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込山洋一

餃子の弁当

 朝ご飯。娘がボクのために、玄米ご飯と好物の餃子、それにハラペーニョをちりばめた弁当をこしらえてくれてた。ボクより早く起きてるわけだから4時には起きてたはずだ。

「お前、昨日遅かったんじゃないか」

「いいのいいの。心配しないで」

心配しない親などいない。

「大学決まったらお祝いに家族で旅行しような」

「うん!」

来年の秋には娘は大学生。普段からの成績が重視されるアメリカの大学受験、彼女にとってこの1年は大切な時期だ。

それはボクにとって違う意味で大切な時期でもある。

大学に入ったら家を出ると決めている彼女と、日常的に同じ屋根の下で暮らすのは、あと16ヶ月。たっぷりあるようで、出張や会食が多いボクにとっては正味2ヶ月分くらいしかない。

親の心子知らずで、子どもはさっさと親離れするけど、親の方は気持ちが追いついていかない。まさに子を持って知る親心なのだ。

 

04 29, 2010

夜明けのスタバ

 428日の水曜日。

朝5時半のスタバから。

日本出張から帰ってきて5日目。

例によってオレンジカウンティまで娘をスケートリンクに送って、近くのスタバでMacBookを開いてる。

まだ外は暗いこの時間、ボクの斜め前には自動車の整備工のユニフォームにパーカーを羽織った中年男性が熱心に水彩画を描いている。彫りの深い顔はメキシカンかな。

どんな絵を描いているのかのぞいたら、童話の絵本に出てきそうなやわらかい森と子どもの絵だった。

描き手のやさしさとか体温が伝わってくる絵で思わず「すごいね、キレイだね」と感嘆を声を漏らすと、彼は照れくさそうにはにかんだ。

ボクのとなりのテーブルでは学生らしき女の子が一心不乱に勉強している。徹夜かな。

人生の折り返し点を過ぎると、一生懸命とか夢を追いかけることの大切さ、尊さがわかってくる。残り時間をていねいに。家族や社員に恥ずかしくない生き様をしたいと思う。

 

日本に行って思った。

怒っている人、イライラしている人が多いこと。

政治に、経済に、社会に、世の中に。

そこらじゅうに理不尽なこと、おかしなことがまかり通っていて、怒りたくなるのもすごくわかる。勘弁してくれよと。何を信じていいのかわからなくなる。

だけど不平不満からは何も生まれないし、自分の人生は自分で切り開かなくちゃ始まらないのも確かだ。

批判や批評だけする人が60億人いても良い地球には絶対ならないけど、自分のパンを1/3でもちぎって分かち合える人、となりを歩く人の荷物をいっしょに担いであげる人、誰かに喜んでもらうためとか誰かのシアワセのために働く人、そんな人たちで地球がいっぱいになったら、みんなにとって絶対素晴らしい世の中になるはずだ。

例えボクらの時代に間に合わなくても。

世の中や国や会社はぶら下がるもんじゃなく、自らが創るものだ。

まず自分から。まずまわりから。

朝のスタバのコーヒーの香りとジャズに包まれて、昨日よりちょっとでもやさしい自分になりたいと思った。

夜が明ける頃、“絵描きさん”がボクのテーブルまで来て「今日も良い一日を」と笑顔で去っていった。

04 29, 2010

花に癒されて

 2週間あまりの日本出張からようやく帰ってきた。

出国直前まで慌ただしくって、最後の日というのに朝からアメリカや日本との会議、ためてたメールの返信、それに専門書の買い物であっという間に昼近くになり、空港に着いてからもラウンジでPCにへばりついたままで、優雅にぐびりとビールやシャンパンを飲む作戦は果たせなかった。

ようやく飛行機に乗ってその作戦は果たせたけど、乗ってる間に読破しようと思ってたマックとツイッターを本は、シャンパンの心地良い酔い(と、専門書からの逃避?)ですっかり熟睡してしまい目が覚めたら着陸前の朝だった。

 

出張と言えば、不思議な習性(習慣)で、ボクは出張や旅行から帰ってきたら、即荷物の整理をしないと落ち着かない。

まず洗濯物とクリーニングに出す衣服を振り分ける。

いただいた名刺を、顔と名前が一致するカードとそうでないカードに振り分ける。

(なるべく名刺はもらった直後に、日付と場面と話した内容と特徴まで書いておくのだけど、大きな会合やパーティで一撃で10枚とか20枚とか交換すると顔と名前が一致しなかったりする。そういう名刺は一定期間を経てもやり取りが発生しなければ処分する)

