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込山洋一

ギフト

 530日の日曜日。

まもなく母親の(再婚相手との)結婚記念日と父の日が近いので、お客さんでもある楽天の通販でギフトを贈った。

まずお姫様気分の母親には「世界のシャンパン詰め合わせ」。ハーフボトルの詰め合わせが6本は入っているので、ディナー6回分金色のぶくぶくを楽しんでほしい。(1回分で終わるかも知れんが)

郷里でひとり暮らしの親父には「焼酎と陶器の焼酎サーバーの詰め合わせ」を選んだ。涙を誘う「父の日」メッセージを添えたけど、きっと気づかずにゴミ箱へ直行するだろう。

家内の父親には、甘いものが好きなので、参ったというくらいの「スィーツ詰め合わせ」を贈った。糖尿なので、医者と義母にバレぬよう注意が必要だが、平均寿命を超えたのだからちょっとでも多くの「スィーツ」な時間を過ごしてほしい。

夕方注文を終えて良い気分でいると母親から電話が入った。

要件は、ボクの子どもの頃の家庭教師のTさん(今は小学校の教頭先生)からの小学校での講演依頼と、母親が週2日ソーシャルワーカーで働くことになったという報告だった。

何でも母親が不登校の子どもたちのカウンセラーをさせていただけることになったらしい。くれぐれも迷っている子どもたちを悪い方向に導かねば良いが。

そういえば、娘も心に病いを持つ子どもの力になる仕事を志しているようだ。不思議な気分とおっかない気持ちが半分半分。

05 31, 2010

勝ち負けは結果、目的は。。。

 530日の日曜日。

今度こそLAに夏が来た。

ダッシュボードにしばらく置いただけのサングラスをかけると罰ゲームのように熱い。

午前中は息子の剣道の大会(団体戦)の応援。

息子は珍しく絶好調だったけど3回戦で敗退。

いつになくチームメイトの調子があがらなかった。

団体戦の良いのはそこで、息子の調子が悪くて足を引っ張ることもあるし、みんなの情熱と努力が噛み合って優勝できることもある。また今日のように噛み合ず報われないこともある。

何だか組織と似てる。剣道そのものの腕を磨くことももちろん大事だけど、チームで戦うことの難しさ、仲間を思いやるやさしさ、仲間と分かち合えるヨロコビ、自分が足を引っ張るもどかしさ、負ける悔しさ、そんなことを身につけていってくれたら良い。勝ち負けは結果で、目的は人間形成だから。

余談だけど、ボクのまわりの成功している経営者仲間も、学生時代華やかな舞台で脚光を浴びたというより、努力してもレギュラーになれなかった「補欠組」や「裏方」の方が多い。

本来、奥歯がめり込むような悔しい思いや、立っていられないくらいの惨めな経験をしないと、努力してもなかなか芽が出ない「大多数の人」の気持ちや傷みなんて汲み取れない。世の中は「天才以外」が支えて成り立っているのだ。

「オレ、天才」「オレ、名門のどこどこ出身」なんて言っても誰もついてきてくれない。ふりはしても。

息子を含め、若い人には社会に出る前にじゃんじゃん辛酸を舐めてほしい。

それにしてもうちの息子、負けた後ちっとも悔しがってなかったみたいだけど大丈夫やろか。

05 31, 2010

母親からの小包

 529日の土曜日。今日から三連休だ。

日本の母親から小包が届いた。

中には酒のつまみと子どもたちへのお菓子、そして映画やテレビ番組を録画したDVD、ワープロで打った母親からの手紙と写真が入っている。

写真には、弟夫婦とうちから母の日に贈った花を持って機嫌の良さそうな母親。

DVDは母親の再婚相手のIさんが録画してはまとめて送ってくれる。

マメで面倒見がよく、温厚で物知りで行動派のIさんは、老人会でもリーダー役でいつもまわりに人が集まる。

末っ子の甘えん坊がそのまま大人になったような親父は、無精で人の面倒など見なくて、そのうえ不良で、興味の向かないことは一切やらないから、考えてみたら可笑しいくらい正反対だ。別人28号。

母親がIさんを選んだ選択基準は、親父と正反対だったにちがいない。

仕事ができる一方で、激昂すると仏壇をひっくり返すは包丁が飛び出すは火のように気性の激しい母親だったけど、5年前に再婚した頃に比べると人間が丸くなってきた。

(それでも怒りが炸裂した時には今でも四国でトップ1%くらいには入るだろうけど)

