仕事をする背中

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昨日は娘にとって特別な日だった。

卒業を来月に控え、USCの学長の招待でディナーをごいっしょさせていただいた。たった4名のテーブル。感想を聞きたいのに電話がない。

大学生活の4年間、地元の高校生や小学生に、毎日のように勉強を教えてきたことを評価してもらえたという。中学高校時代もずっとボランティアを続けてきた彼女。その小さな積み重ねを、見てくれている人がいたことを有り難いと思う。

彼女が高校生の頃から、僕は会社でインターンをさせたり、日本の出張にもよく連れていった。
商談したり、講演をしたり、仕事の関係者と食事をする横で、彼女はおとなしく座って話を聞いていた。

僕が仕事をする背中を見せることで、何かを感じ取ってくれたらいいと思った。

そんな娘が来月の末には、高校の数学の教師としてテネシーに赴任する。
僕は休暇を取って、ロサンゼルスからテネシーへの1600マイルの道のりを、娘と二人でドライブする。

どんな旅が待ってるだろう。