領収書をひとつにまとめる。

持ち歩き用の財布から、日本円を大きめのパスポートケースに移す。逆にそこから必要な分だけ米ドルを持ち歩き財布に移し替える。置いていったアメリカのカードは元のパスポートケースにもどす。

日本用の携帯電話や充電器、説明書は一式ジプロックにまとめて、出張用のバッグに保管する。

学校系の資料、海外メディア系の資料、その他の資料、仕事関係の書籍をそれぞれ振り分ける。

それから出張中のノートとiPhoneの音声メモをチェックして、帰国後にやるべきことを一枚のTo Do Listにまとめる。

最後に出張の間体重を支えてくれた革靴をピカピカに磨く。

ここまで一気にやってしまわないと気持ちが悪い。

小学生の頃のボクは、学期の終わりの大掃除の時、机の中のものを全部出すのだけど、クシャクシャになった父兄への便りや宿題、給食のパンなどが毎回無惨な姿で現れ、先生に殴られたりクラスのみんなに笑われた。その時は悔しいし反省するのだけど、下校する頃には忘れて笑っていた。

そんなボクが一人前に整理整頓を語っているのだから、同級生が聞いたら腰を抜かすかも知れない。

出張の整理が終わる頃、カミサンがこしらえた昼ご飯を食べる。

今回の出張も50食続けて外食で、それもほとんどが人との会食だからけっこう重たい食事の連続で、久しぶりの素朴な食事にほっとする。

それからカミサンに引かれて表庭と中庭の花を見て歩いた。

しばらく見ないうちにいろんな種類の花が咲いている。

花が咲いているのも気づかず、花の名前も知らないなんてもったいないことだと思った。

一時元気のなかったレモンの木はたくさんの実をつけた。となりの家から伸びてきた蔦(つた)は我が家の白い塀が隠れるくらいその枝(葉っぱ?)を伸ばしている。気持ち良さそうだ。植物や自然に、家の境界も国境もないわけで、大いに成長してちょうだい。

たくさんの達成感&充実感の一方で、未解決の問題にザラリと傷ついたまま血が滲んだような心。それがゆっくりゆっくりと癒されていく。

鼻からいっぱいにやわらかい春の風を吸い込んだら、何で悩んでいたのか忘れてしまった。

04 25, 2010

出張後半戦

 420日の火曜日。

出張のいよいよ後半戦。

今、岐阜に来ている。

アポイント30分前に到着したのでカフェで一息。

これからクライアントの専門学校の理事長と面会して、その後は名古屋で、やはりクライアントの大学の副理事長と会食が控えている。

幸か不幸か、毎日毎食の会食のおかげで、ダイエットの方はバックスピンが炸裂している。

体重計にのるのがコワイ。

 

今回は新潟を振り出しに、東京、京都、大阪、福岡の学校を訪ねて歩いた。

明日は朝一番の新幹線で東京に向かい、新規に取引が始まる複数の大学を訪ねる。

夕方からは熱海に移動。2泊の予定で世界メディアアライアンスの経営者仲間とみっちり会議が控えている。温泉も楽しみだけど。

毎度のように日本中を飛び回っているけど、その間に一泊ずつ、萩の父親と四日市のカミサンの両親を見舞うこともできた。

3ヶ月ぶりの親父の部屋は泥棒が入ったように散らかっている。咎めても笑ってごまかし、テレビから目を離さない。これで昔は部屋が汚いと、ボクら兄弟をボコボコ殴ったのだから呆れてしまう。

洗濯機を回している間、真剣勝負で便所掃除をしたので、便器だけは顔が洗えるくらいキレイになった。

今回も近場の温泉に行っては、ふたりの父親の背中を流すことができた。

子どもが大きくなる一方で、父親の背中は小さくなってゆく。

あと何回、どのくらいの時間をいっしょに過ごせるかわからないけど、会う度に良い報告ができるよう頑張らなくちゃと気持ちが引き締まった。

04 24, 2010

博多ファン

 417日の土曜日。

博多の日航ホテルに滞在している。

ロサンゼルスとのスカイプ会議や週日にできなかった用事を午前中に一気に終わらせてしまう。

全力投球の一週間でやや電池が切れそう。

よたよたと隣接するサウナにいく。

ひと風呂浴びて、博多名物の小さな餃子とチャンポンで昼ビールをグビリ。

うまい!