3年くらい前にアメリカに夫婦を招待してラスベガスに旅行したのを思い出した。

Iさんには日頃の感謝を込めて目一杯のもてなしを試みた。ホテルはベラッジオに泊まって、ピカソで美味しいものを食べて、良い席で「O」を観た。観劇の後はIさんを引っ張り出してカジノを満喫した。きっと喜んでくれたにちがいない。

それが翌朝、朝食に誘いにいくとIさんの表情が硬い。いや、硬いというより怒りに震えている。

しばらくしてようやく重い口を聞くと、昨晩なかなか帰ってこない(それでも1時間あまり)Iさんに業を煮やした母親が朝まで部屋の鍵を開けなかったのだという。

出た身勝手!傲慢のくす玉がホテル中でパンパン弾けた。

ちっとも変わってねえ。いや、むしろ進行してるかも。

すべての努力が台無しになった。

ラスベガスからの帰りのムードも最悪だったその旅行がふいに思い出されて、くすっとひとりで笑ってしまった。

 

お袋の家の食卓に並ぶ野菜はすべてIさんが近所の畑で育てたものだ。枝豆、キュウリ、カボチャ、ナス、大葉、トマト、ニンニク、なんだってある。

お袋はIさんの育てた野菜で料理や漬け物を作り、青春を取り返すように市民大学で熱心に学び、地域の人に囲まれて無邪気に笑い、ボランティア活動で感謝してもらい、ケンカをしながら夫婦であちこち旅行に出ている。

親父がしょっちゅう転職と失業を繰り返す家庭で、母親のストレスは相当なものだったろう。親父だって一生働くつもりの会社をリストラになって以来、思いばかりが空回りして辛い時代が長かったろう。

親が何とか元気で機嫌良く老後を過ごしてくれてるってすごくありがたい。絶対当たり前じゃない。

午後からはモールに出掛けて、来月の母親夫婦の結婚記念日のお祝いを買おう。(ついで?)に親父にも何か買ってやろ。

孝行したい時に生きててくれて感謝。

05 30, 2010

ゴシゴシゴシゴシ

 525日の火曜日。

出社前に主なメールの返信と必要な指示も終えて気分も軽い。

会社にも一番乗り。

今日で便所掃除2日目。

昨日より要領がわかってきた。

すぐあとに出社したひろしがボクを発見していっしょに手伝ってくれる。

何も言わなくても便器に手を突っ込んでゴシゴシやりはじめた。

ひろしはちょっとだけ不器用で表現下手だけど、地道な努力を継続することと人への思いやり、人間として一番大切なものを持っている。こういうメンバーが会社の宝だ。スタープレーヤーは必要ない。

ゴシゴシゴシゴシ。

黙々と便器、床、壁を磨く。それは同時に自分の心の汚れや傲慢を掃除することでもあるんだとちょっとだけわかってきた。

昨日は気づかなかった壁のクモの巣も発見した。

壁に付着した水垢もよく見える。

どうしてこれまで気づかなかったのか不思議なくらい。(うちの便所、キレイだと思ってた)

便所がピカピカになった頃、心もすっかり穏やかになった。

05 26, 2010

便所掃除

 524日、月曜日。

初めて挑戦した。会社の便所掃除。

これまでにも自宅や社長室の掃除は時々してた。

男子便所やホテル、飛行機や新幹線、公共の場所でも、気づいたらサッと拭き取るくらいはしてた。

だけど、経営塾の仲間の話を聴いて、週に一回でもやろうと腹を決め、今朝は家からバケツと雑巾を持ってきて、会社にあるすべての便器をピカピカになるまで磨いた。

もちろん手袋なんてしない。袖をまくって両手両膝を床につけて一心不乱に便器や床を磨くと、これまで見えなかったものが見えてくる。

便器は腰掛けるところと内側だけじゃない。

裏側や球面の下側の見えないところは、たぶん引っ越した時からの埃や水垢が付着したままだった。

床はお掃除の人が毎週モップ掛けをしているはずなのに、雑巾が真っ黒けになった。なんじゃこりゃ。

不思議と便所がキレイになっていくと、壁、スイッチのまわり、これまで気づきもしなかった細かいところに注意が行くようになる。

なるほどこういうことだったんだ。

始業前の便所掃除のおかげで、心の中の雑念を拭い去られ、穏やかな気持ちになるだけでなく、細部にまで注意が払われるようになる。

歪んだ書類、机上の不必要な備品、やりかけの仕事、先延ばししてた案件、言いにくい話、すべての曖昧や中途半端がキモチ悪く感じるようになって、きっちり「掃除」したくなる。

