月別:2013年8月

1/2ページ

灯台になるのだ

  • 2013.08.30

明日は4時起きで、北に2時間走った山中の自転車イベント(100キロ)に参加する。 それもあって、今朝は身体を慣らすのに5時過ぎから走った。 その時間はまだ夜明け前と言うより夜だ。 手で触れられそうに星がよく見えて、シアワセな気分。 帰ってひと泳ぎの後、昨晩の薬膳鍋の残りをベースに、サルサと大豆を大量投入した新野菜カレーをこしらえた。 こちらも上出来。弁当にも詰めて持ってきた。 自分の食器を洗いながら、キッチンの出窓から見える青空や、色とりどりの庭先の花々、青い芝生、光が反射して金色や虹色の色彩を放つスプリンクラーの放水、日常の中の美しい光景にここでもシアワセな気分。 さて、今日8月30日は、ロ […]

大樹

  • 2013.08.29

超晴天の木曜日。今朝は自転車から帰ってきてプールでひと泳ぎ。 それからエノキとキャベツとジャコのカレーをこしらえた(最後にお酢を入れると味が引き締まる)。 カレーは満点の出来。自画自賛で始まる一日。 毎朝なのだけど、今朝はとくに気分がいい。 ずっと温めていたビジネスプランが、ここ数日でようやく輪郭を帯びてきたのだ。 日中うんうん唸っても出てこないのに、真夜中、夢に足りないピースがぽろぽろ現れるから不思議だ。 それをすぐメモに書き留める。 そんな日が続いた。 ようやく頭が整理できてきたので、今朝石上会計士に、自転車で走りながら意見を求めたら、 「それは繁盛する絵が描けますね。面白そうですね。いけ […]

人生を費やしてやりたいこと

  • 2013.08.23

8月22日。 午前6時前、今朝の自転車。 「今朝も居候を連れてきました〜!Yくんです」(先週は別の居候クンを連れてきていた) 「Yです!よろしくお願いします!」 自転車の相棒の石上会計士が連れてきた青年は、一昨年K大学での僕の拙い講演を聞いて、それがきっかけで、去年ライトハウス(LCE)の国際教育研修に参加したYくんだった。 Yくんはその研修でさらに夢が膨らみ、 この夏休み、企業研修でお世話になった石上さんのアパートに居候しつつ、事務所で見習いをさせてもらっていると言う。 縁が縁を呼ぶ。 それにしても石上さんも面倒見がイイ。 夜明けの風の中でYくんは、帰国して大学を卒業をしてから、ア […]

SF−LA 500マイル・自転車旅行記(その9)

  • 2013.08.23

 8月20日、薄曇りの朝。 娘が毎朝こしらえてくれるケールやほうれん草が山盛り入った野菜ジュースを飲んで出社。 旅から帰ってきて今日で早3日。すでに遠い昔みたいだ。 昨日の朝礼では、真っ黒けに日焼けした僕を見て、10日ぶりのメンバーたちが遠慮なく笑ってた。 確かに、写真を人と撮ると、僕だけ逆光みたいに黒い。 記憶が風化してしまう前に、書き残したままの旅の最後の二日間を綴ろうと思う。 その前に今回の旅日記、、、 一方では、いつか息子が社会に出た頃、 「親父はこんな思いで僕と旅してたんだ」って、 このブログを通して、伝えられたらうれしいと思っている。 旅の間やたらと説教が多かったけど、長 […]

SF−LA 500マイル・自転車旅行記(その8)

  • 2013.08.23

 8月16日の早朝。サンタバーバラでこの旅日記を書いている。 ゴールのパロスバーデスまでとうとう残り118マイル。。 明日の夕方にはこの旅を終えることになりそうだ。 大学生にもなる息子と、ほぼ毎日同じベッドに寝て(ツインの部屋がほとんどない!)、毎食いっしょに食って、毎日ハイタッチして、時々ケンカもして、小さなことで笑い合う贅沢な時間も、いったんはおしまいだ。 息子が10年間剣道に打ち込んでいる間は、稽古でまとまった休みは取れなかったから、この日々、この旅は、密かなる夢だった。 はてさて。。 旅を自分でコントロールしている感覚、なんてFacebookに書いてるのを神様が読んだのかもし […]

