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込山洋一

決意と感謝のお話

【決意と感謝のお話】

日本のみなさん、アジアのみなさんは明けましておめでとうございます!

ヨーロッパのみなさんはもうしばらくですね。

ここロサンゼルスは大晦日の午後2時です。

はてさて。

2013年の方針(生活・健康編)を宣言したところ、諸先輩や仲間うちから「言うは易し、甘くねぇぞ」とのご指摘。

確かに目標設定が抽象的で、何を持って達成したかがわかりにくい。

そこで、すべての指標を数値化して、80%を達成目標とした。

また、その日達成できなかった場合も、1ヶ月をひとつの単位として、月内でキャッチアップできるように目標を設定してみた。

ポチでもできる改訂版・2013年の方針 (生活・健康編)

1)自転車 年間1800マイル走破 (月火水木土/週60マイル/イベント8本)
【RunKeeper任せ】

2)ジム 週2回以上(200回×2回)
【実行日】 1ヶ月8ポイントを必ず達成する>カレンダー内に○をつける

3)出張中は1日30分のウォーキングと腕立て50回(もしくはジム30分)
【実行日】 出張日数に対して80%の達成率を確保>○をつける

4)ランチはできる限り弁当持参/外食ではセットメニューの小丼厳禁(暴飲暴食・夜食引退)
【毎日】 80%の達成率を確保(1ヶ月24日)>○をつける

5)毎朝4~5時起床/10時~11時就寝(6時間の良質睡眠確保)
【毎日】 80%の達成率を確保(1ヶ月24日)>○をつける

6)週2回以上夕食時の禁酒/総酒量を半分に規制/帰宅後2時間の仕事・学習時間を創出
外食は、生ビール1杯。その後は超薄いソーダ割。ワインの時は水を同量飲む
【毎日】 80%達成率(1ヶ月24日)>○をつける  

7)毎日稲盛さんのCD講話を聴く/反省ある日々、謙虚にして奢らず
【毎日】 80%達成率(1ヶ月24日)>○をつける

8)毎日30分英語学習(月15時間)
ランチタイムにタイマーを使って実践。会食等でできなかったら夜か、翌朝補習
【毎日】 80%達成率(1ヶ月24日)>○をつける

9)野菜・果物・海草類を主役に抜擢。コーヒーからお茶中心。腹八分目
当日夜、もしくは翌日に点数をつける。5点満点で4点を実現する
【毎日】 80%達成率(1ヶ月24日)>○をつける

10)体重を常時165~170lbをキープ(1月末に170~175lb>2月末165~170クリア)*今180lb
【毎日】 石上会計士とイベント当日毎に計量。敗者は寿司を奢る。両者達成の場合握手のみ

10番目の体重に関しても、自堕落な生活を送っていたら、石上会計士に「かんぱち」で毎回寿司を奢らねばならないからたいへんだ。年の瀬に身が引き締まる思いとはこのことである。

会長になって、ますます「開発」とか「開拓」の仕事に集中できる。僕の後ろに上野がいるから。

開発は文字通り、無いところから新しい価値を創造すること。

開拓は広いビジネスの原野を切り拓くこと。

どっちも僕の一番好きな仕事だ。

大好きな仕事だけど、凡人の僕が口笛を吹いて、スキップしながらできるほど生易しくない。

時には敵意を持って身構える「未来の同志」を、数時間、数日間の間に「アンタに賭けるで(ついていくで)」状態に共感してもらうには、パンケーキ5千枚くらいの熱量(情熱)を要する。

それをあの街、この街で実現して飛び歩くのに、「僕、カゼでーす」も「寝不足でーす」も有り得ない。

最高の思考を生み出し、最悪最強の試練に打ち克てるコンディションを整えておくことは、経営者のお約束。今はちっちゃくっても、みんなの未来や生活を背負ってる気概を持って生きるのだ。

さ、ロサンゼルスの2012年も10時間を切りました。

これから穏やかに心を整えて2013年に備えます。

今年もみなさんのおかげで充実した一年を過ごすことができました。

また、たくさんの出会いや再会、親交を得ることができました。

どんなに励まされ、勇気づけられ、やさしい気持ちにしてもらったでしょう。

ありがとうございました。

新しい一年も元気出していきましょうーっ!!