餃子のコロモがパリパリで中身はジューシー。つい頬がゆるむ。

ボクは博多が大好きだ。

日本のベースを置くなら博多にしたいと思ってるくらい。

何たって尊敬できて気の合う経営者仲間が多い。

人の情が厚くて、メシも酒も美味い。自然が豊富で海も山も近い。

それでいて、しっかり都会で、文化的な生活も送れる。

東京やロサンゼルスに比べて、不動産が借りても買ってもうんと手頃で、物価が安いのもうれしい。

福岡空港が街の真ん中にあって、日本やアジアのどこに行くにも便利なのも良い。

東京や上海には1時間半。ソウルなんかたったの30分だ。

アジアでの事業展開に福岡はむしろ東京より便利だ。

将来、アメリカでの教育研修のコンテンツを磨き尽くしたら、次はアジアが視野に入ってくるだろうから、そうなったら断然博多だ。

友人の経営者によると、産学連携が活発で産業界のまとまりも良いようだ。

昼ビールも手伝って、ひとりニヤニヤ思い浮かべる。

1年の内訳でいうと)今がロサンゼルス8ヶ月で日本が2ヶ月半、サンディエゴが1ヶ月で、ハワイが2週間くらいか。

日米の国際教育事業が急成長しているので、将来はアメリカと日本を合わせて10ヶ月。その日本のベースは博多で、残りがアジアやヨーロッパ。世界を住処に飛び回って生きるのも楽しそうだ。

04 17, 2010

危うしダイエット

 414日の朝。

今朝は宿泊している帝国ホテルのAさんと朝食をごいっしょした。

Aさんは10数年前までLAの支店長をされていてそれ以来のおつきあい。

日本滞在中にたいてい一回、朝ご飯を食べながら情報交換をしている。

ちがう業界、ちがう分野で活躍する仲間から得る情報は、経営のヒントが盛りだくさんで、いつもボクの世界を広げてくれる。

経営の舵取りをしていくのにブレインはとても大切だ。

テイク&テイクでは誰もブレインになってくれないから、自分自身もふだんからギブ&ギブができるよう自らの価値を磨き高めていかないとならない。

日本ではこんなふうに、営業や接待だけでなく、朝食、昼食、夕食(稀に夕食は2階建て)で人と会う。限られた時間を目一杯有効に使わないともったいないからね。(ダイエットには問題が残るけど)

 

