食楽宴(うちの秋の増刊号のタイトルです)

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週末は同じゴルフクラブのメンバー、ケイハンが、この時期はフランスの大茸“Chantrrells”とイタリアの黄色い茸“Porciine”が美味いというので、さっそく彼が経営するドイツ料理の店「Café Cego’s」にカミサンと娘を連れて行った。

なるほど力説するだけあって、両キノコを投入したリゾットは病みつきになりそうな味と歯応えで、すぐに親しい仲間の顔が浮かんだ。これはそっと広めねば。

 

サウスベイで“そっと広めたい”黄金コースはまだまだある。

仕事を早く切り上げた日は、「牛角」トーランス店で99セント(アーリーバード)の生ビールを傾けつつ、“柚子チキン”と“ホルモン”をゆっくりじっくりつつきたい。仕上げのゴマ葱のラーメンはそれだけを食べに車を走らせたい味。

「たまえん」なら“レバ刺し”と“てっちゃん”ということになるだろう。
仕上げはユッケジャン・クッパと冷麺に意見が分かれる。

焼鳥居酒屋「しん」の“葱ミノ”はつい2回オーダーしてしまう。

焼鳥と言えば、次号のライトハウスの「焼鳥特集」に詳しいが、個人的には、老舗の「鳥松」と「新撰組」、再オープンした「Hasu Kichen(ハスキッチン)」のファン。好みは分かれるかもしれないけどどの店も味わい豊か。
これは次号のライトハウスを乞うご期待。

洋食系のツマミの充実度では「ボーズ(Beaux)」に軍配があがるだろう。
こちらも7時までのハッピーアワーのビール1ドルの援護射撃が心強い。
ボーズがパロスバーデスにあったら週に一回は通うだろう。

独断と偏見のうまいもの話はここまで。
他にも推薦したい店はまだまだあるけど、それはまた機を見てとしよう。

それにしても、これから一番ホットなサンディエゴ、魅惑のウエストLA、多国籍軍イーストLA、躍進著しいオレンジなど、南カリフォルニアの食文化の充実度は世界にもそう例を見ないだろう。ネタが尽きない。世界中から移民が集まって、移民が移民のために本場の味を供するオールスター地域なのですね。

それだけ、海外から移り住む我々には住みやすい街なのだ。

いつか、パスタ、うどん、ラーメン、蕎麦、米粉など、サウスベイ麺類異種格闘技も実現したい。


  *化学(調味料)のチカラと米粉の融合がクセに。ベトナムのラーメン