昔からよく「便所を観たらどんな会社(家)かわかる」というけど、たしかに便所が汚い会社に良い仕事はできそうもないし、家庭であれば良い躾(しつけ)ができるはずもない。細部に魂が宿っていないのだから。

気づけて良かった。仲間に感謝。

そうそう、もうひとつ良かったこと。

始める前は肌寒かったのが、身体がポカポカして良い運動にもなった。たぶん300キロカロリーくらい消費。

 

05 25, 2010

課題てんこ盛り

 522日、朝シカゴから帰ってきた。

連日3時間あまりの睡眠でちょっと眠たいけど、すごく前向きな気持ち。

午後は、子供部屋以外の家中の便所掃除をした。ネコの便所も。

素手のまま雑巾で便器の中も外もピカピカになるまで磨き上げる。そうすると心の中まで澄んでいくようだ。

今回ボクは、学んでいる経営塾(盛和塾/京セラやKDDIの創業者の稲盛和夫氏が主宰)のシカゴ塾立ち上げ支援と、南北アメリカの代表世話人の会議に出席するために訪れた。

シカゴ塾は、ブラジル、ロサンゼルス、NY、シリコンバレー、ハワイに続く南北アメリカでは6番目の塾で、全米にとどまらず日本からも世話人が応援に駆けつけて、開塾準備の奔走する塾生たちを応援した。

連日、早朝からのミーティングや経営の勉強会、夜は2時、3時まで車座になって経営談義(問答)。手伝いと言いながら、経営のための合宿に参加しているような毎日だった。

そんな中で学んだことのひとつ。

福岡の塾生の眞鍋さんは九州では大きな運送会社の2代目。

盛和塾に入るまでは、会社が傾いても仲間と飲み歩き、遊び歩き、放蕩の限りを尽くしていた。

会社には一番遅く出社しエンジンがかかるのは夕方という毎日。トップがそんな調子だから、幹部からパートまで会社はゆるみ切っていたという。

それが盛和塾に入って一転。

仕事は率先垂範。誰よりも早く会社に行って、泊まりの出張以外、毎日欠かさず便所掃除をしているという。

「コミヤマさん、便所や床を雑巾で磨くには膝まづかんといかんでしょ。土下座をするような姿勢ですわ。そうするとね、自分の心に傲慢がある時はすぐにわかるんです。バロメーターです。

それが一生懸命に便器を磨いているうちに、心に浮かんでくる傲慢や驕りが消えていくんですよ。便所がキレイになっていくように心が謙虚になっていく。

うちはね、空港から歩いて15分やけん、朝7時の飛行機の時は5時半にいって掃除します。

幹部メンバーには決して強要せんやったけど、1人増え、2人増え、今では20人くらいの幹部がいっしょに掃除しよります。いっしょに便所掃除したら気持ちもひとつになっていきます。地べたに這いつくばって掃除しよったら幹部も部下もありませんわ(笑)」

その話を聴いて、少し胸がじんとなった。

帰ったら、週に一回でもまずやってみようと思った。

 

近頃感じるのが、スタッフや家族と過ごす時間以外だと、盛和塾の仲間と飲んでいるのが一番楽しい。会った回数や過ごした時間に関係なく、すぐに打ち解けて何でも話ができる。

何でだろ。

ふと考えた。

きっとそれは、多くの塾生が、それぞれの夢を抱き、人を思いやれる「利他」の人間になれるよう日々反省し、自分を戒め、常に謙虚になろうと努力している人たちの集まりだからかも知れない。

