頭を抱えるような出来事は突然やってくる。予告なし。 そんな難題に遭遇した時、いつも瞬間的に唱えるようにしている言葉がある。 「困ったことは起こらない」 (越えられないこと、解決できないことは身にふりかからない。すべての試練は「重要な気づき」と「ステージ越え」のチャンス) それから深呼吸して「原理原則」で考える。 その人の顔や関係性、情や損得を一切横に置いて、「そもそも何が正しいか」「お天道さまに恥じないか」を自分の心に問いかける。 「この人と関係が悪くなると気まずいし」とか「この人が抜けちゃうとエラいことになる」を判断材料に入れがちだけど、それはちがう。おかしいことはおかしい、受入れられないこ […]
今日はパワーランチの日。 1回に3、4人ずつ、1人が年に4回、僕とテーブルを囲む。 そこで僕は、みんなから仕事や日常の様子を聴き、僕は今取り組んでいることや夢を語る。 人数がどんどん増えて、それだけの回数は難しくなっていくだろうけど、この機会は確保し続ける。 「今年中にアメリカとアジアの12都市に進出するんだ」「来年中に世界40都市に広げたい」 「世界中のメディアと組んで、世界中のモノやサービスを動かすんだ。世界中の人を喜ばせるんだ」 風呂敷というより大絨毯を広げて、自分の逃げ場を無くして、自らもメンバーも奮い立たせる。 そして、その「絵」を実現させるために、みんなが毎日取り組んでくれている地 […]
もうすぐ11時半、書斎。ようやく今日も一段落。 この時間まだ熱々メールをくれるメンバーに最後の返信をしたところへ、前から応援してる女の子から悩みごとのメール。 人事異動が変更続きの宙ぶらりん。背景も経緯も説明なし、と。 昔のライトハウスみたいで経営サイドもいただけないけど、本人にも十分原因がある。 欠かせない人材であれば、どんな杜撰な経営でもそういう態度はないだろう。 選択は3つ。経緯や背景をていねいに説明されたり、相談してもらえるような「(会社にとって)大事な人」になるか、そういうもんだと諦めて我慢の人生を送るか、その場から退場するかの選択だけだ。 退場して転職しても、きっと扱いは変わらない […]
今朝の全社朝礼では、来月にかけて入社する5名についての情報共有と、国際マーケティング部のシェリーが、USCの大学院を先週無事卒業できたことをみんなで祝った。 中国出身のシェリーは中国の難関大学を卒業後、3年前に渡米。 ライトハウスには、ジョンの強い推薦で、大学院の卒業を控えた8ヶ月前に研修生として入社した。その後、様々なプロジェクトに待ったなしで関わりながらも、しっかりと学業を両立させてこの日を迎えた。向上心旺盛な努力家。在米中国市場、そして中国本土の市場は、ライトハウスの今後の主戦場のひとつ。彼女にはどんどん難易度の高いチャンスを与えて、この先どこまでも伸びてほしい。 25歳以下の大学卒業生 […]
あの地域に進出しない理由、進出できない理由。 過去の経緯はあったけど、それ以来何年も行動せずに決めつけたままでいる都市がある。 そういう壁とかブレーキ、もう一切なし。それ全部言い訳。頭だけで考えるとろくなことがない。 年内、全米の主要都市、アジアの主要都市、もう一回、自分の足で回ろう。自分の言葉で伝えよう。 来年(2013年)が終わる頃、欧米アジア主要都市に進出しているライトハウス。 夢じゃなく、計画。 密かにじゃなく、有言実行。
日本とアメリカで事業をしている長年の友人からメール。 彼女は努力と才覚に人で、どっちの事業もうまくいっている。 このご時世に日本の親に5000万円出して新築の家を贈ったりしている。 どこから見ても順調なんだけど、人生の真ん中あたりで少し疲れてしまっていて、一方の事業を誰かに任せきりにしたい、どうライフバランスをとっていったら良いだろうという相談だった。 僕は「信頼できる幹部に任せても、決して手放しで任せ切ってはならないよ」とアドバイスした。 頼りにすることと、依存することは似ているようでまったく異なる。僕もその失敗を繰り返すし、油断するとつい忘れる。 「そのこと」をもう考えないでいいようにした […]
金曜日の夕方、額に汗して帰ってきた営業のひろしの年間契約に、拍手がフロアに響く。 間を置かず、電話で新規受注したミンちゃんに拍手が続く。 月曜日より金曜日の朝が好きです!と、今朝マーケティング部のユカちゃんが言った。 オレは月曜日の朝が楽しみだぞ!と返したら、私も月曜好きです!、と、最近リーダー候補で奮闘中のアズサが笑って手を挙げた。アズサ、オトナになったな。 ウチの連中はよく笑う。 今週も良いことがたくさんあったし、顔をしかめたり、頭を抱えることもちゃんとあった。 いつもより仲間の経営者の相談ごとが重なった。おかげで自分のことで悩んだり落ち込む暇がなかった。まぁ凹む理由もないのだけど。 引っ […]
日本出張からもうすぐ一週間。 隕石みたいな出会いや再会に恵まれた。 “再会”というのは、過去に出会っているけど、互いにその時期ではなく、互いにその力もなく、向いている方向も目指す山も異なっていたのが、時を経て、同じ方向同じ山を目指す同志としての“巡り会い”のこと。 「あの(その)時」の相手でも、「あの(その)時」の自分でもない、最善最適のタイミングというのがあるようだ。すれ違うどころか、隣にいても気づかなかったりする。 そんな相手が、運命の人になったり、運命の人を連れて来てくれたりする。 あと、その時には、酷い仕打ちや屈辱を感じさせた人(機会)も、オセロゲームがあるタイミングにまとめて白くなる […]
昨夜日本出張から帰ってきた。 頭に蜘蛛の巣が張っているみたい。 案の定、夜中の3時に目が覚めて、時差ボケのまんま出社。 大事な資料を家に忘れるし、スターバックスではコーヒーを買ってポットをそのまま店に置いてきた。 それでも出社して、メンバーたちの満面の笑みにふれると出張の疲れも吹き飛ぶ。本当にみんなかわいい。目の中にまとめて入れたいくらい。 実は僕が不在にしている間、営業部は(幹部の急な退職直後の)新チームにもかかわらず、リーダー候補の佐々木あずさが旗を振り、まわりが彼女をもり立て、新人のスミスやベテランのミンちゃんたちが毎日のように契約書を持ち帰り、夕方にはオフィスに大きな拍手がこだます、そ […]
合宿から帰ってきた。 まだ2日間の余韻がそのまま残っている。 両手広げて今にも語りそう。喉、嗄(か)れてるし。 昨夜は日付が変わる頃までメンバーたちと夢や未来を語り、バカ話に腹を抱えて笑った。人生の至福の時間だった。 帰りのバスでは、ひとりひとり感想とこれからの抱負を語ったのだけど、「この仲間で良かった」「この会社は“自分たち”が創るんだ」「この仲間が他社でなくて良かった」と、「仲間意識」や「連帯感」「当事者意識」がより強く芽生えた合宿だった。 お互いのことも知っているようで知らなかったりする。 行きのバスでは、全員が「どんな風にライトハウスにたどり着いたか?」みんなが子どもの頃から入社に至る […]