月別:2009年10月

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キックオフ

  • 2009.10.31

一昨日の夜あたりからこのサウスベイには強い風が吹いている。 秋の風景を抜けて会社に着くと温かいコーヒーが飲みたくなる。 最後にアイスコーヒーを飲んだのはいつだっけ。 昨日は第4四半期のキックオフ。 四半期の振り返りと、会社や部署の方針・個人の抱負を全体で共有する。 その中でボクの役割は、 グループとして少し長いスパンで考えていること、 ライトハウスが会社や個人としてやるべきこと、 また姿勢としてどうあるべきか、 をみんなに伝えることだ。 とくに今回は、うちの儲けは二の次三の次で、読者やここで事業を営む方たちを元気(勇気)づけることが、すべてにおいて優先されるべきことと伝えた。今こそ、ボクらを育 […]

化学反応

  • 2009.10.28

先週のハワイ出張の滞在時間はわずか57時間だったけど、たぶん一生忘れないくらい濃密で大躍進の時間を過ごせた。 今回のライトハウスハワイ版創刊は、地元で観光客向けに「アロハストリート」を発行するウィンキュービックの全面協力&全面提携があって実現した。 細部はまだまだ詰めないといけないけど、すでに12月1日創刊に向けて現場は全力疾走している。 社長の上野さんは、野心溢れるギラギラした経営者や個性派オーナーが多いこの業界にめずらしく、理性的で温厚なタイプ。肉食というよりマクロビ。アグレッシブな営業で会社を引っ張るというより、読者が喜ぶ(役立つ)情報や、使いやすく効率的な仕組みを極めることで社会貢献し […]

流浪の民

  • 2009.10.27

気がつけば10月26日。 あれあれ明日は懇意の美容専門学校の理事長をご案内する日だ。 先週はハワイ出張。今週は日本から4組の来客。そして来週からは、日本、上海、ロンドンの世界一周出張が控えている。で、鏡をのぞくと髪はボサボサ。美容の専門家にこのままお会いするのもマズかろうと、急いでライトハウスで探してK’sギャラクシーに飛び込んだ。 K’sは奥さん仲間にも評判が良いし気になっていたのだけど、遠目に見る店内も広告(ライトハウスです)も洗練されててボクにはやや敷居が高かったのですね。初めての美容室に行くのに緊張するのはボクだけだろうか。今日もとにかく勢いで入った。 実はここ […]

カレーコトコト待ちながら

  • 2009.10.19

カレーがコトコト煮えるのを待っている。 ボクのカレーは冷蔵庫の残り食材出たとこ勝負。 今日のカレーは、豆腐、しめじ、インゲン、タマネギ、粗挽き肉を少々。 のんびりした良い日曜日だった。 朝、ソフトボールのリーグ戦に行くと、雨上がりのぬかるみを対戦相手のオートバンクの選手と先に着いたうちのメンバーが一生懸命整備していた。スコップも荷車もないから、グランドの外から足で土を掘り起こして、手ですくって集める。それを水たまりのあったところへ撒いて、また土を運んで埋めていく。 それを2種類のユニフォームが入り交じって何度も何度も繰り返す。試合だけでは得られない連帯感が生まれた。試合が始まる頃にはどっちの選 […]

生活習慣を改善するのだ

  • 2009.10.18

もうひとつ、昨夜の講演会に因んだ話をします。 本田さんの話は一言で「ナマケモノでも三日坊主にならないコツ」。 講演のポイントを並べると、 ・ 意地でも最初の10日続けること(習慣化する) ・ 仲間を巻き込む(メールで報告しあったり競争したり) ・ ゲーム感覚(ご褒美とペナルティ) こんな感じ。他にもたくさん役立つ話があったけど、ボクにはこれだけで十分満足。 で、さっそく生活に取り込むことにした。 せっかくの機会だもの。熱いうちに動かねば。 ボクが今習慣化してモノにしたいことは3つ。 「情報のインプットの拡大」「英語力アップ」「ダイエットと健康管理」 どこから手をつけるか。心のウォーミングアップ […]

