投稿者:KomiyamaYoichi

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成功するまであきらめない

  • 2014.08.13

朝から海風が涼しい水曜日。 今朝の全社勉強会のテーマは「成功するまであきらめない」 各部署ごとに、成功するまであきらめないってどういうことか話し合った。 「自分たちの高いスタンダードを設けて絶対に妥協しないこと。越え続けること」 「自分が良しとしないものを世の中に出さないこと。曖昧や複雑なまま通さないこと。自分の田舎の親父さんやお袋さんが読んで理解できるものであること」 「期待どおりはただの満足。期待以上で応え続けること」 聴いていて、やる気が漲ってくる。 ボクはこんな話をした。 世界中の人、みんな当たり前にがんばっている。ウチだけじゃない。 その中で、こんなちっちゃな会社が世界で突き抜けよう […]

地中海の朝焼け

  • 2014.08.09

8月9日の土曜日の正午。 先週も教育セミナーの進行役あり、久しぶりの営業同行あり、連日日本からの来客あり、盛りだくさんの楽しく充実した一週間だった。 が、ビジネススクールの課題は遅々としてはかどらず。 遅れをとり戻すべく朝から書斎にこもり、着地点が見出せなかった「企業再生」の最終レポートをようやく提出。 めでたしめでたし。 お腹がぐうぐう鳴るので気分転換にカレーをこしらえた。 名付けて「大地と海の出逢い・地中海の朝焼け風漁師仕立てカレー」 まあフライパンに、お湯とローストビーフとサバ缶、ざく切りのトマトとカレーのルーを放り込んだだけだけど。 さ、もうひとがんばり。 カレー食べたら、一気に読みか […]

満点の週末

  • 2014.08.03

日曜日の朝。 まだ少し薄暗い時間、中庭に面したドアを開くと、プールの水面に見逃しそうなくらい小さな雨粒が音もなくそっちにこっちに大小の弧を広げる。 広がっては消え、また広がっては消えていく。 スリッパのまま外に出て、手のひらを空に仰いでも、意識しないと気づかないくらいに微細な雨。 自転車はお休みにして、水面をしばらく眺めることにする。 繊細でも激しくても、雨の水面は眺めていて飽きない。 晴れた日の午後は、音のないプールの底にゆれる水面の影をゴーグル越しに眺めるのも好きだ。 その瞬間瞬間の風景が、日常といっしょで二度と再現することができない。 大学院も、あと二つの試験を終えたら夏休みに入る。 昨 […]

Y支店長

  • 2014.07.25

メインバンクの支店長のY子さんが35年間勤め上げた銀行を今月いっぱいでリタイヤする。 元々日系資本の銀行だったが、撤退の時に地元の銀行が従業員ごと引き受けて今日に至る。人の移動もほとんどなくて、いつ行っても同じ顔ぶれの安心感がある。 窓口のスタッフはたまに僕が顔を出すと「おや、ボス(カミさん)はどうしたの?」と冷やかす。 古い日本の躾を受けているY子さんの教育か、お金を数える時にお札の向きと裏表を揃える。万事にガサツなアメリカでは珍しいことだ。 また、ちょっとしたことでもすぐに電話で知らせてくれる。役立ちそうな情報や人をよくつないでくれた。派手さも大技もないけど、人の顔が見える街の銀行だ。 Y […]

親父

  • 2014.07.07

「今朝、無事に納骨が終わって、明日ロサンゼルスに帰国します。父親の最後の時間をこれ以上ないくらいに面倒を見ていただきました。本当にありがとうございました」 7月7日、担当医のT先生と看護婦さんたちに見送られて、山口県湯田の日赤病院のホスピス を弟と後にした。 父親の危篤の報に緊急帰国したのが1ヶ月前。 一時は昏睡状態から立ち直り、表情で意思表示ができるまで回復できたけど、すでに食事を口にする力も残されておらず、1枚ずつ葉っぱが舞い落ちるように階段を降りていった。 「一生末っ子だったね」 葬式に駆けつけた家内が懐かしむように言った。 6人兄弟の末っ子で、小さい頃から甘やかされて育った父親は何でも […]