この集まりで不平や不満はあまり聞えてこない。

立派な経営者ほど率先垂範で自分に厳しく人にやさしい。ボクらはまたそれを手本に反省し改善しようと努力する。

それと、誰にも話せない経営の悩みや不安をこの空間の中では何のためらいもなく話せるし、真摯に相談にのっている自分がいる。かつて傲慢で利己的だった自分が消えていく。

そもそもボクらに会社の愚痴はない。だってすべては経営者の責任だから。

利益がでないのも、借金で奔走するのも、部下がついてこないのも、良い商品(サービス)が作れないのもすべて経営者の責任だ。会社がうまくいったなら、お客さんや部下、まわりで支援してくれる人たちのおかげだ。決して勘違いしてはならない。

もっともっと謙虚にやさしくならなくては。もっと率先垂範しなくては。もっと部下に恥じない経営者にならなくては。

経営とボク自身の課題をてんこ盛り発見したシカゴだった。

05 23, 2010

個人的文明開化

 日曜日の夜。

 明日からまた新しい一週間が始まる。どんな出会いや出来事があるか楽しみだ。

 いつもIT方面はメンバーに任せっきりだったけど、それではイカンと近頃では自分で本を読んだり訊いたりして、なるべく自分でも挑戦するようにしている。

 おかげで、様々なソフトとかアプリケーションを少しずつだけど使いこなせるようになってきて、知らない街を地図を片手に旅するような感触を楽しんでいる。

 とくに今朝は大躍進!

  最近挑戦しているTwitterでは写真をアップできるようになった。

  http://twitpic.com/photos/

 それと、長いアドレスへの導線を短縮できるようになった。

  http://mijikaku.jp/

  検索がまさにサクサクできる「Google Chrome」も自分でインストールできた。

  このあたりから勢いが止まらなくなってきて、iPhoneのアプリを12本も入れた。気分が良いこと。

 「STARBUCKS」は勝手に現在地から近くの店を探してくれて、行き方、何分で着くか、今開店しているかまで教えてくれる。

 有料だけど「STARMAP」は、夜空にかざすと星座早見表が出てきていろんな星座を探すことができる。さらに画面の星空をタップしたら、星座の形や名前がハイライトされて、確認できるそうだ。

  また、「Trip Journal」は、「旅行しながら経路、写真、コメント、訪れた場所などを保存して、手軽に旅行記をつくれるアプリケーション。出発地点を設定するだけで、旅のルートを自動的にトラッキングして記録します。旅先から家族や友達に写真やメッセージを送って、旅の楽しさを伝えましょう。フルサイズの写真をFacebookやGoogle Earthで公開することも可能です。レトロな雰囲気のデザインが旅行気分をさらに盛り上げます」というすごいヤツだ。

  出張が楽しくなりそうではないか。

  出張と言えば、日本出張のために「じゃらん」「駅探国内線」「乗換案内」「食べログ」をインストール。

 「WB Pro」はホワイトボードを写真で撮るとデータとして保管できるスグレモノ。

これはハワイのアロハストリート社長の上野さんに教えてもらったのだけど、「Lock Box」はパスワードや暗証番号、銀行口座などを覚えておいてくれるアプリケーション。

いっつも探してムダな時間を費やしてきたけどもう大丈夫。手書きのメモをかき集めて21本入力した。

はてさて。

最後に仕込んだのは、このブログをアップすると自動的にTwitterにも通知されるしくみ。

うまくいってたらバク転3回!

05 17, 2010

TGI FRIDAY

 金曜日、サンディエゴ出張から帰ってきたら、注文しておいたHIROE SEKINEさんのアルバム「a-me」(www.sekaimusic.com)が届いていた。

夕食の後、さっそく書斎の波動スピーカー(http://www.hado-speaker.jp/)で鑑賞。

この一週間、営業同行でピンと張りつめていた神経をワインとの緩やかな「波」がほぐしてくれる。

やり切った。

そう認めたいくらい成果の伴う一週間だった。

実質3日半の営業同行で中長期のまったく新規契約を8件受注。先月の1泊の出張と合わせると11件、新しいクライアントが大切なお金を託してくれる。既存客のアップグレードでなく、新規でこんなに受注できたのは創刊以来初めてのことだ。明らかに潮目が変わり始めてる。

今回契約したクライアントの多くは、ライトハウスなんてアウトオブ眼中であったり、広告掲載をまったく考えていなかったクライアントだからうれしさ倍増。

ロサンゼルス版はもう21年目で、ボク自身直接のお客さんとの接点はほとんどない。

実務は担当の営業や制作マンがやり取りしていて、もっぱらLAにいる時はデスクにしがみついてるか、スタバでうんうんノットブックを前に唸ってる。基本は事業の中長期の構想や舵取りが、経営者のボクの仕事だ。

