和樹くんの再出発

  • 2010.08.21

 千客万来。ありがたいことに1年を通してたいへんな数のお客さんがある。 とくに夏は集中する。 子どもの頃、親やまわりの大人から、お客さんが多い家は栄えるんだよと聴いて育ったので、大きくなったらお客さんがたくさん集う家になったらいいなと願いながら大きくなった。 その甲斐もあって、仕事に、プライベートに年中お客さんが途切れることがない。重なることもしゅっちゅうで、そんな時はいっしょに笑ってテーブルを囲む。 子どもたちにとっても、親がどういう方たちと仕事をしているか、またどんなつながりの中で生きているか学ぶことは良いことだと思っている。 社会的に地位のある立派な方から、うちの若い連中やイン […]

熱い(暑い)日本出張終了

  • 2010.08.04

 ロサンゼルスに到着するまであと2時間の機中より。 前回書いたのは日本出張の到着翌日だからもう2週間以上前のことだ。 毎日次から次へ人と会っていたため慌ただしかったのもあるし、日々の様子や気づきはTwitterの方が手軽なので、電車を待つ時間やアポイントの合間などの細切れの時間にそっちにアップすることが増えたのもある。 すでにやっておられる方、まだこれからの方も時間があったらぜひぜひご覧ください。 込山洋一twitter http://twitter.com/komiyamayoichi 私自身、読者の方や国内外で頑張っている方たちとご縁ができて楽しんでやっています。まだの方にはぜひ […]

青空の東京から

  • 2010.07.18

 昨日、日本入りした。 日曜日の東京の空は朝から快晴。 そう時差もなく6時半に目が覚めて日比谷公園を1時間くらい歩いた。 ちょっと歩いただけでじわっと汗ばむ。   出張には履き慣れたジョギングシューズを持って飛ぶ。 早朝や深夜の隙間の時間にぶらりと歩くだけで土地勘もつくし良い気分転換になる。 1年のうちのほぼ4ヶ月は出張だから、出張自体が特別なことではなく「日常」だ。 家だとカミサンが栄養のバランスに気を配ってくれるけど、出張中は偏らないように気を使う。 昼夜は必ずと言っていいほど会食が入っているから、朝はできるだけ軽めか野菜ジュースくらいに抑える。 屋台のラーメンなんか見 […]

パパのことは棚に上げて

  • 2010.07.11

 土曜日の朝、娘のスケートの練習からの帰り道。 「パパ、来週いよいよ運転免許の実地テストの日だよ。通るかなあ」 不安そうな娘。 「通ったら良いけど、合格しなかったらまだ免許を持って運転するには早いってことだから、もっとしっかり練習してからもう一回受けたら良いんだ」 「え〜、イヤだよ。受かりたいもん」 「ダメダメ(笑)、実地テストに受かることはゴールじゃないんだ。そのテストを楽々クリアするくらいじゃないとまだまだ危ないってこと。 実地テストの目的は、安全にマナーを守って運転できる技術をつけることで、テストに合格することじゃないんだよ。 よくみんな目的と手段、あるいは目的と要件がごっちゃ […]

「私にもしもの時は」

  • 2010.07.04

 7月3日、土曜日の朝。 友人でハワイ在住のピアニスト、CHIYOさんのアルバム「JACARANDA」を聴いている。 このアルバムを休日の朝やちょっと凹んだ時に聴くとじゅわっと心が安らいでゆく。   昨日はカゼをもらったようで久しぶりに早退。12時間眠り続けた。まだ頭がぼうっとしている。 この1月あまりで、サンディエゴ>シカゴ>サンディエゴ>ハワイ>サンディエゴと遠征続きだったから、身体の方もひっくり返るタイミングを見計らっていたのかも知れない。この連休はしっかり充電に充てよう。 母親から「悪性の腫瘍が見つかって緊急で手術をすることになった」とメールが入ったのが1週間前。 […]