お猿の卒業

  • 2014.06.14

日本は日曜日の朝。 今頃、多くの人たちはワールドカップの日本戦で盛り上がっているのかな。 山口の湯田温泉のホテルに滞在して、親父が入院する日赤病院を往復する毎日。 今日で日本10日目になる。そして、親父は点滴だけでもう2週間。 静かにその日を待っている。 ホスピスで過ごす毎日は「死」が身近に存在する。 カーテンが風に揺れるお向かいの部屋には昨日までは“住人”がいた。 夜更けに階下に降りると、看護婦さんに肩を抱かれて泣きじゃくる若い女性がいた。 その一方で大きなお腹を抱えた女性とすれ違い、生まれたての赤ん坊を囲む笑顔の家族も見かける。 ここでは人が去り、人が生まれてくることが日常だ。 僕の人生は […]

冷たいビールでいこう

  • 2014.05.15

MBAが始まって1月半。 ようやくリズムと要領がつかめてきた。 スタート直後はパワー配分がわからなくって、朝(夜?)の2時や3時に起きてやったりしたけど、今はそういうムチャはしない。 朝は5時半前後に起きて出社前の2時間、ランチタイムに1時間、往復の通勤時間を使って1時間、帰宅後に4時間、ざっくり8時間の中で、毎日の講義(オンライン)や課題と格闘している。 それでも時間が全然足りない。 もっとリサーチに手間をかけたいし、資料を深く読み込みたい。 インプットだけでなく、自分の事業に置き換えてアプトプットすることにもっとパワーをかけたい。 たぶん、多くのクラスメイトはこんなに時間をかけなくても大丈 […]

ひとまず一生懸命だ

  • 2014.05.10

土曜日の朝。 早起きして勉強して、自転車で海と山を走って、辛い辛いチャンポンを食べながら、iPadでNHKのワールドテレビを見てた。 アプリを開くと、ちょうど四国のお遍路さんの番組をやっていて、旅先での様々なふれあいを紹介していた。 僕の故郷の四国の風景が流れてく。 あるお坊さんのお遍路さんに向けた言葉。 「私の奥さんは肺がんです。手術もできないくらい進行していました。 私は40年以上修行をしていながら、心は揺れ、深く悲しみ、不安です。 弱い人間です。 私はただのでくの坊です。 ただ私にはみなさんの苦しみや悲しみを聴くことができます。 こちらに来てください。あなたの悲しみを聴かせてください」 […]

アイスクリーム会社に転職しました

  • 2014.05.02

日付が変わってロサンゼルスは金曜日になった。 今日(昨日)もよく働き、よく考え、よく食べた。 朝は、前の夜に居眠りしながら見てた「メイカーズムーブメントとその未来」の講義そのまんま、「これから製造業は、インターネットとソフトウェアに飲み込まれてしまうのだっ」と、歯ブラシを握ったまま呟いた。 それを強引に頭を切り換えて、 朝風呂に浸かりながら、「最後のフロンティア!アフリカビジネスに挑め」の映像講義を受けつつ、アフリカの躍進ぶりに手を叩いたり、コブシを握った。 朝からアフリカ旅行を楽しめた。 そうだ、すこしだけ遠隔授業に触れておこう。 僕には、どんな格好も許され(裸なだけだけど)、同じところ(箇 […]

二足のわらじ

  • 2014.04.25

大学院との二足のわらじで3週間。 ジェットコースターのように毎日いろいろなことが起きる会社経営もさることながら、勉強もついていくのに必死のパッチだ。 まだ3教科しか始まっていないのに、週に30−40時間机にしがみついてる。僕の場合、会社の経営にそっくり置き換えながら学んでいるから倍の時間が掛かっているのもある。 週日の夜は、飲み会や接客があるから、集中できる早朝がカギ。 とくに今週は毎晩イベント続きで、夜中の1時とか2時に起きて何とか帳尻を合わせた感じ。 でも、学んだことが経営直結だし、新しい知識の海を泳いでいるような感じでむちゃ楽しい。 来週からは、さらにお楽しみの「組織行動論」や「組織再生 […]

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