12 31, 2012

体調管理、できるかな

12月29日。朝からの雨がいつの間にか止んで、雲の切れ間からやわらかい日が射してきた。

ふと、テレビに目をやると、先日ご馳走になった尺八奏者で人間国宝の山本邦山さんが演奏している。

縁のない世界の方だけど、親しい女友だちが「会っておくと、きっと良いから」と3人で酒を飲んだ。
僕の矢継ぎ早の質問にもイヤな顔をせず、わかりやすく丁寧に答えてくれた。美味い酒だった。

「何かあったら言ってください」見送るタクシーのドア越しにおっしゃった気さくな邦山さん。

もちろん、当てにはしないけど、そういう人の縁の集積に今があるのだと思う。

そうだ、彼女にも連絡しなくちゃ。あの日の壮大な夢に近づいてるだろうか。

今日も完全休養日。忘年会やコンパで連戦連投の肝臓も3日間の休養。
親父がこしらえるおでんを時々覗きながら、のんびり来年の構想を練っている。

来年、いや向こう3年は、今年の倍以上も忙しくなるから、体力任せではなく、そろそろ体調管理に真剣に取り組もうと思う。

経営者は1にも2にも体力。健全で強靭な思考は、必ず健康がベースにある。

来年は、決まっているだけで、日本、ハワイ、ニューヨーク、ベトナム、バンコク(各2回)、シアトル(6回)、サンディエゴ(8回)。全部で24回。

これに加えてご縁がつながったら、SF・シリコンバレー、シカゴ・デトロイト、上海、ロンドンにも遠征したいと思っている。

そんな「2013年の方針(生活・健康編)」

1)自転車 年間1800マイル走破 (月火水木土/週60マイル/イベント8本参加)

2)ジム 週2回以上

3)出張中は1日30分のウォーキングと腕立て50回(もしくはジム30分)

4)ランチはできる限り弁当持参/外食ではセットメニューの小丼厳禁(暴飲暴食・夜食引退)

5)毎朝4~5時起床/10時~11時就寝(6時間の良質睡眠確保)

6)週2回以上夕食時の禁酒/総酒量を半分に規制/帰宅後2時間の仕事時間を新たに創出

7)毎日稲盛さんのCD講話を聴く/反省ある日々、謙虚にして奢らず

8)毎日30分英語学習

9)野菜・果物・海草類を主役に抜擢。コーヒーからお茶中心。腹八分目。

10)体重を常時165~170lbをキープ(1月末に170lbクリア)*今180lb

と、来年もまた有言実行。

12 29, 2012

感謝を込めて

47回目の誕生日の朝は山小屋の雪かきで始まりました。

私の誕生日はクリスマスの翌日で、子供の頃はプレゼントがいっしょ。5月生まれの弟をいつも羨ましく思っていました。

さらにウチのサンタは、子どもに偉大になってほしい気持ちが強かったようで、枕元に置いてあるのはリンカーンやキュリー夫人の伝記でした。

挿絵だけ眺めておしまい。せいぜいマジックでリンカーンの髭を伸ばしたり、キュリーをカーリーにして若返らせるくらいです。

読んで改心したり、何かに取り憑かれたように勉強を始める、さらには広い視野を持ち世界を考えるようになる、というサンタの期待にこたえることは決してなく、心は荒んでゆくばかりでした。

その後に続くお正月も、お年玉はすべて母親に「つきあいあってのお年玉。あんたの将来のために預かってあげるんや」と全納させられたので、子供の頃の年末年始の思い出は、フレームが今もバラ色というより、墨色とかねずみ色という感じです。

それから40年くらいの時を経て、たくさんの方との出会いがあり、途方もない支えや導きがあり、今日の日を迎えることができました。

こうして誕生日には、こんなにもたくさんの「仲間」からあったかいお祝いのメッセージをいただけました。ありがとうございます。

子供の頃は少し拗ねてみたりしたけど、大人になってこんなにも素晴らしいプレゼントが待っているとは想像できませんでした。

心からありがとうございます。本当にシアワセです!

