関西の夜

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午後11時、充実感とほどよい疲れに包まれて大阪のホテルに帰ってきた。

今日は芦屋の近所の立派な料亭で、大学の理事長にたいへんなおもてなしをいただいたのだけど、出張がいよいよ第3コーナをまわったので、ビールちびちび作戦で酒は控えた。

ホテルのチェックインカウンターの直前、高速で追い越す若者に割り込まれる。注意しようかと考える間のなく、並んでいるところを今度は年配のネクタイに割り込まれる。

「おまえ、なに割り込んでる!」

と、喉まできたけど、カウンターのおにいさんが申し訳なさそうにボクを見たので言葉を呑込む。

外国のことをとやかく言うけど、残念ながら日本には不道徳で思いやりのない人も多い。

はてさて。

今朝、京都の事務所で、LCE日米合同キックオフをしたのが数日前みたい。

お昼は木田と、大阪にある大学にめっぽう強い販路を持つ旅行社のオーナーと会食。
どこの会社もマネのできない高品質な教育コンテンツを日本の学校に提供していこうと気持ちを重ねる。

再び京都に戻って、某大学のキャリアセンター長を訪ねる。
こちらはあまり進展ナシ。既存プログラムがあるところに参入するのは難しいがあきらめずに価値を伝え続けようと木田と地下鉄の階段を走る。

その後、兵庫県の某大学の理事長を訪ねる。
この大学は、理事長と木田の関係の強さで今年度からボクたちのプログラムを導入の予定。理事長自らキャンパスを案内しながら、将来の構想や経営方針を説明してくれる。魅力的な経営者の方と真剣勝負で未来を語り、またそこにボクたちがどんな風にかかわり、貢献できるか考えるのは心底楽しい。思い切り企業秘密なのでここでは書けないけど、同校は日本でもかなり革新的な仕組みづくりに挑戦しようとしていて、その夢の実現にボクたちも少なからず関わることになるだろう。
こういう学校に伴走して、難易度の高い要求に対応していくことで、さらにさらにボクたちのサービス力に磨きをかけたい。

時計が12時を回ったけど、まださっきまでの熱い余韻が残って眠たくならない。
日米のメンバーが想いとチカラを重ねたら何だってできそうな気がする。事業を通して世の中を前に進められると確信している。

明日は5時に起きて東京に移動。
金曜日の帰国直前まで歯応えのある楽しみなアポイントが続く。