マネる力

  • 2009.10.18

昨夜の勝間和代さんと本田直之さんの講演会は、午後5時から9時まで食事もナシの長丁場だったけど、大盛況のもと無事終えることができた。 日本の大きな書店にはほぼ間違いなく勝間本コーナーが平台でたっぷりスペースを取っているし、勝間さんの熱狂的なファンは「カツマー」と呼ばれ社会現象になっている。 その人気はこのアメリカの日系社会でも同様で、講演終了後も勝間さんの前には気が遠くなるくらいファンの長い列ができた。なんでも「勝間和代になるな」という内容を書いた(批判?)本まで30万部も売れたと言うからその人気たるや恐ろしいもんだ。 勝間さんの演題は「マネる力」(著書より)。20代、30代女性に主に伝えたいと […]

チャレンジ!

  • 2009.10.17

今日はいよいよ勝間和代さんと本田直之さんの講演会。 先週末の櫻井よしこさんに続いてライトハウス創刊20周年イベントのいよいよ大ヤマだ。 昨夜はその本田さんとふたり、焼鳥シンで会食を楽しんだ。 本田さんはボクと同世代で、超売れっ子のビジネス書の作家であり、投資家であり、サーファーにしてアイアンマンと実に多彩な顔を持つ。 ハワイと日本半々を住処に活躍されている。と、書くと才人で自由人でカッコ良いなあ。参った。 焼鳥を齧りながら、今の時代はつくづく恵まれた時代であることを確認しあった。 例えば、 ・ 激しい競争に晒されることで、経営も人も磨かれる ・ 人材が獲得しやすいし、定着率も上がる ・ 極限時 […]

「顧客事業開発部」って

  • 2009.10.13

家で晩酌をやらない人生になってけっこう経つけどすっかり慣れた。 むしろ、会社での仕事を早めに切り上げて帰宅して、夕食後のひとりで没頭できる2、3時間を思考の時間に充てて有効活用している。 今日は取材用のレコーダーを片手に、営業の場面で想定される会話を日本語で吹き込んだ。これを全部ネイティブの人に洗練された英語に直してもらって、ライトハウス版営業英会話の教材を作るためだ。 書斎で大きな声で吹き込んでいるのを、娘たちが通る度に手を振っては笑う。 営業の心構えやスキルについては、これまで同行や勉強会で伝えてきたけど、一歩踏み込んで、英語での会話力やプレゼンスキルを全社的に高めたい。 ボクらは広告のス […]

才能は預かりもの

  • 2009.10.08

朝、ボクは通勤の車中で稲盛和夫さんの経営講話を聴いている。 同じ内容を4回も5回も聴いて、そして何ヶ月か何年してまた聴く。 すぐ響くこと、あとで腹に落ちること、じわじわ血肉になることがある。そしていつもその時点の状況に即したアドバイスになって身体に沁みていく。 今朝は「自らの才能を私物化しない」というテーマの講話だった。 要約すると、 自分の才能も社員も会社もお金もすべては天から預かっているもので、努々(ゆめゆめ)自分の才能や手柄を自分のものと過信してはならない。その「役柄」をもらうのは他の誰でもよかったのだ。与えられた才能に慢心せず、人生を通して自分を磨き続け、まず自らの会社を、地域を、日本 […]

アメリカンドリーマー列伝(3)

  • 2009.10.08

アメリカンドリーマー列伝が2回で途切れたままだった。頭でわかってたけど、書き切る気力が充実するのを待っていた。 はい、今充実してます。 残り3名、気合いを込めて書いてみたい。 3人目は渡辺龍郎さん! “龍ちゃん”とは遡ること20年以上前に知り合った。 その当時(88年)龍ちゃんは、ガレージで会社を始めて数年の頃で、ラジコンのパーツを日本から輸入して、それを加工したりして売っていた。 まだ個人商店の時代である。 一方ボクも、アーバインのアパートの一室で始めた学習塾の生徒が80人くらいになり、学生や主婦のパートの先生を雇えるようになって、個人から個人商店に脱皮した頃だった。 […]