トーランスは雨音が地面を揺さぶるくらいの大雨。 空気をゴシゴシ洗ってくれてる感じ。雨もまたイイ。 ランチタイム、編集企画を練るのに「葬儀・相続エンディングノート」(週刊ダイヤモンド臨時増刊)を読んだ。 その中の曾野綾子さんのインタビューで、 「私はアフリカの社会と人々を嫌というほど見てきました。そこから比べたら、日本は夢の国です。 (中略) もし自分の老後に不満が生じたならば、アフリカに行って、濁った水の飲み方から学んでくればいいでしょう。 本当のサバイバルを知れば、日本が天国であることが実感でき、戻ってからも安らかな心で暮らすことができるはずです。 抗生物質があって、暖かい布団で寝られる老後 […]
息子と向かい合わせに焼うどんを食い、肩を並べて食器を洗う。 原価は安い?けど、えらく贅沢な時間を味わった。 こいつも来年の今頃は家を出てる。 古い話だけど、僕が卒業した商船学校は、卒業の前に(当時の)運輸省航海訓練所の船で1年間国内外の航海実習をさせてもらえる。 ある晩、実習生であった僕らは、船内の大教室で20人くらいの大宴会をやった。 酔うための酒は時間を必要としない。 同時に、空き瓶やツマミの袋が散乱する教室。 「みんな!明日、朝イチで集まって掃除しようや!」 声が大きかった僕に仲間たちも賛同してくれて、みなその場を後にして眠りについた。 数時間後。 「込山、エライことや! A教官がカンカ […]
大学受験を控えた息子と2人、カミさん日本里帰り中のキッチン。午後10時。 「いーか、食事をしたら一回一回キレイに食器も台所も洗うこと。後でやるはナシ。使う前よりキレイにすんだぞ」 「・・・」 「(むっ) 返事をしないヤツがあるか!」 「返事したよ。パパの耳が遠いんだよ」 「馬鹿野郎っ!返事をしたかどうか言ってんじゃないよ。伝わらなかったら全く意味が無いんだよ」 「はいっ!(大)」 鼓膜が破れそうな声で反撃された。くっ。 罰として夜食に焼うどんを作らせる。 「かつお節忘れんなよ」
社運を賭けたプロジェクト「ユートピア」がようやく間もなく垂直に伸びようとしている。 そんな月曜日の午後。 ユートピアを運営する国際マーケティング事業部の候補者として、シェリーが推薦する中国人留学生を2人面接した。 2人ともUSCでマーケティングを学び、いよいよ社会に出る。 と言っても、履歴書には大学院で学ぶわずか2年の間にインターンシップの経験がぎっしり。どこを突っ込んでもそれぞれ実のある経験をさせてもらっている。 情熱があって、目的意識がハッキリしているからチャンスがチャンスを呼ぶのだろう。大人たちが彼らに手を差し伸べチャンスを与えてきたのがわかる。苦労してきた人ならことさらだろう。 受け答 […]
自転車イベントは明け方6時半に出発して、太陽ギラギラの正午過ぎに完走。 出発地点のレドンドビーチに無事帰って来た。 無事と言いながら、前半飛ばし過ぎたせいか、後半の20キロで両足の太ももをつりそうになって、慌ててバナナを口に放り込んだ。 そう、バナナを食べると、機械に油を注したみたいに瞬く間に治るのですね。セーフ。 多くのイベントで、ほぼ15マイルごとの休憩場に必ず水とバナナを用意してくれているのも理にかなっているんだな。 ふだん邪険に扱ってるバナナにすまぬすまぬと謝りながらゴールして相棒の石上氏とハイタッチ。 僕らが出るイベントは競技ではないのだけど、抜かれたり抜き返したり、けっこうみんな真 […]
日本出張折り返し点の東京。 今回は事業を前に進める話だけでなく、過去にお世話になった方たちに、近況報告と感謝を伝えることも重点を置いている。 もちろん、今回だけでご恩の方の100分の1にも会えないのだけど。 元リクルートの役員で東大の副理事も務めたTさんは、1999年に事業計画も経験も実績もなかったライトハウスの国際教育事業を世に出してくれた。大手の学校の理事長や学長に、自ら同行して推薦してくれたご恩は一生忘れられない。 Tさんは今、日本の企業とアジアの若者を結びつけるためにアジアを奔走している。 「コミヤマさん、(教育事業が)いよいよ軌道に乗って良かったなあ!そうや、アジアで良い日本語学校が […]
朝の営業部の勉強会(30分)を終えた。 後半のグループディスカッションに耳を傾けると、入社1ヶ月のアシスタントのYさんがこんなことを言ってた。 「この会社に入社して驚いたのは、みなさんが親切で“ありがとう”が多いことでした。 例えばMさんは、私の仕事なのに、他媒体を見かけたらピックアップしてきてくれます。ありがとうってお礼を言うと、ありがとうって返ってきます。 他のみなさんもお礼を言うとお礼が返ってきて、私もまたお礼して(笑)、2回ずつお礼を言い合います」 言ってるYさんも聴いてるみんなも少し目のフチが赤くなったみたい。 心があったかくなって、最後はこんな言葉で締めた。 「明日から日本出張で2 […]
ロサンゼルスでは、中国系社会と並ぶ巨大コミュニティを抱えるフィリピン社会。 そのロサンゼルスで、フィリピン系最大の新聞社「アジアンジャーナル」。 ライトハウスは昨年、同社と業務提携を結び、様々な分野で協力している。 今日は、そのオーナーのオリエル夫妻とランチミーティング。 彼らが最近アメリカとフィリピン在住の富裕層向けに創刊したマガジンの話や、ユートピアの(在米フィリピン人向けだけでなく)フィリピン進出の際に協力してほしいことなど、ビジネスの話で盛り上がった。 互いの持つリソースを活かしたら、足し算ではなくかけ算で新しい価値が生まれる。 新しい価値は新しい利益を生み、関わるみんながWinWin […]
先週ロンドンのメディア経営者仲間のWから突然の連絡。 「来週家族でラスベガスに行くんだけど、せっかくなんでロサンゼルスに足を延ばしてみようと思う」 Wとは、一昨年の冬にフランクフルトで別れて以来。 共通の友人は、2歳歳上のWと僕は180正反対のタイプと評する。 事業もそこそこ成功し、年内に新たに飲食店を開業し、台湾にも進出するWだけど、野心とかハングリーさは微塵もない。 闘志を前面には出さないというより、闘志そのものが薄い感じ。きっとWの場合は、「楽しそう」に惹かれたり、流れに身を委ねているうちに今に至るんだろうなあといつも思う。商才もあるし。 そんなWとの時間は不思議と居心地がいい。 一昨日 […]
出張先のサンディエゴで迎えた土曜日の朝。久しぶりにひとりのゆったりした時間を楽しんでいる。。 午後には仲間が集結して、自転車で汗を流した後、イタリア街にくりだし、ワインとイタメシで明日の自転車のイベントに備える。 イベントに出張をくっつけたのか、出張の後にイベントがあったのか、そんなことはどうでもよいのだ(笑) 今週もまた怒涛の一週間だった。トーナメントの短距離走を走り続けるような毎日。 朝ふと鑑に映った頭の当たりが薄くなったようで、天井のライトを睨みつける。 社長の上野からの今朝のメール。 「互いに数週間で1年分進化させてるね。 鎌塚、青木、川嶋、間瀬、、、ウチは中堅のリーダーがしっかり脇を […]