冷たいプールに飛び込もう

  • 2013.12.14

土曜日の早朝。 たまたま側にいたので受話器を取ったら日本のお袋だった。 クリスマスプレゼントありがとうで始まったけど、明日受ける健康診断がいかに大変なことか、 (40年前から聞いてるけど)心臓に爆弾を抱えていて医者が心配していること、 (100万回くらい聞いた)私は長生きはできないと思うけど心配せぬようにという決まり文句、 別れたダンナ(親父ですなあ)がいかに横着であったかという思い出し怒り、 その後は長くて覚えていないけど、北朝鮮の批判に話が及んで、最後はスッキリした様子で電話を切った。 朝から宝くじを当てた気分。 毎年師走はそうだけど、20日あたりまで慌ただしい日が続く。 人事考課や次年度 […]

卒業生

  • 2013.12.03

12月3日。日付が変わったサンフランシスコのホテル。 弟分のような経営者夫妻と楽しい会食を終えて、ひとり部屋でメールの返信が一段落。 近頃、「卒業生」からのうれしい報告が続いた。 飲食未経験でフードトラックの経営に身を投じたSくん。 保健所の認可で、離陸にずいぶん苦労したが、創業2周年を無事に迎えることができ、初めての休暇は、尾道の両親をハワイに呼び寄せるのだと報告してくれた。 「以前会長宅に泊まらせていただいたときに、お父さんやゆうぞうさん(弟)と連れて南米旅行されている写真を見せてもらい、ボクも自分で商売を始めたらきっと家族を連れて旅行するぞという願いがようやく叶いました。」 生意気なこと […]

寄り道

  • 2013.11.26

11月25日の夜。 日本でのメンバーの結婚式と出張の帰り道、台湾に寄り道した。 1泊の短い滞在だったけど、市場を歩き、電車に迷い、屋台をはしごする楽しい冒険だった。 若い頃から心掛けていることだけど、出張に限らず、時間の許す限り、人に会い、足を伸ばすことにしている。 出張であれば、ほんの少し「その先」まで遠征して、その街を歩き、その街の人から話を聞く。 多くの都市では、その街で発行される日本語メディアを訪ねて、その街の様子や日系社会の現状を訊ねる。 何が流行っているのだろう、 どこの移民が幅を利かせているのだろう、 ライトハウスのメディアや教育のビジネスモデルが通用するだろうか、 先入観をでき […]

スモークパーソン

  • 2013.11.19

「スイマセン。あなた、、、さっきから彼が言っているのが聴こえないのですか。 どうしてやらないの? どうして動いてあげないのか私に聞かせてくれませんか?」 楽しい名古屋での会食の後。 先に勘定を済ませるためにレジで待っていたら、小意地の悪そうなバーテンダーが、若いウェイターのオーダーをわざと無視するのに遭遇した。 何度頼んでも動かないバーテンに、おろおろするウェイターの青年。 「(・・・むむむむむっ)」 大きなお世話だし、何様でもないし、おまけにアウェイだけど、割って入った。 顔を歪めてバーテンは意味不明の言い訳をしたけど、「ずっと見とったぞ」と睨んだら、しぶしぶ動いた。 絶対反省していない顔な […]

心地良い夜

  • 2013.11.17

日曜日の深夜の桜宮。灯りが落ちた大阪の夜景を、ホテルの窓からぼんやり眺める。 あーっという間の一週間だった。 ちょうど一週間前の日曜日の夜、僕は六本木にいた。 天井の高い個室で、日本有数の学園グルームの理事長夫妻と、外国人講師の採用や学校のM&Aの話をしていた。新しい挑戦ごとを次々任せてもらえるのがうれしい。 翌月曜日は、朝一番の新幹線で京都へ。 某大学の理事長と幹部に両手を広げてプレゼンして、 夕方には、静岡の熱き教授たちと、2015年導入の新プログラムのブレスト。 地酒をメニューの下の方から3つ飲み干したところで、10時6分の列車に飛び乗って帰京。 火曜日は、朝イチで広尾のインター […]

