微笑みの法則

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 お世話になってる人のギフトを買うために近所のPOTTERYBARNに立ち寄った。

「これくださいな」と店員さんに告げると不機嫌そうな顔。

それってどうよと思ったけど、あまり繁盛してる様子でもないし閉店直前。まあ元気も出ないわなあ。(褒められないが)

「贈り物なのでギフトラップしてもらえますか」

10分か、15分かかります」(無表情)

えっ。木材から紙を作るんじゃあるまいし。包装紙、本社から送ってもらうんだろうか。

こんなことで気持ちを曇らせるのももったいない。ちょっと思案した。

そうだ。このオバちゃん、笑顔にしよう。

きっちり15分かけて包装した箱を持ってきた彼女に、時速160キロ級の笑顔で感謝を伝えた。

そして、

「なんてキレイに包んでくれたんだ!最高じゃないか!信じられん!」(実際、ていねいな仕事)

と箱を持ち上げて讃えた。

そしたら来たねえ。

180キロ級の笑顔が!(隠しとったな)

「そうなのよ、私はね、ラッピングが上手なの!良いでしょ!」

オバちゃんのツボ発見。ツボはラッピングだった!

それからバサッと大きな紙袋を広げて、ボクがギフトを袋に入れるのを持っていてくれた。

ただそれだけだけど、なんだか気分良い。これ、微笑みの法則(ちょっと古過ぎ)