断捨離って

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ちょっと前に、資料用に買っておいた死に備える本をふとめくってみた。
本に引っ張られたみたいに。

ちょうど同じタイミングで、ライトハウスで主催したやましたひでこさんの断捨離の講演会を聴く機会に恵まれた(社員向けにも特別講演をしていただいた)。

この2つが、同じタイミングで人生に訪れて考えた。

それ以来、スイッチが入ったみたい。

もともと無意識のうちに断捨離人生を送っていたけど、倍速で身の回りのモノ・仕事・人間関係の断捨離が始まった。

「使えるか使えないか」の基準でなく、明日までかもしれない「有限の残り時間」の中で、
「好きか嫌いか」「ワクワクするか」「フィットするか(しっくりくるか)」、人間関係であれば、「(相手に)自分が活かせるか」「この人の喜ぶ顔を見てみたいか」で万事取捨選択していこうとキッパリ決めたら楽なこと清々しいこと。

「たぶん、あった方がいいもの」「使うかもしれないけど、2、3年使ってないもの」「顔が5秒以内に思い出せない名刺(人間関係)」は全部断捨離。

学生時代にもらった陸上のメダルとか、同級生と涙で交換したユニフォーム、ご縁の方からの手紙やカードも全部処分した。物理的に保存しなくても、心に大切にしまっておけば良いのだ。と、気づいた。

全方位断捨離を実行して気づいたのは、断捨離とは、必要最小限、目の前を曇らせる要素を一切排除して、本当に大切なモノや人間関係、使命(仕事)をもっともっと大切にすることなのですね。言い換えると、人生をていねいに生きるということなんだなあ。

今気づけて良かった。