これまでとこれから

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霧雨のトーランス。昨日の晴天からまたハッキリしない天気に逆戻り。地上に舞う塵や埃を落として明日の空気はさぞ澄んでいるだろう。

娘をスケートの練習に送ってから日曜日の静かなオフィスに来ている。

今朝方、気分転換に洗い物をしていたら、飲食店を経営している弟の雄三から電話がかかってきた。とくに用事というわけではなく、一昨年に独立してからも、二三日に一回くらい電話でお互いの様子を話したり、仕事の話をしたりする。

創業2年目の90年に入社した弟とは、色マジックで広告売上の棒グラフを競って伸ばした。

創業から90年代、社会経験がないまま起業したボクと、数年調理師学校で教員をしたくらいで、やはり体力と多少の愛嬌があるだけでアタマが空っぽの弟が、営業面では二人三脚でやっていたのだからよく潰れなかったものだと思う。

今では退職してしまったけど、90年代を番頭として支えてくれたMさんや初代編集長のKさん。その後10年に渡って編集部を支えた二代目編集長のFさんと副編集長森さん(先日のブログで登場。現在も強力な外部パートナー)など、脇を固めてくれたメンバーたちの存在なくして今のライトハウスは有り得ない。

現在では幹部としてライトハウスを支える青木や片山、川嶋の3人も、90年代に入社して、雄三や当時の幹部に、それは目を覆うような温かい(!?)猛烈指導を受け、揉まれ、学び、這い上がり、今はメンバーをぐいぐい引っ張る立場で頑張っている。

8ページのペラペラのタブロイド判でスタートして、今はサンディエゴ版を合わせると毎号約200ページになった。売上も創刊の年(89年)から67倍、雄三が入社した年(90年)から30倍に伸びた。

創業から夢中で走ってきた19年だったけど、自分たちが作り上げてきたモノが南カリフォルニア以外の地域でも通用するか、はたまた海外でも価値を感じてもらえるか、そんなことを考えはじめている。