ホンダ・スピリッツ

  • 2010.06.27

 今回、ライトハウスとアロハストリート(ウィンキュービック社)の共催イベント第3弾で、ハワイで初めて小林三郎さんの講演会を実現した。テーマは「ホンダ・スピリッツ:イノベーションが生まれる環境・風土の構築」。おかげさまで大成功に終わった。 講演後は、「ライトハウスのおかげで、これまでハワイでは聴けなかった良質な講演にふれられるようになった」「勇気が出た」「やる気になった」「経営を見つめ直そうと思った」「会社が大きくなって、何のイノベーションを生む努力をしなかったことに気づいた」等、たくさんのご意見や感謝の言葉をいただくことができた。 ロサンゼルスでは昨年の9月に講演をしていただいたのだ […]

小さな足の話

  • 2010.06.26

 世界的に見て日本人の足の幅は広い。 その中でもボクら兄弟はとりわけ幅が広い。 背が高いとモテるようだし、頭が良いとトクする事が多いようだけど、足の幅が広くて良い事はバスタブで転けにくいことくらいか。 30になった頃、奮発して幅が狭くてカッコいいフェラガモの靴を買った。憧れの靴だった。 だけど、中国の纏足(テンソク)はこんな感じだったかと想像するほど履いてて痛かった。 それでも無理をして履いているうちに、シルエットがツチノコのようになってしまい、悔しいけど誰かにあげてしまった。それ以来、イタリアの靴は履かないようにしている。 子どもの頃から裸足になると「洋ちゃんは立派な足やなあ」とか […]

2人乗りの全力疾走

  • 2010.06.26

 6月26日の土曜日の朝。 例によって4時に起きて娘をスケートリンクにドロップしてからスタバの片隅を陣取っている。 昨日ハワイの出張から帰ってきた。 ミーティングやイベントや会食で毎日があっという間に過ぎたけど、今回は毎朝ホテルの前のビーチで泳いだ。全身のチカラを抜いて、ただプカプカ浮かんで澄んだ青空を眺めているだけで心が豊かになった。 出張から帰ると、そんな話だけ子どもたちにするものだから「パパは好きな事ばっかりできて良いなあ」と口を尖らせる。 先週の日曜日は父の日だった。 この9月から高校2年生のなる息子は、赤い台紙にワープロ打ちした紙を貼った手作りのカードをくれた。 「パパへ、 […]

チェリーの歯形

  • 2010.06.26

 早朝の便でハワイからロサンゼルスへ帰る機内。 弟がこしらえてくれた弁当を開く。 鶏の唐揚げに卵焼きにちょっと多めのマヨネーズ。ボクの好物だ。 ご飯には塩コブと梅干しがのせてある。ご飯はまだ温もりがわずかに残っている。 遅かったろうに5時前には起きて用意してくれたのだろう。   弟がロサンゼルスにいる頃はたまに衝突もしたけど15年いっしょにやった。 ボクは攻める一方、弟は城を守った。 それからいったんは会社を飛び出し、紆余曲折の後、今はライトハウス・ハワイ版の責任者として指揮を執っている。   昔話になるけど、昭和40年代、ボクらは四国のベイエリアで育った。正確に […]

飛び跳ねる着ぐるみ

  • 2010.06.21

 6月の週末に娘とドライブ。 来年高校を卒業する娘は、もう1年ちょっとで家を離れてしまう。 だからふたりの時にはできるだけいろいろなことを伝えるよう心がけている。 また彼女もそんな思いを察してか、以前よりも熱心のボクの言葉に耳を傾けてくれる。 その日は「小さな仕事の大切さ」を彼女に話した。 会社は毎日の小さな仕事や地味な仕事、誰もが嫌がる仕事の集積で成り立っている。 コピー取りやお使いが一人前にできない人間に、まともな仕事や大きなことは決してできない。そんな人にはみんなの本気の力が集まらないから。言われたことだけをただやるのは「作業」。そこに工夫や改善ができないか気持ちを込めてやるの […]

1 32 84