それがまだまだこれから伸び盛りのサンディエゴでは、毎回「初めまして」から入って、時にはすっぽかされたり適当にあしらわれながら、メンバーたちと信頼を得られるよう奮闘している。

例えば、待ちぼうけを食うことで、ふだん会社の売上を支える営業メンバーの苦労に気づく。

足りないところをコテンパンに言ってもらうことで改善点を学ぶ。

競合メディアの強烈なダンピングに、LAでは経験しえなかった商売の厳しさを学ぶ。

たった3人の現地メンバーと昼に夜に夢を語ることで創業の原点に立ち返る。

サンディエゴは、売上以上にボクの中で大きな意味を持つのだ。

 

余談だけど、ボクの営業スタイルは話を聞いてもらうのではなく、まず経営者の方に事業への思いや夢、これまでの歴史を聴かせてもらう。

お客さんの声に耳を澄ませば、何を大切にしてきたか、どうやったら繁盛しそうか、「言葉」とか「絵」が浮かび上がってくる。

やがて「常に変化する市場」と「クライアントの魅力」がどこで繋がるか、話を聴き、質問を重ねるうちにピキピキと電流がつながってくるのだ。

時には自信満々が大ハズレすることもあるけど、そんなの舵を切り直せば良い。ヒットするまで両者が根気よくアイデアをぶつけ合えば、多くの場合はヒットも出ればホームランを飛び出す。

 

ボクらにとって契約書はゴールではなくスタート地点だ。

例えば一ヶ月200ドルの予算を預けていただくクライアントと、半世紀いっしょに歩むことができたなら12万ドルを使っていただけることになる。もし一ヶ月に1000ドルだったら60万ドル。

実際には広告主が新たな広告主を紹介してくれたり、繁盛してサイズアップすることの方が多いから、一回100ドルバジェットのお客さんとしっかり握っていくことが1ミリオンにも5ミリオンにも繋がっていくのだ。

それにそもそも。そもそものそもそもで言うと金額の多い少ないではない。

その先が繋がっていくら儲かるからというよりも、

「アンタのおかげで助かったで!」

その感謝とかヨロコビの言葉に救われて、励まされて、ボクらは挫けずに「永遠電池」で走っているのだ。

ボクらの人生が誰かの人生や商売の助けになっている。そう思ったら、踏みつけられたり、日本や社会の具合が悪いからって、ボクらの足を止める理由にはならないもんね。

 

そういえば今頃編集制作部の連中が増刊号の打ち上げに行ってるはずだ。

今回も営業がビックリするくらいよく売って、それをクリエイティブの連中がよく支えてくれた。そうしている間に教育事業部のメンバーは粛々とスポットのプロジェクトに対応しながらこの夏の大波(過去最高の受け入れ人数)に備えている。みんなのおかげばっかりだ。

みんながそれぞれの役割を理解して、会社を前に進める。企業が100倍に成長する時ってこんな感じのような気がする。(と、自分に暗示をかけてもう寝る)

05 15, 2010

税金の話

 510日の月曜日。

朝6時前に家を出発して、7時半にサンディエゴの北の街オーシャンサイドに到着。

フリーウェイを降りて西に3分も走るとすぐそこに海がある。

ここでのアポイントまでまだ2時間あまりもある。

何でこんなに早く家を出るかと言えば、6時に出発するのと7時に出発するのでは渋滞の具合によっては2時間も到着時間が違ってくるから。

空いてる道を走るのはキモチ良いし、運転している間にも電話会議が1本できた。

渋滞でブレーキを踏んだりアクセルを踏んでジリジリ進むのとは大違いだからね。

早めに着いたらまずスターバックスを探してコンセントのつなげる席を確保する。

ネット環境を整えたら、音楽が流れ温かいコーヒーも飲める立派なオフィス。

メールの返信を送って、決算書類に目を通して、余った時間は勉強をして過ごす。

 

先週CPAとレビューしたのだけど、第1四半期はとても恵まれた決算だった。

様々な改善や試みが着々と結実している。

先行きの不透明な時代だから、好調時に内部留保をしっかりと蓄え、何かあってもスタッフやその家族を守れるように、またチャンスが巡ってきた時に思い切った投資ができるよう備えておきたい。税金もしっかり払って。

