ボクのパートナー

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土曜日の朝。子供たちを日本人学校に送って近所の洗車屋で書いている。
天気予報によると、むこう一週間快晴が続くせいか、朝から洗車屋は混雑している。それはいいんだけど、開店早々にコーヒーが切れてしまってちょっと閉口。半分はコーヒーを楽しみに来たのだけど気を取り直す。

仕事始めから2週間あまり、ありがたいことにいきなりトップスピードの毎日だ。

先週後半は、日本から、ライトハウスキャリアエンカレッジ(LCE)のパートナーの高畠と竹内がロサンゼルスを訪れた。

メンバー全員がロサンゼルスに集結して、それこそ72時間、寝ている以外はずっと事業全体の流れについて、細部の細部まで打ち合わせを重ね合宿のような毎日。

腕時計を見る度、3時間も4時間も経っている。全然時間が足りない。さっき朝だったのがすぐに深夜だ。限られた時間の中、納得いくまで徹底的に議論をぶつけ合う。もうスパークの連続で、それこそ二人が帰国した夜はさすがにヨレヨレで泥のように眠った。

そう。国際間の教育研修事業に加え、新たに国際間の人材斡旋事業をスタートさせたので、とくに竹内を中心に、昨年後半から戦争のような毎日が続いている。

今回はその中でも、全体の流れを完成させるための重要なミーティングだった。
(注:後にふれるけど、2つの会社の事業を継承して、2006年11月に「ライトハウスキャリアアンカレッジ(LCE)」を設立。東京、京都、ロサンゼルス、サンディエゴに拠点を置く。トップは代表取締役社長の高畠。竹内がHR事業をまとめ、ボクは取締役会長として、主に外交面や、米国を含む海外のインフラづくりを担当する)

二人のパートナーのことを話したい。

高畠とは、彼のリクルート時代から数えると、いっしょに仕事をして8年目になる。竹内は、高畠の誘いを受け、昨年のLCE設立の構想段階から合流した。

高畠と竹内はともにリクルート出身で、在職中はともに若くして幹部になり、教育や人材の事業部でその手腕を振るった。二人を知る後輩たちは、残っていたら二人とも役員になったと口を揃える。

身内を誉めるのも何だけど、二人は妬けるくらいに人望が厚い。それは退職後の今も変わらず、残ったメンバーや、会社を離れた後輩にも慕われ、労をいとわず本当に良く仲間の面倒を見る。

また、いっしょに仕事をしてつくづく感じるけど、二人揃って呆れるくらいに仕事ができる。これまで多くの経営者と会ってきたけど、実際の経営と執行において、こんなにオールマイティでバランス感覚の取れた人間には会ったことがない。いっしょに仕事をしながら学んでいる。尊敬できる仲間と仕事ができることは人生の幸せだ。

リクルートで揉まれ、束ねてきた二人が新会社のエンジンになっているのは言うまでもない。ボクも二人やメンバーに愛想を尽かされぬようパワー全開で走りたい。

「ライトハウスキャリアエンカレッジ(LCE)」

この会社のミッションは
「国境を越える個人のキャリアを支援する」「個人と企業の国境をなくす」

ボクは残りの人生のすべてを賭けて、ライトハウス(情報誌)とLCE(教育、HR)、この二つの翼で、世界中で日本人が活躍できる世の中を創りたいと思う。

乞うご期待。