今日はこれから目黒の雅叙園で、盛和塾(稲盛和夫さんが主宰する経営塾)の全国世話人会があって、国内外の塾生5500人(60ブロック)の代表世話人が集まる。

ボクなんか新米の部類だけど、LA塾を代表して行かせてもらっているので、しっかり発表してしっかり吸収してこなくてはならない。

国内外の経営者仲間との再会も楽しみだ。

では行ってきます。

04 14, 2010

体力勝負は続くのだ

メールを返事をしていたら日付が414日に変わった。

今日は7時からシアトルとLAをつないでスカイプ会議。

その後、お客さんとホテルで朝食をとりながら作戦会議。

新幹線の時間を気にしつつ、再びLAとスカイプ会議。

それからタクシーに飛び乗って、日帰りで三重の伊勢にあるクライアントの大学に行って最終便で帰ってきた。昨日に続いてすごく充実。

伊勢の大学では担当の教授だけでなく、学長から事務局長、広報の方までオールスターが揃って迎えてくれた。そして、この春の研修についてとても評価していただいた。

来期はさらに多くの学生を預けていただけそうだし、海外からの遠隔授業もトライアルで実現しそうだ。絶対に期待に応えたい。

明日は東京。明後日は大阪。明々後日は福岡。

まだまだ体力勝負は続くのだ。

04 14, 2010

東京はもっと寒かった

 413日の火曜日。

昨夜は遅くに新潟から東京に戻ってきた。

新潟はずいぶん寒かったけど、東京も負けないくらい寒い。

冷たい雨にタクシーが頭をよぎったけど、ダイエット中なので有楽町からホテルまでは正しく歩いて帰った。

昨日は朝から、新潟の取引先の7つの専門学校と、グループ校のトップと終日ミーティングをして回った。

学校では主に経営者の方と、(ライトハウスが提供している教育プログラムにとどまらず)いかに学校の魅力や価値を高めていくかについての議論をする。

18歳人口が減少し、競争が激化する大学や専門学校業界において、多くの学校が本質的な国際化やコンテンツの強化、キャリア教育に取り組み始めた。

そして伸びている学校、経営哲学がしっかりしている学校ほど、規模の大小や知名度の有無ではなく、内容や本質で選んでくれる傾向が強くなってきている。

これがライトハウスには追い風で、ボクらの提供する海外研修が正規の単位プログラムとして認めていただけるところが年々増えている。

今回新潟では、1日に8つのアポイントなので、すべて1時間1本勝負。

お互いに「価値のパズル」をああでもないこうでもないと埋めていく。

いくら良い研修を作っても、学生が参加できる料金設定でないと意味がない。

コストと質の両立に知恵をしぼり、(多くの)学校側も参加者が増えることがコストダウンにつながることを理解してくれてるから、どうやって魅力ある研修を作って集客するか知恵をしぼる。視界を共有し、ベクトルを重ねる。

ボクらの研修は決して完成することはない。人も世の中も変わっていく中で、こうして毎年、学校との振り返りや改善を繰り返すことで進化し続けてゆく。

もちろん中には、参加学生の研修後のアンケート(満足度調査/ボクらの通信簿)結果に関わりなく、うちでやった研修をそっくり子飼いの旅行社にもっていかれることも珍しくなかった。

とくに10年前に教育事業を立ち上げてから何年もの間は、「業者のクセに値打ちを言うな」「オタクだけじゃないんだよ」と苛められたり、抹殺されることもしょっちゅうだった。

だけどボクらは絶対に屈しなかったし、スタンスは変えなかった。

いや、むしろそんな仕打ちこそがボクらの磨き砂として鍛えてくれたのだ。

悔しくって、ヨソがマネできない「価値のかけ算」に意識を向けてくれたのだから感謝しなくちゃ。

 

ライトハウスが21年、多くの人たちのやさしさ、思いやりに導かれてこれたように、ボクらもまた学生に対して、純粋な愛情を持ってこの事業に取り組んでいきたいし、彼らを導きたい。

今回、ある学校の責任者にこんなことを言ってもらえた。

「参加した学生がね、言ってくれたんですよ。

オレ、人生変わったよって。

(料金)高いと思ったけど、先生が言った通り参加して良かったよって。

ライトハウスさんのプログラムには100%、いや120%満足してます。

今期はもっともっと(参加)学生を集めますからこれからもよろしく頼みますね!」

先生の顔を見ると、ちょっとだけ目のフチが赤かった。

ボクまでつられて熱いのがこみ上げてまいった。

こんな言葉がボクらのガソリンだ。

これからもずっと、まだ見ぬ誰かが人生や未来に希望が持てるようなコンテンツを提供し続けるのだ。

04 14, 2010

東京から

410日の土曜日。

昨日、日本入りした。

帝国ホテルの窓から見える日比谷公園の緑が眩しい。

昨日、成田空港からホテルに向かうリムジンバスの車窓からは、たくさんの桜を眺めることができた。今回は東京や名古屋、大阪以外に、北陸や九州も回るので桜が満喫できそうでワクワクしている。

それにしても日本に向かう飛行機は気流の関係で揺れがひどかった。

あまり記憶にないくらいの揺れが続いて、イヤな音で機体が軋んだ時には、「ひょっとしてヤバイかな」と心配になった。

実は出発の直前、カミサンと大ゲンカしたままロサンゼルスを発った。

そのことがアタマにあったもんで、こりゃ万が一のことになったら「ああしてあげたら良かった。こうしてあげたら良かった。もっと大事にするんだった」と残されたカミサンは一生悔やむだろうなあと心配になった。

本当は元気なうちに大事にしてほしかったけど、それではあまりにかわいそうだから、いよいよ墜落ということになったら、iPhoneに「心配するな、気にしてないから。全体としてはとてもありがとう」と録音しておいてやらないと。