税金と言えば、アメリカに来て間もない頃、こんな恥ずかしい話がある。

ライトハウスを起業する前に学習塾を営んでいたのだけど、さらにその前は家庭教師やアルバイトで食いつないでいた。

税金をどうやって払っていいのかわからないから、電話帳で調べて税理士さんを訪ねた。

収入を精査してもらったら、困った顔でこう言われた。

「コミヤマさん、あなたの収入だとまだ税金を払わなくても大丈夫です」

「がーん」

大の大人として、日本人として、受け入れてもらってる移民として恥ずかしかった。悔しかったし惨めだった。

あれから23年。

アメリカの重たい法人税に「むっ」となることはしょっちゅうだし、ずいぶん昔に会計士が勧める節税商品とやらでヤケドしたこともある。そんな煩悩の経営者のボクだけど、ようやくアメリカ人の年金でいうと150人くらいだけど会社全体で支払えるようになってきた。まだまだ、まだまだだけど。いつか1000人も10000人も支えられるくらいの会社になりたい。

日本人として、移民として。

05 11, 2010

プラットフォーム

 近頃は会社の近所にあるスターバックスにこもって、ライトハウスのグループ全体の事業構想をうんうん練っている。

90年代、マイクロソフトが瞬く間にPCのプラットフォームになった。

今まさにIPad(マック)との熾烈な戦争に入ろうとしているけど、アマゾンが書籍販売(電子書籍のディバイスは60%のシェア、電子書籍そのものでは90%のシェア)の帝国を築いてきた。

ご存知マックは異業種からの参入にかかわらず、大手レーベルや既存の販売ルートと入れ替わりに音楽業界のプラットフォームになった。

この文脈で書くのは少し憚られるが、ライトハウスが「教育」、とりわけ日本におけるキャリア教育のプラットフォーマーになるという野望を抱いている。

もちろん具体的な大作戦があるのだけど、ボクの夢が実現したなら、日本の子どもたちは小学校のうちから、世界中の様々な職業や働き方の存在を知り、たくさんの選択の中から、早い時期になりたい仕事や暮らしたい国を選択したり意識するようになる。

当然実現のハードルは高いけど、具体的にどういう準備をしたら良いか、世界中で今現在活躍する先輩たちからのアドバイスが受けられるから、そのロードマップに沿って努力を重ねたら実現する「確度」は飛躍的に高くなる。日本中の子どもたちに「なりたい目標(憧れ)」を届けるのだ。

もしも彼らがひとつの夢を実現できなくっても、それまで重ねた努力や知識が活かせるフィールドは必ず見つかるだろう。

最悪なのは今みたいに、希望の大学や企業に就職することが目的で、それが叶ったら努力を止めてしまう学生が多いことだ。

学校も会社も、自分が学びたいことを学んだり、自己実現するための「手段」であり「場」でしかない。

「行政の仕事を通して、みんなをシアワセにしたい」と思って、役人になるなら本当に素晴らしいことだけど、「食いっぱぐれしない」からなったようなヤツはサメのエサだ。

「大きな会社に入ることで、日本や世の中を救うようなでっかい仕事をしたい」なら見上げたもんだけど、これまた「安定」のためならライオンのエサだ。

これからの世の中、どんな会社だって潰れるかも知れないし、吸収されることもある。業界そのものがなくなることだってあるのだ。努力して自分を磨き続けないヤツはどこに入っても放り出される時代であることをお父さんもお母さんも本人も気づかなくっちゃ。

リストラになった大手企業の管理職の多くは、気位ばっかり高くってまったく使い物にならないという話をよく聞くけど、そういう話を耳にする度、人間はよっぽど意識して自分を磨き続けなくてはならないと我が身を振り返る。死ぬその瞬間まで弛まない努力と反省(改善)、謙虚さと感謝を持ち続けなくてはならないのだ。

話を戻すけど、日本を救えるのは「教育」だと思う。

ライトハウスが海外でメディアをやってるからこそできるアプローチがある。乞うご期待。

キャリア教育のプラットフォーマーになるのだ。

*近頃、稀につぶやいてます。

 http://twitter.com/komiyamayoichi

 

05 09, 2010