りんごのウサギ

  • 2013.11.16

ひかり号が静岡駅を通過。東京に向かってる。 今朝は、お袋が暮らす高松の実家を発ち、新大阪の駅構内の喫茶店で役員会。 2時間1本勝負で、2014年に向けた重要案件を決議し、再び新幹線に飛び乗った。 北へ北へ。今日から出張本番。 この後の東京を皮切りに、今週は、京都、磐田、東京、新潟、新発田、東京と駆け足で回る。 車窓に流れる風景を眺め、いろんなこと、すべてのことに、有り難いなあとゆっくり深く息を吸う。 来年は大暴れするぞ。。 空腹に気づき、新聞紙に包んだお袋の弁当を開くと、みかんとりんごのウサギとおしぼりが入っていた(赤面)。 ゆっくり周囲を見渡す。 ワシ来月48歳。永遠の息子。 (11月9日)

  • 2013.11.16

木曜から日本に来ている。 仁川経由で福岡に入って、レンタカーを飛ばして長門の施設に暮らす親父をピックアップ。墓参りをして、温泉宿に泊まった。 翌日は、「もうすっかり飲めなくなった」と嘆く親父の焼酎を6パック(1升)購入。 それから、90歳になる伯母も連れて温泉へ。露天風呂から紅葉を眺めた。 夕方一人で白壁造りの街を歩くと、萩高校の校庭から聞こえてくる運動部のかけ声やブラスバンドの演奏が夕暮れの空に溶けていった。 夜は従兄弟がさばいてくれた河豚で飲んだ。 伯母から、僕が生まれた時には他界していた宮大工の祖父の話、歌や演劇が達者だった伯父のことを初めて聴いた。 耳が遠い父親は、焼酎の湯割にデコポン […]

もうひとつのホームタウン

  • 2013.10.29

「お帰りなさいっ」 弾ける笑顔のシアトルメンバーに迎えられたのが昨日の朝(月曜日)。 それから、副社長のタケちゃんと、メンバー全員との個人面談、営業勉強会、編集制作勉強会、フィロソフィー勉強会、方針共有、コンパ、、、むちゃくちゃ濃密なスケジュールを過ごしている。 今日は前オーナーの紀子さんと会って、ランチをしながらアドバイスをもらった。 「もっと遠慮しないで、私のことを上手に使うのよ!」 こうして手が離れても、心を配ってもらえる有り難みを感じた。みんなに守られている。 シアトルのメンバーと事業が、前オーナーから引き継がれ、ライトハウスのグループに加わったのが今年の2月。 遡ると、ちょうど今から […]

有り難う

  • 2013.10.03

早めのお昼、ディーラーで車と靴をピカピカに磨いてもらってご機嫌のところに、副社長のたけちゃんが吉報を知らせてくれた。 今四半期からドンとアップした本誌の営業目標を2号連続達成しましたよ!と。 社長の上野さんが3年前に入社して、編集制作、オペレーション、国際教育事業部があれよあれよと変貌したように、たけちゃんが入って、営業もユートピアもみるみる健康優良児に成長しつつある。 それは飴でも鞭でもなく、我が子の成長を想う父親のような愛に近い。 みんないい顔をしている。有り難いと思う。 さて今日は10月3日。鼻づまりだけど、今日で無事に渡米27周年。 スーツケース1つ。20歳でアメリカに渡ってきて、うま […]

体温は120℃

  • 2013.10.01

「血圧も下がってるし、数値は全体によくなってますよ」 昨日、主治医に、健康診断の結果を褒めてもらったところまでは良かったのだけど、インフルエンザの予防接種がいけなかった。 夕方あたりから、クシャミ鼻水鼻づまり、目はショボショボ、喉は演歌、頭は宇宙遊泳状態でまともじゃない。 今朝はさらにウィルスの勢力が拡大していたが、勝手に暴れさせておくしかない。 友人との夜の会食は延期してもらって、教育事業部のメンバーとのパワーランチにパワーを集中した。 このパワーランチは、前から決まってただけじゃなく、メンバーと僕との数少ない交流の場。 とくに今日は、夏の研修シーズンを終えたばかりのメンバーたちを労ってあげ […]

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