SF−LA 500マイル・自転車旅行記(その7)

  • 2013.08.23

 8月15日の朝。快晴。 サンタマリアという町で書いている。旅日記もとうとう7日目(自転車は6日目)。 計画通りに走ることができたら、明後日(土曜日)の夜には完走する。 昨日も一日山々山だった。 足腰こそ多少痛いけど、それ以上に身体が慣れてきたようで、平均10時間くらい毎日自転車を漕いで、5000kcal以上余分に燃焼しているのに、そんなに疲れが残らない。むしろ元気になって行く気がする。 当初は、スペインの闘牛の角にしがみついて、ひたすら振り回されるような感覚の旅だったけど、ようやく自分でコントロールしている感覚が持てるようになってきた。 この旅で気づいた小さな発見。 地の果てまで続 […]

SF−LA 500マイル・自転車旅行記(その6)

  • 2013.08.23

 出発前に、昨日の話を書いておこう。 カーメルの朝は、カモメの強烈な“騒音”で目覚めた。 あんまりうるさく、催促でもされているような合唱に、一瞬ワシはやつらの食事当番だっけと錯覚した。 今日の目的地は、サンシメオン。カーメルから94マイル(150キロ) 僕は小学生の頃から自転車小僧だけど、そんな距離は走ったことがない。まして玄にとっては、毎日が初めてでチャレンジだ。 実際走ってみると、20マイルおきくらいの間隔で宿はあったのだけど、Expedia で検索した限りでは、カーメルから40マイル以降は、サンシメオンまで宿泊施設はなかった。 野宿の備えはない。自転車の […]

SF−LA 500マイル・自転車旅行記(その5)

  • 2013.08.23

 8月14日(水曜日)の朝。快晴。 サンフランシスコとパロスバーデス(我が家)のほぼ中間、サンシメオンという街のロッジで、この旅日記を書いている。 息子との二人旅は6日目、自転車旅の5日目になる。 そう、残り約250マイル(400キロ)、ここまで4日間で250マイル走ったことになる。 旅の真ん中だ。 親子ともども、足も、膝も、腰も立派に痛い。腕も腿も半分ヤケドでヒリヒリする。 でも、今日も力強くペダルを踏めそうだ。慢性の時差ぼけも遠い昔のようだし、むしろ身体が進化している気がする。 ここまで走って、迷って、悶絶して、発見できたこと。 アメリカを自転車で旅行する時、Googleマップは […]

SF−LA 500マイル・自転車旅行記(その4)

  • 2013.08.23

   旅の4日目。海鳥の鳴き声で目が覚めた。 ここはモントレー。昨夜は暗くてわからなかったけど、海が近いようだ。 って書くと優雅だけど、腰痛で寝転がって書いている。両手両足も筋肉痛で鎧をまとっているみたい。いてえ。 昨日は自転車の2日目。走りました。2日続けて70マイル(110キロ強)越え。連日10時間以上自転車の上にいた。 アメリカ自転車縦断を終えたばかりの知人の安部さんから、 「サンタクルーズからモントレーまでは、自転車で走れるルートがあっちに行ったり、こっちに行ったり、フリーウェイを挟んで右や左、いちご畑の真ん中を本当にこっちでいいのかと心配するようなところもありまし […]

SF−LA 500マイル・自転車旅行記(その3)

  • 2013.08.23

  2日目の夜、テントでこれを書いている。ホテルでもモーテルでもなく、モンゴルのゲルの6畳版みたいなテントだ(写真参照) 電話もWi-Fiも使えない。大自然の小さな小屋。 時計を今朝まで戻すと、サンフランシスコでゴールデンゲートブリッジを根っこから眺めた後、せっかくなので橋の向こう岸まで渡って往復してみた。 橋は真ん中を車が走り、片側は歩行者、もう片側は自転車が走れる。小さな子供の親子連れもレンタルバイクでけっこう見かける。みんな楽しそうだ。ゆっくり走っても往復で30分くらい。 それから海沿いの道を地図で探しながら南へ南へ。1号線と思ってたけど、海岸沿いの道を見つけてはそっちを走る。 […]