11月の寄り道
- 2011.11.05
- 日記

大阪の帝国ホテル前、信号を渡ったところに小さな焼鳥屋がある。
良い時間だけど、もう少し飲みたくってひとり寄り道。
この店は若い店員さんたちがみな礼儀正しくて気持ちが良い。
どうもマニュアルの笑顔や動きじゃなく、やさしい思いやりの空気が宿ってる感じ。先週寄り道した時もそうだった。
ついでに言うと、一人前で二人前ほどある鳥飯は300円ほどで、まず茶碗で食べて、仕上げに鶏のスープにワサビを添えて茶漬けでかき込む。これが美味い。2倍楽しめて2倍太ることができる。
20分ほどで勘定を頼むと、
「このあたりですか」
と店長らしき青年。
嵐とかいう若者グループの誰かに似た愛嬌のある風貌。
「いえ、ロサンゼルスから出張で来ているのです。次回はきっと1月か2月かな」
外国から来ていることを日本で告げるのは少しためらう。
青年が笑顔を浮かべる。
僕も笑顔を返して席を立つと、若いウェイトレスさんが「またいらしてください」と外まで見送ってくれた。
その少し後に嵐くんが「1月にまたいらしてください。お待ちしています」と大きな声でお辞儀した。
僕は鶏飯の入ったビニール袋を持つ手を高く挙げて返した。