スーパーうどん2号店開店

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正月からありがたいニュース。

弟が経営する「スーパーうどん」の2号店がトーランス市にやっと今日開店した。

実は店自体を購入したのは昨年の2月だったのだが、市の衛生局がなかなか認可を出してくれなかった。弟は黙ってガマンしてきたけど、ボクから見たら重箱のすみを突ついて、いたずらに延ばされているようにしか見えなかった。

ギリギリの資金で始めた弟が、毎月空家賃を払わされるのは心身ともに堪えたろう。トーランスに限らずだけど、役所の認可待ちに苦しむ経営者は多い。他地域や、東はマンハッタンの仲間からも同じことが聞かれる。

人から頭を下げられる一方の仕事をしていると、本来尊い仕事であることを忘れ、中には、自分が偉くなったと勘違いしてしまう輩がいるのだろう。開店をスピーディにすることで、雇用が生まれ、税収が入り、市が潤うということに気づかない。決して便宜を図れという話ではない。「役所仕事」という言葉があるが、役人こそ、庶民の身になって、大局で物事を見てほしい。

それはともかく。ようやく開店に漕ぎ着けた。

一昨年6月にオープンした一号店は、開店から数ヶ月で、卸業者さんから「アメリカのレストランの中では一店舗あたりのうどん玉の消費がナンバーワン」と言ってもらえた。今でも業績を伸ばしている。その地力はすごいと思う。

本人もまわりもその勢いで行きたかったろう。

自力でどうにもならない毎日の中で、本人は辛かったろうけど、ボクはトントン拍子にいかなくて良かったようにも思う。

センスはあるけど、末っ子特有で、粘りや緻密さに欠けるところがある。うまくいくとすぐに舐めてかかるところも危なっかしい。今回のことはきっと将来の糧になるだろう。

と、身内にはつい辛口になるが、スーパーうどんは辛くないです。ご近所の方はぜひ試してやってください。新登場のちらし寿司もおススメです。ちょっと売れないと根気がないのですぐにメニューから姿を消します。一号店のロール寿司みたいに。だから、早めにご賞味ください。

トーランス通りとホーソン通りの北東にあるガススタンドの北側のモール内、「稲葉」さんと同じモールです。

さて、ドアを開けると、初日の店内は幸いほぼ満席で、知った顔が大勢駆けつけてくれてた。ありがたい。

入り口の横には、親父が贈った招き猫が鎮座している。高津さんは社員みんなをネクタイ姿で連れてきてくれた。別のテーブルでは高津さんの奥さんと子供たち。ライトハウスのメインバンクのカリフォルニアバンク&トラストのヨシコ支店長とロレーンさんも来てくれた。焼肉の「たまえん」や、奥村先生からも大きなプラントがお祝いに届けられている。みなさんのこういうご恩は一生忘れません。もう、ひとりひとりにお酌をして回ろうかと思った。入る人、帰る人、全員100回ずつ胴上げをしたいくらい。お正月から感謝の気持ちでいっぱいだ。

そういうことで愚弟の2号店がようやく開店いたしました。
お近くにお越しの際はぜひのぞいてやってください。
どうぞよろしくお願いします。