遠くで汽笛を聞きながら

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■経済紙だけど、スポーツの記事も偏ってなくて面白い日経新聞。

日中に知っておくべき情報を拾って読み、帰宅してから、あるいは夕食のあとにスポーツ面をぼうっと眺めるのが日課。

「アナタっていつもスポーツ面しか見てない」

眉を寄せる家内。

「当たり前やないか。オレはスポーツマンやからスポーツ面しか読まんのじゃ。

スポーツマンで健康。健康が一番。一番のダンナで良かったなあ」

井口(サンディエゴパドレス)のサヨナラホームランの記事を目で追いながらテキトウに応えるボク。

■ 昨夜は出張でサンディエゴに宿泊。毎回、取引をいただいているホテルに泊まるのだけど、今回はダウンタウンで、海まで数ブロックの好立地にあるベストウエスタン・ベイサイドイン(1-800-341-1818)を利用させてもらった。

いつも遅い時間にチェックインしていたのだけど、昨日は営業の合間の、午後の早い時間にチェックインを済ませた。

上層階から埋まってゆくのだろう。遅い時間だと空いているのはたいてい3階か4階で、窓を開けると駐車場が目の前に迫っていたのが、今回は11階(全12階)のオーシャンビューの素晴らしい部屋を用意してくれた。

着岸した帆船が見える。その向こうにヨットが優雅に走っていく。

インテリアもモダンで、大きめの冷蔵庫と電子レンジが完備。家具やカーペットも新しい。

フロントには日本人スタッフが常駐していて、さらにライトハウスや日経新聞が常備しているところもエライ!と、いうことで出張にはぜひおススメしたい。

ちょっと宣伝になってしまうけど、長めの出張や事業の立ち上げ、短期留学なら、スタジオ819とVANTAGGIO SUITESを推したい。ともに全室家具付でおよそ生活や仕事に必要なモノはすべて揃っている 

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さて、話はベストウエスタン・ベイサイドインに戻ろう。

サンディエゴのメンバーとの気持ちの良い夕食会からホテルに戻ったのが午後9時過ぎ。

例によって日経新聞を広げているうちにコクリコクリ。知らぬ間に熟睡していた。

それから数時間、ノンレム睡眠の底のあたりを漂っている真夜中(午前2時くらいだった)

「ぼ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」(目覚まし時計1000個分≦その音)

眠りの底から飛び起きて、何ごとか確かめるためにヨタヨタとカーテンを開くと、湾岸を走る貨物列車の汽笛(警笛?)だった。

きっと隣町のヒトも目覚めたと思う。いや、メキシコのヒトも起こしたにちがいない。

こんな時間に鳴らすなよ。

■汽笛と言えば、昔両親がまだ仲の良かった頃、母親からこんな話を聞いたことがある。

「お父さんはね、雄三(弟)が生まれた時(親父は船乗りだった)とっても喜んでね、神戸の港で汽笛を何回も鳴らしたんだって。ロマンチックなところがあったのよねえ」

「ねえ」って。

勝手に汽笛鳴らしてええん?

夜中に起こされたのはしびれたけど、なんだか懐かしいシーンを思い出させてくれた。