新しい一年も、感謝と謙虚な気持ちを持って、全力疾走します。ブレーキなし!

12 27, 2012

年が明けたら

最新号のライトハウスを読みながら、気づいたことをメモに落としていく。

年が明けたら、ってもう来年のこと考えてる。

ふだんの日は、朝の4時か5時くらいから、社長の上野とメールのキャッチボールが始まる。どっちも若いから朝が早いのだ。

例えば、

「昨日、Aくんが長年取引をいただいているB店の店長をカンカンに怒らせてしまった。原因は〜らしい。スキル以前に、感謝とか謙虚さが足りないんだね。
そうか!この機会にライトハウスの歴史や成り立ち、どこから給料が出てきているか、基本を次回の営業コンパで僕からしっかり伝えよう。
上野さんも、幹部セッション(毎週1時間、上野が幹部候補生向けにレクチャーをしている)の場と、あと、オリエンテーションでも必ずそこを徹底して、入社から感謝の気持ちを忘れないようにお願いします」

「Bさんが最近元気がないんでランチに引っ張り出したら、今〜で相当参っているらしい。一人で抱え込んで苦しくなってしまったんだね。
リーダーにも〜まで共有して、早く元気になれるように気にかけておこう」

「Cくんは子供の頃からずっとリーダーで来てるから、一見要領がいいし回転も速い。でも注意しないと、細部は穴だらけ。自信ばっかりで中身が空っぽの大人になってしまう。基本を徹底的に仕込もう。誰よりも厳しく、徹底的に地道な作業をさせて、どうやって組織や仕事が成り立っているかイチから学ばせましょう。根っこをもっと張らないとダメだ」

「Dさんはまだ若いけど、〜に抜擢しませんか。今のうちにもう一段上の経験をさせて、やり切ったら、〜のプロジェクトリーダーを任せるのも面白い。
ライバルのEさんも、Fさんも目の色を変えるんじゃないかな。ベテランもうかうかしてられない。あいつらの潜在能力はあんなもんじゃない。
この会社が、社歴や経験の長さも、年齢も、一切関係なく、人間性とパッションと仕事そのもの、その3つを判断基準にしているという社内外へのメッセージにもなるでしょう」

そんな経営に関するやり取りを毎朝のように上野とやってから、自転車でふぅふぅ汗を流して、大盛りのゴハンを食べて出社する。

僕ら二人は、社員教育への思いが強い。地道な努力を継続できるのが天才だって知っている。

でも、メンバーへの伝える言葉はそれぞれ異なる。

例えば、サンディエゴ直行便に搭載するガイドブックを作る心構えについて、僕はメンバーにこんな風に伝えた。

「読者の使い勝手に徹底的のこだわろう。

我々や親友の年老いた両親が利用するとしたら、どんな情報、どんな見せ方が必要なの?

海外旅行を初めてする(あるいは英語がまったく不自由な)我々の親兄弟・親友が利用するならどう?

この視点と思いやりの心を持ち続けて、決して慣れないようにしよう。

我々が、言葉が全く通じない、土地勘が全くない、そういうアジアや南米の国に行ったと思うのもいいね。」

上野の言葉はもっと具体的で実践的。ワシもそれが言いたかったんだよと時々後で思う(笑)

「頭の中で、3泊4日の旅を組み立てて見るといいですよ。
いかに自分が地理が分からず、いかに動き方の感覚もわからず、苦労するか。
距離感、って旅行で一番大事なことだよね。
ガイドブックを制作するのに一番必要なのは、ホスピタリティ、親切心です。
自分がツアーガイドになった気分で、右も左も分からない人に、何を伝えてあげたら、その人が「自力で」旅ができるようになるのか。目的地に辿り着けるのか。
そこを考えてみるといいです。
自然と、何を入れ込まないといけないのかも見えてきます。」

