吉田ソースの吉田会長

NO IMAGE

3月9日月曜日、サンディエゴのホテルから。
今朝はサマータイムになって2日目だけど、目覚まし時計ナシで5時にはすっきり目が覚めた。

メールのチェックをして、味噌汁と卵焼きの朝ご飯を食べて、6時前には出発。
で、7時半過ぎにはサンディエゴ到着して早めのチェックインをさせてもらった。

今日から木曜日までサンディエゴ出張。
今回も相当に気合いが入っている。

金曜日はライトハウスの20周年記念イベントで、吉田グループ(吉田ソースを中心に18社を経営。年商は200億を超える)の総帥、吉田準輝会長の講演会をトーランスのホリディインで実施した。

ボクの知る限り、裸一貫で日本からアメリカに渡って成功を収めた経営者の中で、吉田会長はトップ5に入るアメリカンドリーマーだ。

ボク自身、講演当日のお昼の会食、講演会、講演後の打ち上げ、翌日の見送り、その間に実にたくさんのアドバイスと励ましの言葉をいただき、ただでさえやる気満々のところへ、信念がカチンカチンに固まった。

その中でも感銘を受けたことは2つ。

ひとつは、

「傍が見て、キチガイに見えるくらいの信念とパッションを持って仕事に打ち込みなさい。

松下幸之助さん(パナソニック創業者)、本田宗一郎さん(本田創業者)、ソニーの盛田さん。

“あの人は狂ってる”と言われた人たちが、

その人たちのエネルギーが、

今の日本を創りあげてきたのです。

“あの人は狂ってる”そう言われるくらい頑張らなくては決して大きな仕事はできないのです」

それを聞いて、ボクはまだまだ格好をつけていると思った。甘っちょろいと思った。

そして、京セラの稲盛さんは、経営を「燃える闘魂」であり「格闘」を表現したこと、また本田さんは「戦争」と言い表したのを思い出した。

これからは闘志むき出しでいこうと誓った。

吉田会長はこうとも言った。
夢は「これほしいです」ではなく、「これはワシのモンや」そう思い込むこと。
そう思った時に「すごいエネルギーが渦巻く」のだと。


*吉田会長とイベントボランティアの学生とともに

もうひとつは、学んだというより、確信が持てたこと。
ボクがずっと思ってきたことを、吉田会長はこんな風に表現された。

「人生をバスに例えるなら、まず動かないとダメ。

どっちに行こう、ガソリンは入っているか、途中で止まったらどうしよう、そんなことを考えてばかりいたら前には進まない。

ガソリンが切れて止まったら、バスを降りてひとりで押せばいい。

ひとりで、これでもかこれでもかと押していたら、そこに人が集まって手伝ってくれる。まわりが放っておかないのです」

そう、ガムシャラに頑張る者をまわりが放っておくはずがない。

今、ボクに必要なのは、ライトハウスやLCEが世の中に突き抜けるために必要なのは、この「ガムシャラさ」であり、「キチガイにも見える信念とパッション」だ。


*講演会打上げ会場の「牛角」トーランス店の前で

吉田会長と二人きりの車中で、

「そのままで、そのまま走れば良い。あなたのやろうとしていることは尊いし、必ず成功するから」と言ってもらった。

ボクのキャパシティがちっちゃいから、今は詰め込み過ぎないように言ってくれたのかも知れない。

でも、ボクは自分でも必ず成功してみせる。

このカラダも人物もでっかいオッチャンに負けないくらい成功してみせる、ボクはボクの後に、そこになかった新しい道を切り拓いてみせると誓った。


*今回のイベントの共催「日本食文化振興協会」会長の雲田さんと吉田会長にはさまれて