ワクワクワクワク

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飲み歩くタイプに見られるが実はかなりの朝方人間だ。

朝起きたら日本からのメールをまずチェック。返信をして、ニュースをチェックして、それからツールドフランス(風)に着替えて自転車に飛び乗る。

パロスバーデスの山頂に近い我家から、重力に任せて麓(ふもと)まで一気に降りる。5分も朝の風に洗われるとすっきり目が覚める。早朝は、野生の孔雀(くじゃく)がよく見られる。一羽のオスに対してメスが多い。朝からモテモテ。オスと目が合うと視線を落としてしまうのは気持ちで負けているのか。散歩をする馴染みの顔はだいだい同じ地点ですれちがう。多くは犬を連れていて、どことなく飼い主と似ているのが面白い。

近頃は毎朝のように霧が深いけど、朝から青空の日は気持ちが良いもので、遠くのチャネルアイランドを見渡しながら風を切って走る。朝のまっさらな空気を吸い込むと細胞のひと粒ひと粒が生まれ変わるみたいだ。

もどりは急な坂道を全身を使ってほとんど立ちこぎで登る。寒い冬だと全身から湯気が立つくらいだ。そんな重いペダルなんだけど、近頃は軽く感じる朝が多い。

それはなんとなんと!

世界の日本語メディアが手をつなぐことで、情報を通して日本人が自分の意志で暮らす国、働く国を選択できる世の中を創ろうというライトハウスの「和僑創生」構想に、各地域のメディアが賛同してくれて、いよいよその会の創立が現実のものになろうとしているからだ。

香港、上海、北京、大連で「コンシェルジェ」を発行する大西社長、サンフランシスコ、ロンドン、バンコクで「ベイスポ」を出している小野里社長、加えて国内外1000社の無料誌と取引をするリンクスタッフの中川社長が参画。みんな個性的豊かで、荒波を越えてきた凄腕社長たちだ。

さらに今朝のメールで、バンクーバ、トロント、シンガポールの方も仲間入りしそうで、ライトハウスのロサンゼルス、サンディエゴを合わせると世界12都市をカバーする。おっしっ!!

例えば、世界のメディアが共有サイトを立ち上げて、そこでは各都市で生活したり、働いたり、学ぶために必要な情報が詳細にカバーしてあったら、将来海外を目指す利用者は、比較できるし、選べるし、人生の回り道をしないですむかも知れない。経営や営業、編集のノウハウを共有したり、切磋琢磨することで品質も向上するだろう。業界全体の志も高くなる。

そんな熱い想いと精度の高い情報を、各地域のメディアが、海外100万人を越える在留邦人と、その数十倍の海外(活躍)予備軍に発信したら、もっともっと海外で活躍する日本人が増えるし、各地域の日系社会は活性化するし、新しい人を食い物にするんじゃなくて、応援する日系社会になっていくだろう。そしてそこに暮らすひとりひとりの日本人が日本代表として、日本や日本人の持つ素晴らしさとか美しさを、誇りを持って、その国の人たちに伝えることができたらどんなに素晴らしいだろう。それが私の目指す「和僑創生」であり、創りたい世の中だ。

大きな夢と小さなことを大切にする心を持って実現したい。

(追加)

今朝の幹部会議で、編集長の西川の発案で月に一回、「未来のライトハウスでこんなことやろう飲み会」を発足することになった。スーパードライを片手に、実現性とかマンパワーとか無視して、世の中に突き抜けること&変えられること&前に進められること、この会社でやってみたいこと、そんな意見を自由に出し合える場作りをしようということになった。

予算1人30ドル。自由参加。服装自由。2時間一本勝負。会の段取りをする幹事はマネージャーの持ち回り。欠席者の代わりにジャンケンをしたら勝ってしまい、不在者(鎌塚)は姿無くして栄えある一回目の幹事に選ばれた。かなり欠席裁判。

つい先日、営業部長の片山が「中堅メンバーや新人に発言や責任が持てる機会をどんどん与えましょう。その中で面白いプランがあったら、思い切ってリーダーとしてチャンスを与えませんか。そういう環境と風土があったら、もっとみんながイキイキ働けます(キッパリ)」と言っていたのを、どんな形で場作りをしようと思っていた矢先だった。

ワクワクワクワク・・・・・(続く)