来年は、全米へ、アジアへ、打って出るライトハウスだけど、特集企画、誌面構成、表紙、誌面作りには上野とふたり、もっともっと入り込む。

納得できないものを世に出さない覚悟。

そうして、根幹のところを徹底的に強化して、世界中のどこの街に出ても通用する品質まで高めるのだ。

まだまだまだまだ穴だらけ、スキだらけ。

12 27, 2012

だらだらと

12月23日。冬休みの2日目。
恒例のマンモスの山小屋で仲間たちとスキー合宿に来ている。

休暇前は出張や時差ぼけでやや寝不足気味だったけど、昨夜は午後8時にベッドに沈み、そのまま朝まで眠れた。

夜半に山小屋の前を行き来する除雪車の音に何度か目が覚めたけど、それも、あぁ今僕は遠くの街に来てるんだと、気持ちがやわらかくなった。

目覚めて最初にスキー場のアプリを開いたけど、あいにく27本のリフトは1本も動いていない。

直ぐに作戦を変更して、ベランダに積もった雪から缶ビールを2本つまんで、暖炉の前のソファーに転がる。

今日は読みたかった小説とライトハウスの正月号をだらだら読むのだ。

「だらだら」

なんてだらしない、良い響きだろ。

窓の外は粉雪がふわふわと舞う雪景色。

12 27, 2012

ありがとう

12月21日金曜日。もうすぐ午後5時。

ライトハウスは一部の事業部を除いて、今日が仕事納め。
明日から1月2日まで冬休みに入る。

今年も穏やかな気持ちでこの時を迎えることができた。感謝と安堵。

昨夜は、スタッフの家族やパートナーを招いてのクリスマスパーティだった。

ライトハウスの2階ホールで、ご馳走やバンド演奏、ゲームやおしゃべりを60人あまりの「ファミリー」で楽しんだ。

社長の上野と僕は、メンバーやその家族ひとりひとりに、感謝と労いの言葉を伝えて歩いた。

「今年、編集部でも一番力をつけたひとりだぞ。とくに〇〇の記事は素晴らしかったな」

「子育てと家事の両立でたいへんだったろう。よぉく頑張ってくれたね。ありがとう。冬休みはしっかり充電してきてくれよ」

「あの時は、完全に競合メディアに乗り換えたA社さんに、よく帰ってきてもらえたな。オレなら諦めていたかも知れない。学ばせてもらいましたっ。大したもんだぞ」

「ご主人には安心して難しい仕事を任せられます。来年はもっと大きな仕事に挑戦してもらいます。ますますプレッシャーがかかりますが、ご家庭でよく支え、労ってあげてください」

「あの会社はどこにも広告を出したことがないのに、よく信頼を勝ち得たな。そのあきらめない姿勢をライトハウスの社風にまで高めてくれよ。年末は妹さんとの旅行楽しんでな」

「Bちゃん、キミがお母さんとお家で、台割(記事と広告の配置)の読み合わせをしてくれたんだね。ありがとう。キミのお母さんは、毎日ライトハウスが良くなるように、いろんな工夫をしてくれているんだよ。みんながお母さんに感謝しているよ」

「厳しいことばっかり言ったけど、よく堪えたな。とくにリンドバーグはよく踏ん張ってやり切った。来年はもっと厳しいこと言うけど、堪えろよ。ここにいるみんながシアワセになるように力になってくれ。お前にはどこまでも伸びてもらわんとイカンのだ」

「いつの間にこんなに大きくなったんだ。男らしい顔になってきたな。お父さんみたいになれるように頑張るんだぞ。お父さんのお仕事はそれはたくさんの人に喜んでもらってるぞ」

「息子さんは、お客さんにも、メンバーにも、みんなに愛されています。自分に厳しく、常に率先垂範。本当にこの一年もよく頑張ってくれました。どうかご両親からもよく褒めてあげてください」

まだ伝え足りない。伝え切れない。みんなへの感謝の思い。

2012年は、新しいチャレンジの連続。
組織も、個人も、カイゼンと改革の連続。だった。

400メートル走を走り続けるような一年だった。

彼らが愛のない仕事をした時、腰が引けた時、注意散漫な時、泣かすくらい叱りつけた。

誰かの小さな成功、小さな進化を、みんなが大きな拍手で賞賛した。

メンバー、幹部、営業とのコンパでは、冒頭から夢を語った。

「オレたち移民の手で、アメリカを代表するような会社を創ろうぜ、世界的な企業になろうぜ」

夢は思い描いた分だけ必ず叶う。それをこの仲間たちと証明するのだ。

2013年からはさらにお楽しみ。全米に、アジアに、打って出る。

100メートル走のペースで走り切るのだ。天井も壁も頭突きで破壊する勢いで。

さ、もう一回、みんなにありがとう言ってこよ。それでも伝え足りないけど。

12 21, 2012

シアトル・ポートランド版決定!

