オーナーのアディの招待で、レドンドビーチにある「Addi’s Tandoor」でランチをご馳走になった。 同店は、飲食店評価の専門誌「ザガット」(インド料理の部門)で、6年続けて南カリフォルニア一番の評価を受けている本格的なインド料理専門店。 その国の料理は、その国の人に食べ方を教わるのが早い。 例えば、チキンマサラとビーフマサラとシーフードマサラ。 日本のカレーのように、同じカレーに具材を変えているだけかと思ったら、「マサラ」はソースの意味で、チキンであればトマトベース、ビーフならオニオンベース、シーフードはココナッツをベースにするのだそうな。 昔から謎で、手がつけられなかった調 […]
連休最後の夜。 マーク・ボイルの「ぼくはお金を使わずに生きることにした」(マーク・ボイル著、吉田奈緒子訳、紀伊国屋書店刊)を読了。 飽くなき消費に蝕まれていく現代社会。その問題の根っこは、「お金」の存在にあると、若き社会活動家マーク・ボイルが、金銭を一切使わずに暮らした一年間の体験を綴っている。 この本は、世捨て人の自給自足日記ではなく、著者がユーモアとバランス感覚を持って「大切なこと」を伝えてくれている。 例えば、分ち合うこと。例えば、足るを知ること。 彼自身が、必要なものを分ち合い、感謝し、見返りを求めずに助け合うことを通して、人間同士の絆とコミュニティの再生を目指す姿に、多くの人が共感し […]
良い一日だった。 朝自転車で、急な下り坂を走っている途中の出来事。 自転車がパンクして立ち往生していたオジさんを、仲間の石上さんが即座に止まって修理してあげた。 僕なんか気にも留めずに通り過ぎた後だ。 彼は自分の予備のボンベを2本使って、ただ笑顔で、手を油で真っ黒にして直してあげた。 修理をし終える頃、フランス顏のオジさんはうっすら目のフチを赤くして喜んだ。 まだビギナーのようで、パンクの修理はまったくお手上げだったのだ。 僕は、若い友人を誇らしく思った。 「いいね」 そして、「アメリカの日系社会で、一番感謝を集める会計事務所になりたい」という彼の夢は、言葉ほど簡単じゃないけど、ひょっとした叶 […]
今日2月1日からシアトルのメンバーが正式にライトハウスのファミリーに加わった。 今朝の8時半からの営業勉強会は、初めてシアトルとサンディエゴとロサンゼルスの3拠点をSkypeで繋いで実施。 先にロサンゼルスのメンバーから自己紹介した。 ひとりひとりの表情や言葉から、シアトルのメンバーを温かく迎え入れようとするやさしさがにじみ出ている。 ミンちゃんは韓国語であいさつした後、「スコシニホンゴハナシマス」(ウソつけ!)と笑いを誘った。 あずさはそのつもりはなかったが、「島根県の出身です」だけで笑いに包まれた。 サポート役の鈴川さんと柳田さんは「なんっでも任せてくださいね!!」と頼もしく胸 […]
13年編集長として活躍した川嶋達也くんが退職する。 新天地は、外務省の外郭団体の国際交流基金。 これまでのアメリカを日本人に伝える仕事から、今度はアメリカ人に日本を伝える仕事だ。 弟のように思っているので、厳しく接することもあったし、素のまま数多の喜びを分ち合うこともできた。 彼が新人の頃、ロサンゼルスからサンフランシスコの海岸線を走る取材に同行した。どうしても行きたかったのだ。 その夜、ひょろっとした青年は、自分が結婚して家庭を持つなんてとても想像できないと頼りないことを言うのに驚いた。コイツ大丈夫かな。 時を経て、ロサンゼルスの人気DJの佐伯和代さんとの結婚式は大勢の人に祝福された。 勤続 […]
朝6時。仕事が一段落して近所のスタバでコーヒーとドーナツ。 寝る前に毎晩洗うソックスが、絞り過ぎてキリンの靴下のように伸び切ってしまったこと以外、シアトル出張は順調に進んでいる。 向上心のスポンジみたいなシアトルのメンバーたちは、営業の場面でも早速成果を上げ始めている。 他のメンバーもみな変化に前向きに挑戦してくれている。 こういう誠実で素直な人たちを集めてくれた前オーナーに、感謝の気持ちが日々強くなる。 照れくさそうに新メンバーから会長と読んでもらうのも慣れてきた。 朝営業の考え方や顧客心理について勉強会をして、終日現場を回って、企画を練り提案を重ねる。 ロサンゼルスの制作メンバーには、ミー […]
シアトル出張3日目。 たいへんなミスを犯してしまった。 ソックスを忘れた。 夜の11時にホテルに帰ってきて、何でワシはソックスを洗っとるんじゃろうと、さっきまで夢を語っていた場面とのギャップに嘆いた。 さておき。 昨日の朝がシアトルのメンバーとの最初のミーティング。 シアトルのメンバーと紡いていく歴史の一番最初の大切なページだ。 その最初のページは、僕らライトハウスグループの社是について、社長の上野が、静かに力強く説明をした。 全ての行動の基準、判断の基準はここにある。 会長や社長の顔色や気分でズレたり変わることがあってはならないし、そんなことはどうでもいい。社是こそがライトハウス人の背骨であ […]
1年をかけて8つのチームが優勝を賭けて争う日系ソフトボールリーグ。 その上位4チームによる2012年度のクライマックスシリーズが、雨による2回の延期を経て今朝開催された。 決勝の相手は、JTBに大差で勝ち上がってきた堀田・リンゼンバーグ会計事務所。みな若い。平均年齢は10歳以上若いだろう。肌のハリがちがう。 試合は終始彼らに押され気味。致命的な点数こそ取られないものの、小刻みな加点でジリジリと点差を広げられた。 じわじわと漂う重たい空気。 そんな7点差を追う絶体絶命の最終回。1アウトランナーなし。 口火を切ったのは翔くんのホームラン。 (ちなみに翔くんは24年前、ライトハウスのパー […]
日曜日の朝7時。 今朝はすっきり3時に目が覚めた。 ほぼ全員、再提出をしてもらった第1四半期の個人目標に目を通す。 目標設定は、必ず「SMART」であること。 S ・・・specific (具体的で) M ・・・measurable (測定できて) A ・・・achievable (達成可能で) R ・・・result oriented (目的に適っていて) T ・・・time bound (時間制限があること) 「全力で頑張る」とか、「効率的に仕事を進める」とか、「コミュニケーションを強化する」というのは、目標とは言わない。 「いつか成功してみせる」といっしょで絶対実現しない。良い話のよう […]
明日3日が仕事始め。いよいよ始まる。スタートダッシュの準備は万全だ。 年末年始は、本を読んだり、新年の準備をして穏やかに過ごしている。 食生活も、なるべくお酒の代わりにお茶、炭水化物や肉の代わりに野菜やフルーツ。 さっそく実践している(笑) 以前にも書いたけど、僕は人より飲み込みが悪い。 だから本を読むのも遅い。しっかり集中しないと頭に入らない。 僕が読んだ本は、線やメモがギッシリ入っていて汚い。 ただ、読むだけでなく、必ず行動に落として血肉にすることを心掛けている。 感心や感動するだけでは終わらせず、必ず自分の、チームの、会社の、具体的なアクションやカイゼンに落とし込んで、実践しないともった […]