LCEのキックオフ

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昨日は3ヶ月に一回のLCE(ライトハウスキャリアエンカレッジ)の日米合同キックオフミーティングだった。

ボクらのキックオフは、東京とロサンゼルスをスカイプでつないで、3拠点(東京、京都、ロサンゼルス)のメンバー全員が、四半期の振り返りをして、次の四半期と下半期、次年度の経営方針を共有する。

固い話ばかりのようだけど、日米ともに笑いが絶えない。会議室の外にもれる笑い声だけ聞いていたら、漫才でもやっているのかと思うだろう。

これはライトハウスもそうなんだけど、ふたつの会社は日米ともに、新人からベテランまでポジティブな人間が集まっている。それは頭が下がるくらい、精神的にも肉体的にもタフでチャレンジな毎日なのに、オフィスは笑顔と笑い声が溢れている。

絶好調かと言えば、うまく行かないことの方がずっと多い。

仕事だから、人生だから当たり前だ。

それを苦痛とするか、笑って向き合えるかが「人」なんだと思う。

もしも幸不幸があるとしたら、

不幸な人は、一生不足を探し、自分に原因を求めず、批評家で傍観者として立ち回り、ぶら下がって生きることを恥じない人だろう。「国がしてくれない」「役所が悪い」「世の中(この会社、このボス、この同僚、この部下)がおかしい」と文句を言うのが特徴だ。30歳を過ぎたら顔に出ている。

ボクの思うシアワセな人は、感謝を忘れず、足るを知り、自らが責任とリスクを負ってチャレンジを続け、(例えば、ムダ遣いをしないとか、親切をするとか、小さなことからでも)世の中の創り手として当事者意識を持って生きることができるポジティブな人だと思う。傍目には苦労でも本人は楽しんでいる。良く笑い、クヨクヨしないのが特徴だ。うちはこういう人たちが支えている。

ボクはキックオフのおしまいに短く話をさせてもらった。

「自分と、仲間と、自分たちの未来を信じよう。

そして世の中で突き抜けるために誰にも負けない努力をしよう。

この会社には、新人からベテランまでオールスターが揃っているんだから。

いっさいの不安も迷いも持つ必要はない。ただ自分たちの未来を信じよう」

不思議なくらい穏やかな気持ちで話すことができた。

目の前のノートブックの中の日本のメンバーと、そのまわりのアメリカのメンバーが温かい拍手をくれた。このメンバーで「とことん真っ向勝負」で「突き抜けたい(Stick out)」と思った。