今朝は1時40分に目が覚めた。
ためらわずに起きてPCを開く。

そんな今朝の5時は摂氏5度。
ガレージから自転車でいったん出たけど、身のキケンを感じて、引き返して厚めのジャージを羽織った。(修行か?)

寒いというより、イタいなあと見上げた空に、見たことがないくらい大きな流れ星。

一瞬夜空が破れたかと思った。

慌てて残像にお祈りする。

「ライトハウスのシアトル・ポートランド版がコミュニティの人たちに愛されるメディアになれますように」

ロサンゼルス、サンディエゴ、ハワイに続いて、ライトハウスのシアトル・ポートランド版の発行が決定しました。

2013年3月5日スタート。全力でいきます!

12 14, 2012

判断基準

昨日も今日も朝3時過ぎにはピタッと目が覚めた。

ピタッとだけど、スカッとではない。

時差ボケだ。

どうせこの週末の自転車の大会は、遠方での早朝の開催なので、このリズムに乗っかろうと決めた。

で、そのままデスクに向かう。この時間に仕事を進められるだけ進めておく。

リーダーに抜擢したものの、リーダーとしての在り方や判断基準に悩む二人のメンバーから、寝ている間にメールが届いていた。

送信時間を見ると、ひとりはさっき(2時40分)じゃないか。

ライトハウスは今、会社の成長にリーダーの成長がまだまだ追いついていない。

層が薄い分、若くても、社歴が浅くても、これはというメンバーは、少し背伸びをさせても登用している。

高いハードルを設定され、下から突き上げを食らうし、上からは雷がガンガン落ちる。

当然、みな悩むし、迷う。苦しむ。

タイムアウトで降格させることもある。それで去った者もいる。

残酷なようだけど、リーダーに相応しくないリーダーが居座り続けることの方が実は残酷だから。

過去の失敗を繰り返してはならない。

彼らには、こんなメールをさっそく戻した。

「朝早いな(夜遅いのか?)

おはよう。

真のリーダーを目指すうえで、一番簡単でわかりやすい判断基準は、

「人として正しいかどうか」だと思う。

フェアーか、

誠実か、

やさしいか、思いやりがあるか(表面的な話でなく)

利己的でないか、

うそはないか、ズルくないか、

そういうプリミティブなことを判断の軸に置くと良い。

世の中のすべての国や企業の破綻は、そういうことをリーダーが忘れて、自分の都合や利益で動いたからなんだ。

どんなに頭のいい人でも、常に反省して自分を戒めないと忘れてしまうんだ。

エンロン、GM、リーマン、かつての日本航空、みんなそうだね」

この言葉は、CDで何百回以上聴いている稲盛和夫さんの講話から来ている。

今は少しだけ改まったけど、昔の僕は判断基準がブレブレだった。

自分の都合やエゴで判断基準があっちに行ったりこっちに来たりした。

その度にスタッフやまわりを振り回してきた。

振り返ると、エゴで判断してことは、決して良い結果がついてこなかった。

原理原則で考える習慣をつけるようになって、少しマシになった。

それでも油断するとすぐにブレそうになる。へこたれたくなる。

24年間の経営は、失敗と反省でできていると言ってもいい。

今もあの判断は正しかったのか、胸につかえたまま未消化の塊がゴロゴロある。

これからも死ぬまでそれを繰り返しながら、少しずつマシな経営者になっていくのだと思う。いや、ならなくちゃならないのだ。

12 12, 2012

隙間時間を活かそう!

