心に水彩画を描いている。彫りの深い顔はメキシカンかな。
どんな絵を描いているのかのぞいたら、童話の絵本に出てきそうなやわらかい森と子どもの絵だった。
描き手のやさしさとか体温が伝わってくる絵で思わず「すごいね、キレイだね」と感嘆を声を漏らすと、彼は照れくさそうにはにかんだ。
ボクのとなりのテーブルでは学生らしき女の子が一心不乱に勉強している。徹夜かな。
人生の折り返し点を過ぎると、一生懸命とか夢を追いかけることの大切さ、尊さがわかってくる。残り時間をていねいに。家族や社員に恥ずかしくない生き様をしたいと思う。
日本に行って思った。
怒っている人、イライラしている人が多いこと。
政治に、経済に、社会に、世の中に。
そこらじゅうに理不尽なこと、おかしなことがまかり通っていて、怒りたくなるのもすごくわかる。勘弁してくれよと。何を信じていいのかわからなくなる。
だけど不平不満からは何も生まれないし、自分の人生は自分で切り開かなくちゃ始まらないのも確かだ。
批判や批評だけする人が60億人いても良い地球には絶対ならないけど、自分のパンを1/3でもちぎって分かち合える人、となりを歩く人の荷物をいっしょに担いであげる人、誰かに喜んでもらうためとか誰かのシアワセのために働く人、そんな人たちで地球がいっぱいになったら、みんなにとって絶対素晴らしい世の中になるはずだ。
例えボクらの時代に間に合わなくても。
世の中や国や会社はぶら下がるもんじゃなく、自らが創るものだ。
まず自分から。まずまわりから。
朝のスタバのコーヒーの香りとジャズに包まれて、昨日よりちょっとでもやさしい自分になりたいと思った。
夜が明ける頃、“絵描きさん”がボクのテーブルまで来て「今日も良い一日を」と笑顔で去っていった。