いやいや、会社のことをどうするか伝えておかないとそっちの方が問題だ。

いやひょっとして、iPhoneが焦げたら再生できないのでは、なんて心配しているうちに深く寝入ってしまった。

何をやってるんだか。

でも、無事に着いて良かった。またケンカもできるし、ありがとうも言えるから。

04 10, 2010

キックオフに伝えたこと

昨日331日はサンディエゴとロサンゼルス本社をスカイプでつないで、第2四半期のキックオフを開催。

各部の責任者から今四半期の振り返りと、次の四半期の方針を共有した。

幸いすべての事業部が(かろうじて!)前年対比で二桁成長をできたけど、まったく安心はできない。

日米、日系社会に限らず、仮にもっともっと景気が悪化しても耐えうるように、全社員が強い危機感と信念を持って乗り切らねばならない。よくなったらラッキー。前向きにワーストシナリオを描いて備えるのだ。

ボクはメンバー一人ひとりがどうあるべきかを訴えた。

ライトハウスの事業モデル(出版部)は、読者が手に取り、広告を使ってもらって、広告主からお金をちょうだいしてビジネスが成立する。

ボクらのライバルは競合誌だけでなく、すべての人の(寝ている時間、働いている時間を除いた)時間の選択肢すべてだ。

オンラインゲーム、SNS、ブログにツィッター、映画、書籍、テレビ、スポーツジム、ショッピング、電話にスカイプ、スポーツ観戦、エステにマッサージ、旅行、カルチャースクール、、、、、それらすべてが、個人の自由な(限られた)時間の中から優先順に選択されていって、そこに選んでもらえなくなったら淘汰されるしかない。

昨年日本では、テレビを始めすべての広告収益がガタガタに減少した。アメリカも同様。

雑誌業界はわずか1年で25%も売上を落とした。

ネット業界はシェアを伸ばすも勝ち組はほんの一握りだ。

華やかに見えるゲーム業界に目を向けると、一世を風靡するゲームを世に送り出し続けたソニーエンターテイメントが業績不振で元のソニーに吸収され、それ以前に、セガはサミーに吸収合併された。業界のガリバーだった任天堂も、今ではオンラインゲームに足元を脅かされつつあり決して安泰ではない。

海外に目を向けると、中国では「QQ(キューキュー)」という3億人がやっているソーシャルゲームが人気沸騰で、職場で禁止(当たり前!?)になったり、ID10桁の番号が名刺交換より重要なのだそうだ。

また、フィリピンのある会社は地元の大学生1000人を雇って、オンラインで世界中に1時間400円のプライベートレッスンを始めて、大盛況だと、ベンチャー向け投資コンサルタントで海外の事情に明るい友人が教えてくれた。時間4000円とか6000円が相場の世界に、ドカンと1/10以下の料金設定で、それも国境関係ナシにライバルが参入してくる時代なのだ。

新しく生まれてきたモノ&価値が、あっという間に世界中を席巻し、個人の時間シェアを奪っていく。まったく関係のない業種(業界)から異業種に、新たな価値を携えて参入してくる。無くなった業界、無くなっていく業界もある。

それをボクらはどう見るか。どう受け止めるか。

答えはカンタンで「チャンス」以外の何ものでもない。

幸いにもボクらはまだ何万人の従業員を抱える大企業ではないからフットワークが軽い。舵取りは迅速にして軽快だ。

メディアとして完成されてないから、まだまだどこまでも伸びる余地を残しているし、資産(人材、ネットワーク、情報、拠点の価値)を活かした事業展開だって無限に考えられる。明日はボクらが新しい価値を生み出しているかも知れないし。

そう、異業種から入ってくる話をしたけど、実際ライトハウスの教育事業部は、メディアから教育業界に参入して急成長している。これは異業種に入っていったことになる。

売上規模はまだまだ小さいけど、年商100億、1000億の企業にだって財務体質なら負けないくらい手堅くやってきた。好景気の時代に無駄遣いせず、わずかな利益でもコツコツ貯めて「経営のダム」を作ってきた。

その中にあって、一番の財産、ライトハウスの「個人」はどうあるべきか。

誰にも負けない努力は当たり前。今頑張らなくっていつ頑張る。

まず、全員が「手足」ではなく、常に改善改良を追う「考える個人の集団」であること。全員が「頭脳」だ。

そして、どんなに忙しくても「作業」ではなく、「創造」すること。決して馴れてはいけない。

そこに、顧客への「愛」を込めて仕事に取り組んだなら、生き残れないはずがない。

風景は心の有り様で地獄が天国にだってなる。生きてることに感謝して、今を精一杯生きなくっちゃ!

 

04 02, 2010