月曜日。シンガポールからベトナム(ホーチミン)、韓国(インチョン)を経て、最終目的地ロサンゼルスに向かう機中から。

ホーチミンからインチョンには、レッドアイの午前7時に到着。
乗継ぎ時間がインチョンで10時間もあったから、ラウンジで腰を据えて仕事をすることができた。

出張の移動時間や待ち時間、あと、毎日の通勤時間、
この数分から数時間の集積は、一生を通してみると「(数)年」単位になるだろうから決してムダにできない。というか、意識的に有効活用しない手はない。

お礼や返信メールを1本打つのに5分とかからない。

10分あったら相手の記憶に残るメールが打てるだろう。
どんなに急がしくっても、たった1人の人に思いや感謝を伝えることを大切にしたい。

TO DO LISTをチェックして、優先順位と期限を見直すこともできる。

進行中のプロジェクトについて「ひとりブレスト」するのもいい。

僕は他国の日本語メディアやPR誌をカバンに入れておいて、ランチの待ち時間とかに広告や記事を眺めて、ライトハウスに応用できないかアンテナを張っている。

通勤じゃないけど、帰宅前にデスクの整理整頓も5分とかからない。
(デスクがオーガナイズされていないと、頭の中も整理できない。良い仕事は整理整頓からだ)

ってなことを言ってるうちに間もなく着陸準備の時間。

冬休みまでもう2週間を切った。
タイムマネージメント、もう一段強化しよ!

12 11, 2012

アジアは広い

まだ夜が明け切らないインチョンに着陸したのが午前7時。

目を凝らすと空港は一面雪だった。

空港内を行き交う人々の装いは、ほんの一週間あまり前に経由した時より、さらに冬の真ん中に向かっている。

蚊に刺されてTシャツから出た腕をぽりぽり掻いてた昨夜。
あのシンガポールやベトナムの蒸し暑さが遠い遠い昔のようだ。

アジア。広い。

アジアを住処にする人たちは、みな屈託がなく、逞しく、厚かましかった。

鉄砲水のようにスクーターが流れるベトナムの道路では、笑顔を浮かべても誰も止まってくれない。待っていてもそこに信号はない。根性を決めて道路に身を投じるのみ。

ぼんやり道で携帯電話なんかしてると、後ろからスクーターでさらわれるよと何人もの人からアドバイスされた。

そのベトナムで、編集者の女の子が、2年前に修理に出したバイクを転売されてまだ解決しないと嘆いていた。修理屋の店主は謝るけど、補償はしてくれないのだと。意味がわからずフリーズした。

上海の有名ホテルでの夕方、アポイントに焦(じ)れる僕が「なんでまだタクシー来ないの?」とホテルマンに尋ねると、「金曜日の夕方に簡単につかまるワケがないだろう。道路を見ろ。1時間待つこともあるんだから」だって。20分待たされて、ようやくタクシーに乗り込む僕を「ラッキーなヤツだ」と笑って見送った。常識がここでも崩れた。

マレーシアのゴルフ場のキャディは、煙草ばかり吸ってコースのアドバイスを学ぼうとか磨こうという姿勢は見られなかった。一日に数回、時間になると遠くからコーランが風に運ばれてきた。イスラムの国なんだと気づいた。

アジアのどこの入管や手荷物検査の列でも、背中を押され(押されても早くなるわけではないんだけど)、30センチの隙間があったら大の大人が巧みに割り込んできた(叱りつけてもどこ吹く風)。

シンガポールからの機中では、大音量でゲームに興じる若いカップルに「ヤカマシイ!」と怒鳴ったけどケロリとしてた。両親の顔写真が見たかった。

ベトナムのラウンジでは、フォーの作り方を控え室のスタッフに尋ねたら「係の誰かがいるだろ」と投げやりに返された。いたら尋ねています。

僕も負けずに主張したり噛みつくけど、一方ではそんなもんだと呆れながらも、アジアの粗っぽい空気を楽しんでいる自分がいる。

きっと、伝えないとわかってもらえない26年のアメリカ生活に、僕自身も厚かましく鍛えられているのかも知れない。

その点、日本は奥ゆかしく、相手の気持ちを汲み取る文化だ。繊細さと思いやりの国。

と、広くもない空港通路を、Gメン75みたいに(わかんねえか)広がって、ひときわ大声で闊歩するおばちゃんのかたまり。

聴こえてきたのは母国語だった。降参。

12 09, 2012