お茶会と個展

お茶会と個展
天気にも体調にも恵まれたこどもの日の午後。
フィリピン系アメリカ人の陶芸家で、茶道の愛好家でもあるFo Guangさんが主催する茶会と、同時開催の同氏の陶芸の個展(二刀流?)を観るために、ハシエンダハイツの西来寺(Hsi Lai Temple、山岳僧院)に行ってきた。
作品の良し悪しはわからないけど、たたずまいのよい作品に癒された。
帰り際にFoさん本人と立ち話をすると、萩の陶芸家の波多野善蔵さんのことをご存知で、個展にも行ったことがあるという。
「それはうれしい。善蔵さんの作品も素敵だけど、息子さんの英生さんの作品も素晴らしい。ぜひ見てほしい。次回日本に行くときは萩の工房兼店舗を訪ねるといい。前もって予定を知らせてくれたら紹介しておくよ」
そんな話で盛り上がった。
ぼくは少しばかり長引いている治療でのため、親父の墓がある萩には久しく行けていないけど、毎年墓参りの後に波多野さんの工房を訪ねては、ぐい呑みを1つか2つ、購入させてもらっている。
今年の波多野英生さんの個展(日本橋三越)には、応援に行く代わりに花を贈った。
英生さんからは、ぼく好みのぐい呑みを「早く治せ」と見舞い代わりに贈ってくれた。
そのうちに根治したら、萩の「すし善」で善蔵さんや英生さんがこしらえたぐい呑みで酒を飲もうと話している。
それにしても、じいさんになる前に、英生さんに弟子入りして陶芸家の真似事をさせてもらえないかな。
英生さんが酔っ払うのを待って、その場で約束を取り付けて、それを女将さんに録画しておいてもらおう。
今日はよく冴えている。