月間ガス欠記録

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ウカツものである。いや頭にスが入っているのかもしれない。

昨日ガス欠をやってしまった。この一ヶ月で2回目。前回は大切なお客さんを空港に送る途中フリーウェイのうえでガス欠。その瞬間車線変更しようにも隣はトレーラー、後方からものすごい勢いでトラックが突っ込んできてあわや大惨事というピンチだった。間一髪、停止と同時に路肩に辿り着き事なきを得たが、その時「二度とガス欠は起こすまい。ランプが点灯する前に常に給油しよう。死んでもおかしくない中で助かったのだから、生まれ変わった気持ちで生きなくっちゃいかん」そう埃っぽいフリーウェイで誓ったばかりだったのに。

実は昨日は、前回のブログでふれたが、3人の幹部それぞれに、メンバーひとりひとりから上がってきた要望や現状を伝える重要なカウンセリングだった。良い話ばかりではなく、当然マネージメントに対する辛辣なコメントもあるから、どうやって伝えるか、またどうやってそれを幹部のモチベーションにつなげ、日々の経営や職場環境に反映されるようつなげられるか、正直この数週間は明けても暮れてもそのことが頭を離れなかった。

結論が出るのはこれからだけど、余すところなくメンバーの声と想いを伝え、それを幹部たちはポジティブに受け止めようとしてくれている。誤解や不本意な指摘もあったのだろうが、誰一人言い訳をせず、誌面と職場環境の改善を誓ってくれたのがうれしかった。

が、安心している暇はなくって、ライトハウスの大改革はすぐにでも始めなくてはならない。誌面のパワーアップ(特集の充実、魅力的なコラムの投入)、ウェブの充実、海外メディアや特派員の開拓と提携、配布網の強化、2年後に控える20周年に向けてのブランド戦略、手薄になっている広告主のケアももっともっと強化したい。すべて「人」だ。

そういうことを考えながら眉間にシワを寄せて走っている矢先だった。ガタガタガタガタプスンプスン・・・・・

「check engine」ランプ点灯>頭が現実にもどる>ヨレヨレ停車>静寂が広がる>背景はコーストラインに鮮やかな夕焼け空>

困った事態ではあったけど、やたら清々しくて、思わず笑顔で深呼吸した。やれること、やりたいことが尽きない。