41歳の誕生日に

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12月26日。今日は41歳の誕生日。

ロサンゼルスから、車で北に5時間の町マンモスの山小屋で、昨年に続いて、友人の高津ファミリーと過ごしている。マンモスはスキーリゾートとしても知られ、33のバラエティに富むコース(リフト)と、サラサラのパウダースノーが堪能できるスキーのメッカだ。

到着から四日目の今日は、朝からの吹雪でスキーはお休み。子供たちは外で雪合戦。大人は映画を見たり、音楽を聴きながら読書をしたり。

ボクは新会社ライトハウスCE(キャリアエンカレッジ)のミッション、ビジョン、バリューについてじっくり考えを整理したり、ライトハウスがこの1月で19年目に入るのに備え、今一度目指すべき方向性について思いを巡らせている。

50年後、100年後、日本や日本人が世界のリーダーシップを取れる国であり、国民になってほしいと願う。そのために「今」ライトハウスは何ができるか。世界中で、日本人が活躍できる世の中を創ることだ。

小さな会社だけど、出版社として情報を発信することができる。
情報を通して、人々に「夢」や「勇気」を持ってもらえることができると思う。
日本を含めた世界中の日本人の共感を得ることで、「世界中で日本人が活躍できる世の中を創ろう」というベクトルが生まれると信じる。

2007年は、学問や先端技術、ビジネス、芸術の世界で活躍する日本人を、誌面やウェブを通してもっともっと紹介したい。それによって、勇気や元気を届けるだけでなく、後に続く人たちが、その道を志すにあたって、少しでも回り道をしないですむように、「情報」でそのハードルを低くしたい。また世界中で暮らす日本人の様子も届けたい。南カリフォルニアの読者のみなさんに楽しんでいただくのはもちろん、日本で暮らす(思いはあるけど飛び出せない)人たちが、海外に飛び出せるようその背中をグイと押したい。「情報」にはその力がある。

11月1日に設立されたライトハウスCEは、ライトハウスのグループ会社ライトハウスCP(キャリアプラニング)と、日本側のパートナー高畠のキャリアエンカレッジ社の、夢や思いは継承しつつも、まったく新しくスタートを切る新会社だ。
就業規則も企業風土も、ライトハウスやキャリアエンカレッジを下敷きにするのではなく、ゼロから作り上げていく。

目指すところは、どちらも「世界中で日本人が活躍できる世の中を創る」ことだけど、ライトハウスとライトハウスCEという異なる人格とアプローチを持つふたつの会社が、世の中にどんな価値を提供できるかは、ボクの後半生を賭けた勝負だ。助け合い、磨き合いながら100年後も成長を重ねていたい。世に価値を提供し続ける集団でありたい。